宮田はな失踪の経緯
午後二時五十分頃に小学校から帰宅する。
午後三時二十分に友達と遊びに行ってくると母親に告げ外出。
午後四時半頃から昨日に続き再び雨が降り始めた。母親は傘を持っていないであろう宮田はなを心配するも買い物のため外出する。
母親が買い物から帰ってきたのは午後五時二十分だった。
小降りとはいえ雨も降っているし宮田はなは帰って来ているであろうと思っていたが帰っていなかった。
夕方六時になっても帰ってこず心配になった母親は宮田はなの傘を持って近所を探し回るも見つけることはできなかった。
帰宅後、友達の家に電話をするも今日は来ていないという返事しか返ってこない。
午後八時、遂に警察に届け出ることになる。
この事件はテレビ、新聞でも大きく取り上げられた。
その報道を見たある人物から新しい情報が入る。
宮田はなは失踪当日、隣町にある小学校に通う同い年の女の子と遊んでいた事が判明した。
通報したのはその母親である。最後に宮田はなとその女の子が別れた場所は、宮田はなの自宅から約一・五キロほど離れた場所でありその周辺を捜索するも発見に至ることはなかった。
最後の姿をみた女の子は夕方四時半頃に雨が降ってきたので急いで帰ろうとなって走って別れた。
しかしその女の子の証言が正しければ宮田はなは自宅とは逆方向へ走って行ったという不可解な行動をとっている。
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