この作家先生らしい、起こった事実だけを淡々と綴るスタイルですがそこには、言葉の温かみといったものや、人生の味わい深さみたいなものが雑味なく受け取れます。お、こういった物語の楽しみ方があるのか。と勉強になりました。おそらく受け取るものは受け手次第なのですが、6千字以上の壮大なものを私は感じました。ご一読を。