第2話 本当の記憶

それは亡くなった、祖父の通夜での出来事である。


姉に昨日の礼を言うと全く知らないと言われた。信じられない僕は1から説明したが、「それこそ夢じゃないのと笑われた」


何かがおかしい。そう感じた僕は、叔父さんに池に落ちた僕を助けてくれたことを覚えているか訊ねた。

やはり、叔父さんも全く知らないと言った。


何かがおかしい。そう感じた。僕は漠然とした恐怖を感じた。


父は僕の前に立つと、「通夜の席で止めないか」

そう言うと、みんな僕から距離を取った。

訳が分からなくなった僕は部屋に戻り、ベットに寝転んだ。

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