シスターの裏の顔は

※読み合い企画からのレビューです

警察部隊の金髪と黒髪は、とある殺人事件からシスターが怪しいと睨み、彼女を追っていく──というあらすじの本作品は、善と悪について考えさせられる良作だ
この物語にあるのは善悪ではなく、ただ、人の都合
都合によって殺し、都合によって殺され、後には何も残らない
短編で終わっているのも、その無常感に拍車をかける
そういった作品が好きな方は、一読する価値があるだろう