第31遷都中天皇

 滝雄達が叡を退治していた時


「天皇見て下され、天皇の遷都に合わせて数多の雀が新たな都の方角へ飛んで行きましたぞ、これは良い事が起きる前触れやもしれませぬぞ、今回の遷都成功間違い無しでしょう」


「そうか、新たな都は怨念に恐れることの無い平安な都になれば良いのう」


「それでしたら、都の名前をその想いを込めて付けてみてはいかがでしょう」


「それはよいな、では平安京と名付けよう」


「はっ承知いたしました」


 朱雀が使役した雀達は吉報扱いにされたとさ(雀は子孫繁栄、家内安全の縁起物とされています)

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