お星さまのかけら
「
アストレアというのは
精霊は
「アストレアに精霊がいたって、どうにかできるわけないだろ」
「
「そんなの
「そうかなあ」
のんきなことを言い出す幼なじみに、赤毛の少年はため
レオナは
少年たちは王国に
いつも
「うん。じゃあ、やっぱり
ずいぶんかんたんに
そもそも精霊に会いたいでなくて、捕まえるという
「まずはお星さまのかけら、だね。きょうはいいお
そう言って、
†
赤毛の少年がベッドにもぐり
だいたいこうなるだろうと思っていたので
「ディアスだって、レオナが泣くのはいやだろ?」
泣かれるのが嫌というよりも、泣かれると
それに面倒なのはひとりだけじゃない。この青髪の少年はけっこう
少年たちふたりはベッドを
「
「このばかっ! また
「だいじょうぶだよ。きょうは
そういう
彼の
でも、つぎの日に彼は
「ほら、ディアスもちゃんとお星さまを見て。星が落ちてくるところ、見のがしちゃうだろ」
どうして幼なじみはレオナのことになると、これほど頭が
赤毛の少年――ディアスは頭を
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