第6話
おいおいおい、良いのかよ?
こいつら秘蹟協会、とかいうネーチャンのお仲間なんじゃねーの?
そりゃこっちとしちゃあありがたいけどよ。
は?
いやすまん。
全部聞き取れたのに、全然わからんかったわ。
…………
じゃあ俺が永遠に成長する器物であり、その『天上に至り得るもの』でもあるわけだ。
要は俺を最高の剣にしてくれるっつーことね?
ならなんで前の持ち主のこと襲ったわけ?
あん時は封印執行官だっけ、とかなんとか言ってだろ?
あーはいはい。
なるほどね。
確かにそうだわな。
でもこいつらは死にたくなさそうだったぞ?
ふーん。
まあ確かに理屈としてはそうなるわな。
でも仮に俺が『天上に至った』として、ネーチャンたちになんの得があるわけ?
なるほど、わからん。
まあいっか。
俺のせいでイカれたんか、元々イカれてたんかわかんねーけど、俺からしたら別にどうでもいいことだわな。
俺は最高の剣を目指せばいいだけだし。
ま、ボチボチやろうぜ。
この秘蹟協会の支部、と戦場を巡れば近道になるんじゃねーの?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます