第4話

廃屋を出てから近くにある公園で時間をつぶしているとまた雨が降ってきた。



もう帰ろうと思い施設にもどったという。




「柏木さんも同じ地元だったから覚えてるかな?川があったじゃない」



そう聞かれても私はあの辺りに遊びにいったことはないので頭に浮かばない。



私が首をふると伊勢谷さんは説明してくれた。



「川っていっても川原とかがあるのじゃなくてさ、川沿いに道があるんだ。

公園はすぐ横にあって、その廃屋っていうのが川沿いの道から一本裏の道にある神社のさらに裏にあるんだよ」




図に描いてみると川があってそれに沿ってある道沿いに公園がある。



公園の向こうに伊勢谷さんがいる施設。



公園の手前にある横に入る道の奥に神社があって廃屋はそこの裏。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る