第11話 決意、新たに
マイラの街 早朝……
冷たい雨が降りしきる中、裕真は血相を変えて走っていた。
宿でイリスから聞かされた話が嘘であってくれと願いながら……。
だがそんな願いも虚しく、悲しい現実を突き付けられる。
たどり着いたのは繁華街の路地裏、『おおとり亭』からそう離れてない場所。
そこには麻布を被せられたマークの遺体が横たわっていた……
周囲には現場検証中の衛兵隊と、デュベルさんがいた。
「ユーマくん……君も来たのか。まさかこんな事になるなんて……」
「デュベルさん!! なんで……なんでマークさんが!?」
衛兵が裕真を退去させようとするのをデュベルは手で制した。
彼は衛兵隊とは無関係で 命令する権限など無いのだが、衛兵は素直に引き下がる。それだけ『Aランクハンター』は敬意を払われている……あるいは畏れられているのだ。
「彼は心臓を刳り貫かれて死んだ……おそらく、『邪神ゾド』を崇める邪教徒の仕業だろう」
「じゃ……邪教徒の! ?」
「ボクは同じ殺され方をした人を何度か見ている……『ミッドランド』ではゾドを崇める邪教が暗躍していて、夜な夜な誰かの心臓を奪っているんだ」
そんな恐ろしいことが行われていたなんて……。
冥王様は邪教徒に気をつけろと言っていたが、正直ピンときてなかった。
邪教徒なんていっても所詮人間、体長8mの怪物(ヒル・トロール)より恐ろしいのかよ、と。
だがそれは恐怖の方向性が違うだけなのに気付いた。
すぐそばにいる隣人が、実は自分の心臓を狙っているかもしれない……
そう考えると全身が粟立ち、冷たい汗が噴き出る。
「心臓は魂の宿る台座だと言われている……特に邪神は強い人間の魂を好むらしい。ハンターなんて格好の獲物というわけだ」
「格好の……獲物」
昨夜の自分の発言が脳裏によぎった。
マークさん、飲みましょう! 今夜はおごりますよ!!
酒宴が終わったのはどっぷり夜が更けてからだった。暗がりの中、千鳥足で帰路につくマークは、さぞ狙いやすかっただろう……
「お……俺が誘わなければ……邪教徒に遭遇せず、無事に帰れたのに……」
湧き上がる後悔。そして膝を折り、泣き崩れた。自分がいらぬ気を回したばかりに……。
「それは違うぞ、ユーマくん! 悪いのはあくまで邪教徒だ!! 仮に飲みに誘ったのがボクだったら、お前のせいで死んだと責めるつもりだったのかい!?」
デュベルの叱責にハッと我に返った。
「そ……そんなつもりじゃ……。そうですよね、悪いのは邪教徒ですよね」
そう、今は自分を責めている場合じゃない。
裕真は涙を拭い、悲しみを振り払うように怒りを滾らせる。
「......畜生! 犯人の奴、見つけ出してぶっ殺してやる!!」
「ユーマ……気持ちは分かるけど、犯人捜しは警備隊に任せましょう」
遅れて駆け付けたイリス、憤る少年を嗜める。
「そうだね、素人が口を挟んでもロクな事にならない。野山で魔物を探すのとは訳が違うのだし」
「う……」
デュベルもイリスの意見に賛成し、裕真は言葉に詰まった。
考えてみれば、自分には犯人捜しをするようなスキルは無い。
自分に出来ることはチート魔力で魔道具を使うことだけ。犯人を探す魔道具でもあれは話は別だが、そんな都合が良いもの――
いや、自分にはもう一つ出来ることがあった!
裕真はイリスを誘い、事件現場から少し離れた。そして第三者に聞かれないよう静かに耳打ちする。
(イリス! 犯人を見つけられるかもしれない!)
(え? ほんと?)
(今日、ちょうど冥王様が通信してくる日だ!!)
(……あ~ あったわね、そんな話)
裕真がこの世界に召喚されて一週間。
そろそろ冥王が再び通信してくる時期だ。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
【 おおとり亭 裕真が借りてる部屋 】
部屋に戻った裕真はテーブルにスマホを置き、冥王からの連絡が入るのをひたすら待ち続けた。
今日だとは言っていたが、何時何分とは言われておらず、最悪今日中には掛けてこないかもしれない。
それでもスマホを凝視し待ち続ける。
イリスとアニーもそれに付き合ってくれた。といっても、お茶を飲んだりベッドに寝そべって本を読んだりと無理のない楽な姿勢でだが。
裕真が借りた部屋はお1人様用の個室。シングルベッドとテーブルの他、クローゼットや鏡台など一通りの家具が揃ったランクの高い部屋だが、あくまで1人用、3人集まると若干狭い。
狭い部屋で女子ふたりと一緒。平常時ならドキドキするところだが、あいにく今の裕真には盛っている余裕など無かった。
そうして2、3時間ほど経過した後、スマホの画面に青白い禿頭の怪人が映し出される。ようやく冥王からの通信が入ったのだ。
「一週間ぶりだな、そちらでの生活は慣れたか? では早速だが、邪神討伐に向けての計画を――」
「ちょっと待って下さい!! その前に聞きたい事があるんです! 実は――」
かくかくしかじかと今までの経緯を説明した。
「……なるほど」
「ええ! 出来ればマークさん本人と話をしたいんです! 犯人の顔を見てるかも!!」
「ふむ……無駄だと思うが、一応確認しよう。しばし待て」
……無駄?
気になる一言を残して一旦通話が切られた。
無駄ってどういう意味?
それからまた30分後、再び通信が入る。
「確認した。官吏達を総動員して調べたが、マークという者の魂は来ていない」
一瞬、耳を疑った。スマホを持つ手が強張る。
「そんな! この世界の死者は冥界に行くんじゃないんですか?」
「おそらく、その青年の魂は邪神に喰われたのだろう。邪神に捧げられた者は、邪神の腹の中で永遠の苦しみを味わう。その苦しみが奴の力となっているのだ」
裕真の顔から血の気が引き、みるみる青ざめていった。
マークとの面談を希望したのは犯人を探す以外にも、せめて冥界で元気にやっている姿を見たい……という期待も込めてのものだった。
だがそれは最悪な形で裏切られてしまった。
「死後の安息さえ許されないなんて……!」
「邪悪すぎる……っ!!」
イリスとアニーも同様に青ざめた。
いや、死が身近なハンター稼業をしている分、恐怖と嫌悪の度合いは裕真より大きいと言える。
「なぜ邪神を倒さなきゃいけないのか、ようやく分かりました……。そんな邪悪な奴、生かしておけない!」
肩を震わせ声を上げた。色あせていた顔に血の気が差し、みるみる紅潮する。 ショックから立ち直り、再び怒りが込み上げたのだ。
「邪神を倒せばマークさんの……喰われた人達の魂は救われるんですよね!!」
「うむ、責任をもって救済しよう」
冥王の力強い返答に、裕真の瞳が輝く。それは決意の光だった。
「正直、邪神討伐なんて他人事みたいに思っていたけど、そうじゃなかった! 邪神がいるかぎり苦しむ人が増える! そしてそれは俺の身近な人かもしれなかったんだ……。邪神もその信者も絶対に許さない!!」
今、この瞬間、裕真に明確な目標が生まれた。
邪神ゾドを倒し、囚われた魂を解放する。
たとえ報酬100億円が貰えなくても、この世界の人達の為に最後までやり遂げる。
そう心に誓うのであった。
「おお! その意気だ!! ではさっそく邪神討伐の話に移ろう! まず、邪神を倒すのに絶対に必要なのが攻撃系の『神器』だ。『神器』でなければ100万MP全て使った全力攻撃が出来ぬ」
『神器』、それは神々の手で創られた魔道具。
通常の、人間の手で作られた魔道具には耐久力に限界があり、上質のものでも数千MP程度の出力で壊れてしまう。
だが『神器』は基本的に“壊れない”、耐久力の限界が無いので、100万MPの出力に耐えられるのだ。
「……全力じゃなきゃ倒せませんか?」
「邪神を舐めたらアカン。ではさっそく『神器』の所在を教えよう。それは今、貴様達がいる『マイラの街』にある」
「……え!? こんな近くに!?」
「だからそこをスタート地点に選んだのだ」
裕真は「へえ……」と感心した。
なるほど、初対面の時に「万事我の言う通りにすれば問題ない」などと言っていたが、アレは見栄やハッタリでなく綿密な計画に裏打ちされてのものか……。
それにしても街の中に『神器』があるなんて。てっきり秘境のダンジョンとかに隠されているのかと。
「その名は『聖剣ブリュンヒルデ』。聖なる光で邪悪を滅し、自身を癒すという攻防一体の剣だ。その剣を貴様の魔力で振るえば、地上において敵無しだろう」
「……聖属性の光を放つ武器で、その光は回復効果もあると?」
「そんなところだ」
自分が理解しやすいようゲーム的に解釈する裕真だったが、即座に同意されて少し驚いた。そういえば冥王は地球のゲームについても詳しかった。
「……え? ブリュンヒルデ?」
「それってどこかで聞いたような……」
一方、イリスとアニーは神器の名称に聞き覚えがあった。
こめかみに指をあて、記憶を探る。
「さて、それを入手する方法だが……その聖剣は現在、街を治める国主の城にて
厳重に保管されている」
「……国主の……城?」
「……あっ! その『ブリュンヒルデ』って我が国の国宝では……!?」
現地人2名、国主の城と聞いてようやく記憶が繋がった。
『聖剣ブリュンヒルデ』、この国を治めるプロキオン公爵家に代々受け継がれている秘宝!
つまり、その神器には立派な持ち主がいるということで、それをどうやって入手しろと言うのだろう?
……嫌な予感がした。まさか盗めと?
「ゆえに城を落とす
「……え? 落とす? 猛毒? ちょ……ちょっと待って――」
「それを使い、城内の人間を皆殺しにせよ。神器と、ついでに金目の物も奪って、今後の活動資金にすると良い」
「「「ちょっと待てぇぇぇっ!!!」」」
予想の斜め上を行く酷さに、三人はたまらず絶叫した。
「以前、人命に配慮するって言いましたよね!? その話はドコに行ったんですか!!」
「もちろん死者の魂は天国に送るぞ?」
「そういう問題じゃない!!!」
冥王とは以前、非人道的な計画は立てないと約束したはずである。
神たる者がこうも堂々と約束をやぶるのか? などと憤慨するも、同時期に起きたもう一つの出来事を思い出した。
「……あ、もしかしてコレも試練ってやつですか? も~やだな〜、そんなの一度ネタバレしたら無意味じゃないですか~」
「試練じゃないぞ。100%本気だ」
「なお悪いわ!!」!
もう相手が神であることも忘れ、タメ口でツッコむ。
なんというか、神も邪神も本質は同じじゃなかろうか? 自分は邪悪な者同士の勢力争いに巻き込まれているだけじゃなかろうか?
先程までの覚悟や決意がシュシュシュと萎えていくのを感じた。
「まあ落ち着け。我は何も罪の無い者を虐殺せよと言ってるわけではない。奴らには裁きを与えるに足る十分な理由があるのだ」
「……え? 城の人達がどんな悪さを?」
どんな悪さをしていようと、毒ガスで皆殺しはやりすぎだと思うが、一応聞いてみた。
「うむ、それはな……人間の分際で『神器』の所有権を主張し、手垢を付けて汚した罪だ! 本来、神器の所有権は我ら『神』にある! 国ごと滅ぼされても文句を言えない大罪である!」
裕真は頭を抱えた。
価値観とか良識とかが人類と根本的に違う。
まず人命を大切なものだと思っておらず、殺しても天国に送れば良いぐらいの認識しかない。
そして人間を対等な存在だと思ってないので、些細なことで極刑に処そうとする。
人の心が分からない文字通りの“人でなし”になんと言えば良いのやら……。
「あの~、冥王様。横から失礼しますが、人道的な面を抜きにしても、それは悪手だと思います」
「なにっ!?」
懊悩する裕真に代わり、イリスが答えた。
「邪神と戦うにはユーマだけでは無理です。いくらチート魔力を持っていても1人の人間が出来る事には限りがあります。大勢の人の……理想を言えば世界中全ての人の協力が欲しいですね。なのに虐殺なんかして悪名を広めては、人々の協力を得られなくなります」
「ぬぬ……」
唸る冥王。そうきたかと舌を巻く裕真。
人の心が分からない冥王も、人を殺せば恨みを買うぐらいは知っている。
そして恨みを買うことが邪神討伐の妨げになるというなら、計画を見直す必要がでるはずだ。
「この冥王の助力では足りぬと申すか」
「だってお仕事がお忙しいのでしょう? せっかく召喚したユーマを一週間も放置するぐらいに」
「ぬぬぬ……」
またしても唸る冥王。痛いところを突かれたらしい。
「……分かった、他の手段を検討しよう。ただし、ひとつ言っておく。これが最も簡単に『神器』を入手出来る方法なのだ。 他の手段では死ぬほど苦労するから覚悟しておけ」
どうやら大量虐殺をせずに済んだようだ。
一安心だが、「死ぬほど苦労する他の手段」とやらが気になる……。
「それと貴様のスマホに新機能を追加した。そちらから我に通信することができるアプリ、題して『冥王コール』だ」
「えぇ……いつの間に……」
スマホのホーム画面を確認すると、ドクロマークのアイコンが追加されていた。
どうやらこれが『冥王コール』らしい。
こちらから通信できるのはありがたいが、スマホを勝手にいじられるのは正直不快だ。
「10万MPで1分間、我とお話しできるぞ」
「たっか! なんです? その出鱈目な消費は!」
「前にも言ったが我は滅茶苦茶忙しいのだ。故にその10万MPで“時間を作る”。時の流れを遅延し、貴様と話す余裕を生み出すのだ」
時間を遅延……某有名漫画の「精神と時の部屋」みたいなものだろうか?
「どうせ現状ではMPを余らせてるのだろ? 何でも相談に乗るから、寝る前にでも掛けてくるが良い」
確かに今はほとんど使い切れていない。先日の戦いでも1万MPに満たない消費量だった。
それは見方を変えれば、その日使わなかった99万以上のMPを無駄にしたとも言える。
それが『冥王コール』のおかげで有効活用できるようになるわけだが……
(寝る前にあんたの声とか聞きたくないです……)
正直、冥王は会話して楽しい相手ではない。使用するのは必要最低限にしようと思った。
―― 通信 終わり ――
「あれが冥王ですか……。神話の通り、ろくでもない神ですねぇ……」
盗人を容赦なくキノコまみれにするアニーも、冥王の非道……というか人外の精神性にドン引きした。
「あのおっさん、神話でも悪名轟かせてるのか……まあいいや、今は次にやる事を決めないと」
殺人事件の捜査は警備隊に任せるとして、自分達も今出来ることをやっていかなければ。
マークさんの魂を救うため邪神討伐を。そしてそのために自分達の戦力強化をしていくのだ。
「ナッツイーターの賞金と素材で合計39万マナ(3,900万円)の稼ぎになった。これだけあれば当初の予定通り、強敵用の耐性装備を買えるんじゃないか?」
「それを使って他の賞金首を狩って、更に稼ぐんでしたよね?」
2人はイリスの方に顔を向けて確認を取る。イリスはこくりと頷いた。
「そうね……あ、その前に『全快ポーション』を調達しないと!」
彼女はもちろんナッツイーター戦の教訓を忘れていなかった。耐性防具も重要だが、まず命綱の確保だ。
「それはまだ品切れしてるみたいですよ? ギルドで聞きました」
「そう……お店で買えないなら、持っている人から売って貰いましょう。一個 1万…… いや5千マナぐらい出せば――」
その時、裕真の脳裏に一つの疑問が浮かんだ。
「ちょっと聞きたいんだけど、この世界に『回復魔法』はないの? 傷や病気を癒したりするやつ」
そう、この世界には戦闘用や生活用など様々な魔道具があるのに、回復魔法の魔道具はまだ見かけていない。
というか冥王が用意した初期装備にも無かったし、やはり無いのだろうか?
「え? もちろんあるけど……あ、もしかしてそれが欲しいの? それは無理、買えないわ」
「あるのに買えない? なんで?」
「買うには資格がいるのです。神に認められた『神官』の資格が」
「神官の……資格?」
「『神官』ってのは『
「確かにそんな時間は……でもなんで聖職者限定なのさ?」
「神様がそう決めたからですよ。回復魔法を使いたいなら我らの許可を取れって」
「なんだそれ! 便利な魔法を独占してるのかよ!?」
裕真は眉を逆立て憤慨した。
しかし女子2人はそんな反応を予測していたのか平静に説明を続ける。
「まぁ、ある意味仕方ないのよ。回復魔法は言い換えれば“生命を操る魔法”だから、悪用されると恐ろしいことが起きる……というか起こったの」
「誰かが病原菌を作る魔法を開発しましてね……治療方法の無い凶悪な疫病が作られ、感染がどんどん広がって世界が滅びかけた……という事件がありまして」
「うわぁ……パンデミックって、こっちの世界でもあるのか……」
「それで怒った神様が人類から回復魔法を取り上げた、という経緯があったの。その後、人類側が必死に謝罪した結果、“心の清い聖職者のみ使用を許可する”という条件で許されたのよ」
「は~、それでか……でも聖職者だからといって心が……あ、いや、なんでもない」
宗教に関する事は迂闊に触れない方が良いと考え、言葉を飲み込む。
「あなたが言いたい事は分かるわ。こっそり贅沢してる生臭神官もいるしね。でもまぁやりすぎれば神様に叱られるし、一般人よりは安心ってわけ」
「……なるほど、神様が実在する世界じゃ神官は悪さ出来ないな」
その点に関しては、こちらの世界が羨ましいと感じた。
地球では宗教を利用して悪事を働く輩が山ほどいる。
迫害、弾圧、詐欺、性的暴行、テロ、侵略戦争……
そういう連中に天罰を与える存在がいれば良いのに、などといつも思う。
「ま~、問題なのは神様自身がそんなに清くないってことですね」
しれっと恐ろしいことを言うアニー。あははと朗らかに笑うイリス。
彼女らは軽いジョークのつもりなのだろうが、裕真は「そこ笑うとこ!?」とドン引きした。
神自身が悪事を働くなら、それはもう誰にも止められない、やりたい放題じゃないか。恐ろしいことである。
最初は羨ましいと思ったが、神が実在するというのも良し悪し……
……神! そうだ、その手があった!
「そう、それだ! 修行せず神官になれるかも知れないぞ!!」
「……は?」
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