2025年、旅日記

成瀬昭彦

1月1日、浅草へ初詣。

元日、朝6:00、のぞみ200号は、まだ初日の出前で暗いうちに、新大阪駅を出発した。



やはり、元日と言うこともあり、混雑はなかったのだが・・・。



京都駅を出たぐらいから、ややうっすらと空が明るくなってきたようだ。しかし、まだまだどす黒い藍色の様な空で、米原を通過した後、伊吹山が何となく分かったような感じだった。




名古屋を出て、浜名湖辺りに差し掛かると、初日の出が観れるように。



ようやく、明るくなり、なんとか初日の出を観ることも出来た。




その後、静岡駅を通過後しばらくして、富士山が・・・



いつもは雲に隠れてあまり観れなかったのだが、この日はよく晴れてくっきりと観ることが出来た。



そうしている内に、のぞみ200号は、8:23に東京駅に到着。



すぐに、山手線に乗り換え、上野駅に向かい、そこから、地下鉄銀座線で浅草に向かった。




浅草寺に着くと、やはり元旦、初詣客でごった返していた。



その中をぬうように本堂へ向かい、参拝した。




・・・・



その後、今度は、葛飾区の亀有に向かい、亀有公園へ。



ここは、秋本治の「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の舞台で、亀有駅前と亀有公園の中に、主人公の両津勘吉の銅像が。



他には、中川圭一、秋本麗子、大原部長の銅像もあるのだが。



因みに、主人公の両津と言う名前は、新潟県の佐渡島に、両津と言われる場所があったので、そこから名前を採ったと言う、今は佐渡市となっているのだが、昔は両津市があったようだ。




亀有を後にして、今度は、新橋へ、日本テレビ放送センターへ向かった。



日テレ屋と言う店で、カレンダーを買おうと思ったのだが、元日は休みだった。



仕方がなく、日本テレビを後にしようとしたのだが、日本テレビのビルに、宮崎駿デザインの日テレ時計と言う、からくり時計が・・・ハウルの動く城のように見えたのだが・・・毎時00分に、からくり時計の演舞があるようだ。




約3分前から演舞が始まり、楽しませてもらうようだ。



その後、東京駅に向かい、真新しくなった赤レンガのレトロな駅舎を観覧。



歴史を感じさせる駅舎で、やはり観光客が多かった。




駅舎の中には、歴史的な出来事もあったようだ。



大正10年11月4日、午後7:20、内閣総理大臣、原敬が、青年に刃渡り5寸の短刀で、右胸を刺され、絶命したと言う、その場所には、床に、小さな丸印があるのだが、あまり目立たなかった。



あろうことか、その上に、ポールが立てられていた。




そうこうしている内に、いよいよ帰路に着く時間が迫ってきた。



汐留の日テレ屋は、休みだったが、東京駅の日テレ屋は営業していたので、ここで、カレンダーを購入。



東京駅で、仙台牛の牛タンの駅弁を購入。



帰宅すれば、おせちがあるのだが、軽く食べておこうと思い・・・




東京駅14:18発の、のぞみ391号で、新大阪へ。




その車中で、購入した牛タンの駅弁を軽く食して、16:45に新大阪に戻った。



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