面白かった本の話
今年は「本をたくさん読もう!」と気を吐いて過ごしてました。そのせいで浮上が減ったんですけど、おかげで39冊読めました。サンキュー!(客席から投げられるトマト、腐った牛乳、塩、アボカド、オリーブオイル。カプレーゼが完成、とてもおいしい)
今回はそんな中でも一番面白かった本を紹介します。
野﨑まど/2 新装版
メディアワークス文庫から出ている同作者のシリーズ6作目。それぞれ関わりのなかった1〜5作目の登場人物がスターシステムのように集合して1本の映画を作るアベンジャーズ的作品。野﨑まど式エンタメ文学6連装リボルバー最後の弾丸。無事、脳天直撃と相成りました。
ラスト150ページは怒涛の展開に次ぐ展開に次ぐ展開で全く先を読ませず、それでいて予想を超えて来る面白さ。人生で一番面白い小説を訊かれたら、真っ先にこの作品の名を挙げるでしょう(秋錆にそんなことを訊いてくれる友人が居るかどうかは考慮しないものとする)。
6作品を順に挙げると
[映]アムリタ
舞面真面とお面の女
死なない生徒殺人事件〜識別組子とさまよえる不死〜
小説家の作り方
パーフェクトフレンド
2
また、それぞれに新装版が出ているので、そちらで揃えてみても良いかと。2だけでも十分楽しめますが、全部読んだ方が楽しめます。それぞれ単体としての完成度も高く面白いので、オススメです。
ちなみに今年はこの6作の他、Hello Worldとknowも読みました。野﨑まど氏に心酔の1年ですね。家にまだ2冊あるので、それもいずれ。
今年も素敵な本に出会えますように!
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