第10話
そこから数年後「龍真社長〜仕事終わんないよぉ」
俺の隣には秘書として恋人として隣に笑舞がいた。
「いや、俺の半分以下の仕事なんだから頑張って。終わったら手伝うから」俺はと言うと相変わらず
ついつい笑舞を甘やかしてしまっている。「無理、しんどい……アイス食べたい。」流石に昔みたいにめんどくさいからやらないということはしなくなったけど5分おきに疲れたと言うようになった。「終わったらアイス買ってあげるから」一緒に仕事を終え
ようやく家に帰ると俺はご飯を作り始め笑舞はテレビを観る。この日常も案外悪くないし、たまに笑舞がキッチンに来て手伝いという名の味見をしに来たりすることもある 料理スキルは年々上がっており
今じゃお菓子作りも難しいものを作れるようになった。両親は未だに家事をしているのは笑舞だと思っている だが逆にそれが2人っきりの秘密な気がして
不思議な特別感ある。夜ご飯ができると一緒に食べる 美味しそうに食べる笑舞を見ていると自然と幸せな気持ちになれたポケットに入っている小さな箱を取り出した 中身を見て笑舞は初めて泣きそして嬉しそうに笑ったその顔を俺は多分生涯絶対に忘れることはないだろうなと思う。
ぽんこつメイドの日常 冬彩 桜月 @touasatuki0820
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