第2話
「……学校だrrrrrrrrrrrrる」朝 俺が笑舞を起こしに行くといつも通り笑舞は布団に包まりながら行きたくないと駄々をこねていた。「いや、もう朝ごはんできてるし。ズル休みするな」俺が足を引っ張るとズルズルと布団から滑り落ちてくる「龍真が代わりに行ってきて?私二度寝するから」と言い始めた笑舞に「今日の夜ご飯言う事聞かないならピーマンの炒め物にしようか?」と言うと「やだ」と言ってようやく動き出す
毎朝これをやっているが本当に疲れる。笑舞に無理やり朝ごはんを食べさせる「ついでに着替えさせて」「じゃあ、給料1部よこせよ?」いつも笑舞といると
コントみたくなる。チッと言いながら笑舞は着替え
ようやく学校に登校できる。学校に行ってしまえば帰りたいとか駄々をこねないのでこっちのものだ「あぁ、疲れた」俺が机に顔を伏せながら言うと友達である
思って」聖來も俺と同じく御曹司という立場だ。聖來には執事がいるがその執事が可愛いといつも自慢される。聖來の執事は家事が全くできないがやる気だけはあるためいつも聖來が教えているらしい「聖來もお母さんじゃん。なんだよ、俺ばっかり」聖來は全然違うだろと笑って「俺は悠真に教えてるからどちらかというとママって感じだけど、龍真は反抗期の娘を相手にしてるような感じだからお母さんじゃね?」俺と聖來が言い争っていると笑舞がこっちに来た「龍真さん
どうかしました?」笑顔で尋ねられ俺は黙る。笑舞が
俺のメイドだということは聖來と聖來の執事である悠真しか知らない。「う〜ん?龍真がいつも頑張ってるって話ししてただけだよ。」と聖來がわざとらしく言う「ふ〜ん?」笑舞は笑顔だが声的にキレておりなんなら顔に余計なことを言うなと書いてあった。笑舞が自分の席に戻ると聖來は「あんなに素直な人間笑舞ちゃんだけだよ」と面白いと笑った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます