全て実体験！ 思い返して書いてみたら……アレ？ 多くね？

ベルトは勝手に飛びま…すん

高校卒業してから仙台にあるコンピュータ系の専門学校に行った。

学校の寮に入って２年間過ごす事になるわけだが…

まず、場所とか色々名前出しちゃうと問題あるので

学校はTDK専門学校（某メーカーとは一切関係ないです）

寮はKY駅のすぐ側にあるKY寮。

ちなみにその寮の隣接地は、かなりデカイ霊園でした（笑）

寮に入ってから１年間は同室らしく

１年先輩と、何と４畳半で暮らす事になった。

まあ適当に挨拶して、押し入れも上と下で分けて使う事に。

先輩は上、俺は下。

持ってきた荷物を押し入れに詰めようと、押し入れに頭を突っ込むと

なんか柱に赤い紙が貼ってあるんだよね。

「何ぞコレ？」

って、まあ、火の用心かなと思ったんだ。

だって真っ赤な紙に白字だったし、そもそもボロボロで判別つかなかったし。

って事で、汚ったね、って剥がして捨てた。

まず、それが間違いだったのかもしれない。

寮の同期とはすぐ友達になれたし

小、中、高と一緒だった奴も偶然に同じ学校、同じ寮だった事もあり

環境にもすぐ慣れた。

そこで生活し始めてから１週間ちょい位かなぁ？

異変が起き始めたの。

夜、クッソ狭い部屋で先輩と２人で寝てた時の事

明日着る服を枕元に畳んで置いておくって事を先輩がやってたから

俺もそれに倣（なら）って、服を置いておく事にした。

先輩は必ずベルトを一番上に置いて寝る。

俺は服の横に置いてた。

ガンッゴンッボタッ！！

突然鳴る変な打撃音に２人して飛び起きて、照明をつけた。

「なに、今の？」

周囲を見回すと、先輩のベルトがない。

はっ？　てなるじゃん？

探したら玄関ドアの所にあった。

てっきり俺を驚かすためにイタズラしたんだろうと思って顔を見ると

先輩は先輩で、俺がイタズラしたんだろう的な顔で見てる。

「「いやいやいや、俺じゃない」」

って２人で「？？」ってなった。

ベルトは勝手に飛んでったりしないもんね。

普通はね。

まあ、勝手に飛んでったんだけどね（笑）

これがこの寮に来てから最初の異変かな