第9話 「しま」と「しまじろう」

 初めてあった時から好感が持てた。私の容姿をほめる人はいたけど、心から体を気を遣ってくれる人なんて初めて、、、


 何より遠い昔、好きだった人に似ている。私は誰にも言ってないけど、前世の記憶がある。「しま」の優しい目は、あの人に似てる。名前を聞いた時、「しまじろう」とかぶるのも親近感を覚える。


 それと今日、「姫様」って言ってくれたコト

冗談だったとしても、もう一度聞けるなんて、、

涙を抑えるの大変だったよ、、「しま」、、


 もう一度逢いたくて、モーニング誘っちゃった。

断わられるの怖かったけど、ワンツーでOKもらえて嬉しい!


 でも、「しま」のコト、「しまじろう」と重ねるの

良くないコトだとは、わかってる。


 これで最後にしよう、、、あの人のコト想い出すと今でも苦しくなる「しまじろう」を死に追いやったのは私だ、、もうこの世界にいないのは、わかってる、、でも、もう1回くらいあの人に似た「しま」に会ってもいいよね。


「しまじろう、、、」

 わがままな、わらわを許してくれるかえ、、、


続く




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