第8話 進展

 もう一度「まゆ」に会えればこの気持ちが、わかると思ってたのに、、、なんだか胸が痛い、彼女が夢の君とかぶる。時折見せる悲しい目、隠しているようだけど俺にはわかる、、相手の心がわかる、こんな能力なんていらない、つらいだけだ、、、


 彼女のことを考えてるとスマホが鳴った。


「しま、今日はありがとう♡」

「明日、朝しんどくなかったらモーニング行かな

 い?」

 モーニングだと、、、そんなの女性と行ったことはない、元嫁さえも、、、急なお誘いに胸キュンしてしまった。さっきまでシリアスな「しま」が一瞬で消えた。破壊力抜群だよ「まゆさん」、、、速攻で了解のLINE。


 こんなデブなおっさん、何がいいんだろ??

若い頃はたしかにモテモテだった、、だったかな?

だったよね??思い返せば、ほんと好きな人に

一途でたびたび告白されるコトがあったが、

全部断っていた。ちょっともったいないコトしてたな、、、結局、好きな人は「しま」の友達が好きで

一方的な片思いで終わってしまった。


 まぁそれは別の機会に話しましょう。誰に言っているのか、自分が嫌になる。1人つっこみを入れる「しま」であった、、、


 とはいえ、明日は朝からデート!楽しみ過ぎて、今日は寝れるかな、、、テンションがあがる「単純なしま」であった。


続く

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