だから、いつも
@DojoKota
未完
前書き
2、3週間前に書いてた
書いてた時はノリノリだったんだけど今の気分とだいぶ違うからこのまま未完成にしておく
書いていた時は元気だったけど攻撃的な人格だった
このまま書き進めていたらすごいものになっていたかもしれないけど、現時点では恥ずかしい文章である
殺される時に笑っているならばいつだって僕の勝ちだ
そう気がついたのは、ついさっき
僕は笑ってなどいなかったし、殺されている最中でもなかったけど、気がついたんだ。どっちかっていうとどっかの誰かを無作為に今この手で殺している気分のなか、そんなことをおもったんだ
これも風だ
結局、思いなど、ふとある時に感じ取られた感光にすぎない
だって、いつだって、昨日の自分と今の自分は違っているから
だからこの気持ちだっていつか、変わってしまって、別の形がずっと存在しているんだろう・・・
そう思っているのはなぜだろうか・・・
そう思っているのは・・・
僕は戦場で生まれた
いつも戦争ちゅうってわけじゃなかった
けど殺されかけたり、赤ちゃんの数よりコウノトリが爆弾を落とす数の方が多かった
で、戦争中だったんだ
「おい」ガンガンと蹴り上げられて、僕は金玉を抑えて起き上がった。蹴り上げられたばかりの金玉はちょっと痛く、僕は痩せ我慢をする必要があった。
「なんですか」と僕は言った。
「おい、起きろ」と金玉を蹴り上げることにかけては右に出るものはいないけれどいつも左側のドアから飛び出してだいたい三日は帰ってこないジェフリーが金玉を蹴り上げた後の鼓動の激しさの
「起きました、俺、起きましたよ」と俺は言って、そして起き上がった、下半身がとても長くって、俺は起き上がると天井に頭がスレスレになった。けれど、天井はずっと
「起きたならいいんだ。もう寝るなよ」とジェフリーが言った。
「わかったよ」と僕は答えた。
それから5時間は眠らなかった。
眠らなかったので眠たかったけれどまあ眠らずに済んだのは時折ジェフリーが僕の金玉を蹴り上げてくれたおかげだった。
僕は、割と人を殺す方で、戦場では重宝にされていた。つまり、重たい宝だった。
で、その時もジェフリーと一緒にすっごく疲れたけど30時間ぶっ通しで人を殺していた。
すっげえつかれた
ざっと300人は殺したと思う。殺したので殺した後はまあ、人口が減るんだ。これがふしぎなことでさ。世界の人口が減るんだ。
俺たちはもう殺してた。
すっげえころしてた。
銃弾をばら撒くってことももちろんしたけどナイフで刺したり、あと俺、ちょっと超能力使えるから両手から炎を吐き出して、ドラゴンみたいに人間や家畜を骨が溶けるまで燃やし尽くしたりもしたんだ。これがすっげえ疲れるの。でも、ハイになる。いや殺す相手がAshになるって意味じゃなくって俺の気持ちがin the Skyっていうかまあそんな感じ。で、すっげえつかれるんだけど、ずっと叫っと推しで炎を手からはじ出すの。
俺利き手は右だからやっぱ右からの炎がすげえいきおいあるの。
左からも出せるよ?
けど、ま、握力と一緒でちょっと見劣りはするんだわ。
で、俺は口からは爆音を発して、両手から爆炎って感じでさ。
で、耳の穴から銃口が飛び出してて、鼓膜の張力を利用してばんばんばんばん側頭部から側頭部へ弾丸を発射してんの。
Head to Head Shot My Head Shots Your Head & You
AAAAAAAAAAARRRRRRREEEEE
DEAD
俺の頭からは弾丸が飛び出して俺の敵の頭には弾丸飛び込むんだよ
それをジェフリーがげっらげっら笑いながら見てる
みてるだけじゃねえよ
奴はもう鬼って感じですっげえええええええええええええの
すっげえええええええええええの
で、奴は引き裂いたり踏みつけたりしていっぱい殺すんだ
殺して殺して殺して殺した
殺したな
はーいーるひっとおおおおおらあああああ
俺たちの王様。
「やあやあジェフリー、ウミウシ、よく戦ってくれたね。いやあもうこりゃいいや。敵がすっごく死んでくれた。俺だいまんぞーく」と俺たちの背後で、俺たちの活躍を見ていたイタリア人、オマミマが言った
オマミアが、俺たちの、王だった。俺たちの軍団の王だった。
「俺、戦ったよ」俺は言った。
「俺、金玉蹴ったよ」ジェフリーが言った。
「なんでこんなに戦うんだよ、敵多いよ」と俺は言った。
「俺、金玉蹴りまくった。すっげえ金玉だよウミウシ、お前の金玉すっげえタフだよ」とジェフリーは言った。
俺の名前は、ウミウシ。
海で生まれたんだ。
で、牛が泳いでいたんだ。
俺が生まれた時。
だからウミウシ。
海は好きだぜ。水がいっぱいあるから。
牛は好きだぜ。うもおおおおおって鳴くから。
で、俺たちはそうしてオマミアに褒められて、嬉しかった。
で、俺たちは、敵を殺してまあ、奴隷とか家畜とかぶんどって、とりあえず、しばらくは、この戦場で生きれるかなって感じだった。
俺はいつだって大丈夫だった
俺はあおいTシャーツを着て
戦っていたんだ
青は、空と海だ
俺は海のTシャーツを着ていたし、
空のTシャーツを着ていた
海に向かって弾丸を打ってみろよ
母ちゃんって音がするだけだ
空に弾丸を放てば
弾丸はどこかへ消えてゆく
俺のTシャーツめがけて
たくさんのやつらが手に手に弾丸を投げ込んだが、
いつだって
ぼちゃんと音がして
消えていった
そして俺だけが俺たちだけが
一方的にいつだって
殴って切り裂いて炎で焼いて水で焼いて樹木で焼いて光で焼いて闇で焼いて
打撃で焼いて音波で焼いて
焼いて焼いて焼いていたらあたり一体夕日に包まれて
俺たち以外ほとんどみんな死ぬんだな
後に残るのは分解された肉体とか
奴隷とかさ
金になるものとか
食えるものとか
土とか
俺たちは笑い合った
たまたま生き残っているわけじゃなくって
俺たちは強いから生き残った
たくさん殺した
これからも殺そう
なあ、ジェフリー!!!!!
「ああ、そうだな」とジェフリーが言った
俺は笑った
笑っていたらさらに笑っちまった
それはなんだか笑い声がずっと続いているようだった
ふっと上空を見上げると、ああ、戦闘機が飛んでいた
すっげえええって思ったどうやってあんな鉄の塊が飛んでいるんだぜわからないよーって思った
思ったら俺は飛びたくなった、けどさ
どうにも飛べないんだなこれは、両手を床につけて、思いっきり手のひらから
「っっっっっっすっげえええあっつういわああああああやめてくれええええええ」って隣でジェフリーが悲鳴をあげるくらい、俺は両手から炎を噴出してみたんだけど、なんだかそれってすっげええ後掲で、火山を逆さにしてそのまんま噴火させたみたいな感じで大地がすっげええ割れるくらい萌えたんだけど、
俺は、飛べなかった
「あああああああああ」って奴隷の少女が叫んだ
「なんだ、何叫んでんだよてめええあああああああ」ってオマミアが言い放った。そして、さらにオマミア何かを言おうとした。「この性奴隷め、叫ぶ時はSEXで行く時だけにしろ、お前は性奴隷なんだよばかたれ」って感じのことを言おうとしたんだと思う。けど、その少女の奴隷がじっとオマミアを見つめて、しかも走ってきて、抱きついたりしたんだ。なんだよ、なにがしてえんだばかが。俺はそんなことを思いながら、不甲斐なく、空を見上げた。俺は飛べなかった。
でもって、「あああああああああ」って少女は相変わらず叫んでる。オマミアに抱きつきながら。ま、少女って言ってもギリギリ少女ってくらいの年齢で、きっとたくさん目の前でいろいろ死んでちょっと子供になっちまったんだろう
「おいおいおいおいおい」ってオマミアは言った。
そして俺たちはそのまま、王国の本拠地へ戻った。
ずっと叫んでいる奴隷は、仕方ないのでオマミアが担いでいた。
ジェフリーはずっと金玉を蹴飛ばしていた。
そして、俺たちが立ち去った戦場には、たくさんの雨が降って、流れた血が、さらに流れて、地面に、染み込んだ。
戦争掃除存在たちが雨の中からパカリと現れて、せっせとしたいや使えなくなった武器をこの地上から消し去っていった。いつものことだ。
俺たちは、奴隷をとりあえず鎖に繋いでコヤの中に入れた。
奴隷たちは疲れていたのか次第に眠った
俺も、眠った
眠ったら夢を見て、夢の中で、アニメを観て、起きたら、「ああ、本物のアニメなんてもうなんねんもみてねえなあくそったれ」って呟いた
呟いたら喉が渇いたので雨が降ってくれと望んだ。
空を見上げて口を開いた。
俺の喉へ雨が降ってくれ。
と願ったんだけどしばらくしても思い通りにはならなかったから仕方ねえから唾を飲み込んだ
ああ、喉が渇いた
仕方ねえから昨日捕まえた奴隷の一人の腕を切り裂いてその血液を飲んだ
「この世界ではもう、水がないんだ」
だから殺し合ってる
でも大丈夫なんだ
この地上ではない別のどこかから大量の生き物としての人間どもがこの地上に雨となってふってくるんだ
そして俺たちは殺しあう
互いの血液を飲み合うために
俺はしなねえよ
だって俺は俺たちの一部だ
俺たちのキングはあいつだ、オマミアだ
俺の相棒はあいつだ、金玉シュータージェフリーだ
俺は、ああ俺はなんだ
わかんね
全身戦闘マシーンウミウシ
「ああああああああああ」よっし、今日も生き残ろう。俺たちはずっと戦争を続けるんだ。
だって、
水がもうないんだぜ
おっす、俺ジェフリー
俺ジェフリーだっちゃ
そうそう、あのジェフリー
あのジェフリーなんじゃなあ
ウミウシの相棒のジェフリー
ああ、そういうことっしょ
俺は起き上がると空を見上げた
空は青かった
そして、青くなくなった
空というものは青くなくなることもあり、それってつまり曇り空になったってことだ
俺は時間というものを子供の時に喰っちまったんだ
だから俺はいつもすっげええいきおいで流れていく物理空間の中で、生きている。
俺は意識がないんだ
わかるかい?
青かった空が
気がつくまでもなく
一瞬でってわけでもなく
なんかしらんけど
青くなくなっていたんだ
てかもうなんもねえ
あれなんだ
うわああああああ
俺はよくわからなんかった
俺は老衰で死んだ
「おい、ジェフリー!!!!死ぬんじゃねえぞ」って僕は呟いた
「あ、ごめんごめん、今じゃないとこにいってました」とジェフリーは申し上げました
「なんだよそれーいみわっかんね、っていつにいってたん?」って僕は奏上致しました
「えーっとたぶんだけどえっと60年後かなあ俺、80か90のじいさんだった、で、死んだ」
「そっかそっか」
「ふーん、それってあれ?」と横から今じゃすっかり落ち着きを取り戻した少女(元奴隷)【歌麿】が申し上げました「てっどちゃんの理解とかあなたの人生の物語みたいなかんじのあれ?」
「ふへー」って俺は呟き致しました
「なになになに〜」ってジェフリーも怯えてる
「だ、か、ら〜時間がなんかどうにかなっちゃったんでしょ〜」って歌麿ちゃんはいった。なぜ奴隷じゃなくなったかっていうと話してみるとなんかきやすくてもう一緒にくらそうよって俺たち三人がそうおもったから王様のオマミアの許可もおりたし、ってかなんか俺たちみんな最初から最後まで歌麿ちゃんのこと、すきやったんや
「わ、わ、わ、わー」ってどこからともなく声がしたかと思うと、それははるか地平線から届く声で、めっちゃとおくでどっかの誰かがここまで届くくらい叫んでたみたいだ。っけうるせえなあって俺は思ったけど、けど、同時に、ちょっと尊敬というか、すっげえ大声出せるって、「すっげええええななああああああ」って思って、思わず叫んでたら、地平線から「すっげええええええなああああああっってなんやねん急になんでそんなどでかい声で叫ぶねんうるせええわああああああああ」って声が聞こえてきて、そして最後に「ぱんっ」ってたぶん地平線の向こうで叫びすぎたあいつの心臓が叫びすぎで張り裂けた音が聞こえた。地平線で垂直に、血飛沫が上がるのが見えた
「よっし、今日はあっちのほうで死んだやつの死体を見に行こうぜ。で、そいつの血液で水分補給だ」
こういう時、オマミアはめっちゃしっかりしとるねん。すぐに指揮をとった
俺たちはあるきだした
俺たちってのはまあいつものめんつ四人に
あとまだ生きている血液袋っつーか奴隷ども30人だ
ま、奴隷も生きてるし?
ま、もしも地平線で俺たち四人じゃ飲み干せないほどの湖みたいな血が流れていたとしたら、みんなでのもうじゃねえかっていうかそういうふうにして奴隷を飼い慣らして奴隷を長生きさせないとすっぐ干からびちまうからなま、奴隷同士で適当に殺し合せて強い奴を殺して(だって強い奴隷がいっぱいじゃ支配し辛えじゃん俺たちはそういうのシビア)、で奴隷を飼育する水分にしちまうんだけどな
けどさ、
だいじょうぶかな、
いつだって、戦争は、
こういう時に怒るんだぜ、
どっかの誰かが不慮な事故で死んじゃうジャーン?
で、その死体の血液とかを四方八方で暮らしてる俺たちみたいな軍閥がさ、
むらむらむらむらむらむら
群がるじゃん、
そしたら死体の発見現場に戦争の達人たちが、複数の陣営で、鉢合わせって寸法
ああ、
今日は戦争が起こらねえといいな
で、ただ血を飲めるといいな
俺たちは
「喉が渇いてるんだよ」
俺はそう呟くとそれはもう会話じゃなくって俺の独り言で、
「おい、何考え込んで立ち止まって独り言とか言ってるんだよ、ほら、いくぞ、早い者勝ちなんだよ、この世の中は全て、ほら、いっっっっくううううぞおおおおお」って言いながらジェフリーが俺の金玉を蹴りに戻ってきてそのまま地平線に向かって俺を置き去りにして走ってゆくんだ
俺は蹴り飛ばされて遥か上空へ打ち上げられた金玉を
「おっとおおとおとととおお」とか言いながらナイスキャッチして、そしたらもう近玉を蹴られた痛みとかどうでも良くなって、俺も走り始めた
すっげええはしった
そしたら地平線は気がついら俺たちの目の前
そして、そこには、
『いつも溺れそうになっていると、トイレのことを思い出す。トイレって溺れる場所だろ、うんこが。ああ、それは水洗便所だけの話か。まあ俺たちはいつだって川縁でうんこをしていた。あれはまだ、水が存在していた頃の話だ。けれど、今はもう、水はない。ただ、あるのは人間だけ。人間以外なんにもないんだ。ここには。世界のなかにはギチギチに人間しかいない。ブラックホールもないんだぜ。でも、それでいいんだ。だって、まあ、その』
いよ〜し、おれのくちのなかが、けいむしょだあ
そして、そこには、
だから、いつも @DojoKota
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