MS183

西添イチゴ

小説のことがよく分からないけどミステリーは小説だなって思うからミステリーが書きたいのに私小説みたいなものしか書けません

まだ片手で数えられるくらいしか小説を書いたことがなくて、小説の書き方のことはなんにも分かってない。小説の書き方が分からないというか、もっとその手前の話として、小説って何なのかっていうのも分かってない。


殺人事件を解決するような種類のミステリー小説が小説だっていうのは、まあ分かるような気がする。「ああ、小説だなぁ」って、読んだら思う。面白いし。


だから本当を言うと、ぼくもミステリー小説なんかが書きたい。いつか書けたらいいなと思っているけど、人が人を殺すようなお話というものをどうしたって思いつけなくって、なかなか実際書いてみるところまでいかない。トリックなんかも、とても思いつける気がしないし。


それでぼくが書く小説って、たいてい私小説みたいなものになってしまってる。私小説みたいだっていうだけで、本当はたぶん、ぜんぜん私小説じゃないんだろうと思うけど。だいたい、私小説の定義も分かってないんです。私小説ってどういうもののことなんだろう?


一番最近書いた小説は「錯角」という短編小説なんだけど、これが小説になっているのかどうかよく分からないし、小説に含めてもらえたとしても、どういうジャンルの小説なのかが、書いている自分でもよく分かりません。


短編小説「錯角」

https://kakuyomu.jp/works/16818093091171355854





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