或る正月への応援コメント
公式の短編創作フェスで2回連続良作を投下されましたが、さすがに3回目の「つま先」は無理だろう、さしもの四谷氏もこれで年貢の納め時だなと思っていました。どんな年貢だ。
ですがまさか書き上げるとは! しかも自主企画のお題も取り入れて!
驚きについては例によってレビューに書きました。ごく自然に「つま先」を描いて、それがちゃんと家光という人物の描写につながっていることに、驚きと感動を覚えます。ありがとうございました。
ところで、次回のフェスのお題は「帰る」だそうですが、逆に題材が多すぎて迷われるのでは?
作者からの返信
今回はたまたま時間があったからやれました^^;
脱稿するあたりで、自主企画「同題異話」のお題が発表されて、「お、これはこの話のお題にしてもいいのでは」と思ったのです。
そのため、初稿では家光は「素面」だったのですが、「ほろ酔い」になってもらいました^^;
次のフェスのお題「帰る」……たぶん次はもう無理かもしれません^^;
時間が無いのが最大の問題なんで……(仕事始まっちゃったし(笑)
そして、レビューありがとうございます。
引き出しは実はそんなにないです^^;
いつもと同じく、wikipediaを渉猟して、何となく思いついたネタを書いておりまして……^^;
でも「つま先」ってホント悩みました。
つま先立ちから抜き足差し足、抜き足差し足から忍び、忍びから柳生忍軍(どんな発想だ)、柳生忍軍から十兵衛、十兵衛から宗矩という連想ゲームを脳内で繰り広げて、こんな話が飛び出てきました^^;
ちょうど宗矩が家光に襲いかかられたエピソードがあったのも幸いしました。
そんなわけで、何とかこのお話が書けました^^;
お楽しみいただけたようで何よりです♪
ありがとうございました!
或る正月への応援コメント
こんばんは、御作を読みました。
柳生家を高みに至らせた功績から、物語では腹黒の政略家という役回りの多い宗矩さんですが……。
上泉さんから始まった活人剣という思想を完成させ、下手すれば首を覚悟で沢庵和尚を庇った、熱い御仁ではあるんですよね。
今作の場合、家光さんとの師弟関係が非常に味わい深く、面白かったです。
作者からの返信
お星様、ありがとうございます。
某十兵衛さんの親父という認識しかなかったんですが(笑)、調べてみると、なかなかのやり手ですよね。
まあ、幕府における立ち位置から、腹黒扱いされるのは仕方ないと思います。
そんな宗矩さん、沢庵については宥免を求めていたという、熱い人だったと知って、このお話を思いつきました。
家光については、高飛車三代目って認識しかなかったんですが(笑)、この人も調べると、悪戯小僧みたいなところがあって、その辺をクローズアップしました^^;
ありがとうございました!
或る正月への応援コメント
はじめまして。
最初のすっ、から世界観に浸れるようで、一気読みしてしまいました。
一本、取られましたね。最後の穏やかな雰囲気にもほっこりしました。
作者からの返信
お星様、ありがとうございます。
「すっ」で、つま先立ちしているという感じを出したかったのです^^;
そこから、「すっ」と読者様に読んでいただけるように。
一本、取られましたか^^;
最後はお正月らしく、そして成人式も近いので、ああいう感じにいたしました。
お楽しみいただけたようで、何よりです。
ありがとうございました!