第19話への応援コメント
言葉に出来ない焦燥感に迫られる回でしたね。
周囲からは理解がないわけではないようですが、それもどこか他人事で祝福されてると受け取るほど軽薄にもなれない。クラスメイトとの認識のズレがどこか怖い。
作者からの返信
ありがとうございます!
これは実際に似たようなことを私がされまして。あのときの焦燥感と絶望感と言ったら、なかったですね…。理解してます!と言ってもらえるのはありがたいことなのですが、それが本当に良いことなのかは言われたほうがどう捉えるかによります。
そして、こういう話を言ってきた人にすると「めんどくさい」「こっちは良かれと思って…」と続きます。そやないねん、と思いつつ、このあとのお話でそのあたりの展開も見せていきます。
これからもぜひお楽しみください!
第17話への応援コメント
「花は雪解け、散りゆくことなく」タイトル回収回でしたね! 詩の解釈に全然自信がないのですか「花は雪解けを経ても同じように咲いてくれる」ということでしょうか?
母親が保護者としてではなくしっかり登場人物として描かれているのがよかったです。「母だけは僕と同じお雑煮にしてお餅を食べていた」に父親を亡くしているからこそ縁を大切にしようとしてるのを感じました。
作者からの返信
ありがとうございます!
詩の意味については、3月の章でまた触れていますので、ぜひお読みいただければ…。
お母さん、そういう人なんです。お父さんに助けらけて惚れていたところがあり、忘れられない感じです。奏太はそれを見ながら育ったので、やっぱり思い出の味なんだと思います。
第16話への応援コメント
本来は喜ばしいはずの「綺麗」になっていくことが祝福にも呪いのようにも描写されるのが心にきますね、どう受け止めていいかすらまだ分からないの文章が伝わってまた。
母と祖母が父親の死を語るシーン、それぞれの受け止め方が違って面白いですね。母親にとっては身近で起こった一生忘れられない出来事でも、祖母は積み上げた年齢もあるでしょうが今生きている人間を大切にしたい。やはりエモは関係性ですね、うまい!
作者からの返信
ありがとうございます!
君島さんちはいわゆる豪農の一家で、普段からままならない天候を相手に仕事をしています。そして雪が深く積もる地域です。死については、ある種の諦観があるのだと思います。
これからもぜひよろしくお願いします!
ある日の手紙への応援コメント
コメント失礼いたします。
エピローグ、素晴らしかったです。
本編の後を引く、恋愛のモヤモヤが一気に吹き飛ばされました。
昨今、職場で研修が行われるほど、性的マイノリティの問題は一般的になっています。
本当に性別では無くて、人間同士の関わり合いが重要だと改めて感じました。
性的マイノリティなんて言葉がなくなるくらい、奏太くん、舞子先輩のような優しい人が普通に暮らせる世の中になるといいですね。
そして、拓真くん、良い男でした。
見直しました。
主役はやはりこの二人でした。
この選択は二人に取って一番良い選択だった。
何かを傷付けて、二人で縮こまった生きるなら、本当の気持ちを大事に生きたいです。
最後は、涙が止まりませんでした。
本当に書籍化されてほしい。
そして、実写版映画にしてほしいです。
この作品に出合えて幸せです。
作者からの返信
ありがとうございます!
めっちゃうれしいです。私のほうがこの感想を読ませていただいて、胸に詰まるものがありました。
そうなんです。拓真は拓真なりに、奏太の状況を理解しようとしてああなりました。
本当にありがとうございました。
これからも良いものを書いてまいります。よろしくお願いします
最終話への応援コメント
最終話お疲れ様です。
しかし、後二話ありそうなのでフライングですね。
とってもとっても良かったです。
百合は射程範囲外なのですが、このラストは染みた。
企画のご参加から見守らせていただきました。
この作品に出合えて良かったです。
途中のモダモダ感は、禁断症状を覚えるくらいでした。
拓真くんに少し怒りを覚えたけれど、輝帆さん捨てたらそれはそれで男ではないですよね。
全体を通して奏太くんがすごくかわいかったです。
最後に舞子先輩が男前になってかっこよかった。
これからも創作頑張ってください!
感謝!
読後すぐなので乱文になり申し訳ありません。
作者からの返信
いえ、めっちゃうれしいです!
楽しんでいただけたようで、すごくうれしいです。
これからもがんばってまいります。
よろしくお願いします
第13話への応援コメント
主人公が自分の恋心を自覚するいい回ですね!
その少し前の「すまん、奏太」が何に対して語らないのがまたいいですね。余計なことをいう必要なんてない、ただ慈しみたい。そんな気持ちが伝わってきます。
後半の男装の挨拶周りもしんどいですよね。そうじゃないのに、そうなことを求められる。服を着るだけに見えてそこに絶対的な自身への拒絶があるのが痛ましい。幸せになってほしい。
作者からの返信
ありがとうございます!
奏太と拓真はもう熟年夫婦みたいなものなので、どっちかがぷんすか怒っても、ふと悲しんでる相手を見て、あ、怒ってはいけないと思うんですよね…。それを見て悲しむほうもわかってるというか。後半でもそれがひとつの鍵になっていきます。
後半のは、社会的な性と自身が思う性のすれ違いを書いてみました。舞子先輩はかっこいいのですが、どこかふっきれているのは、こうした背景があり、それを自分なりに乗り越えたから…という感じです。なので、自分と同じわだちを歩き始めた奏太君のことが気になっています。
ぜひ、このあともお楽しみください!
第11話への応援コメント
正しく傷付くのって実はすごく勇気がいることで、それこそ傷付くぐらいなら自分で駄目にしちゃったほうがいいって無意識に思う主人公の気持ち、めちゃくちゃ共感しました。
好きな人と他人の恋路を整えようとするのが痛々しくて……
舞子先輩が女性同士になったから恋愛を諦めたのに対して主人公は逆に男女の関係になれるようになってしまった……今後が楽しみです!
作者からの返信
ありがとうございます!
なかなか奏太君、つらい立場ですよね…
男->女になって、自分も奏太の恋人になれそうかもと思う一方、
輝帆さんいい人で彼女から拓真を奪うわけにもいかないし。
これからもぜひお読みいただければ幸いです。
第10話への応援コメント
今回も神回でしたね……!!
輝帆と主人公が初めてガッツリ絡む回。彼女は「親友として」勝てないと感じているけど、主人公は「彼女として」勝てないと感じている。
そして主人公はこれから「彼女」になってしまい「親友」でいられなくなるかもしれない……!切ないっ!
「途切れることのないお客さんに、僕達ふたりにかぶせられたサンタの赤い帽子は、ずっとふわふわと揺れていた。」忙しさの中に幸せを感じる良い文章ですね!そこからの展開の流れも綺麗でした!
作者からの返信
ありがとうございます!
めっちゃ励まされます。
ふわふわ揺れはしないんですが、忙しそうにしてる人を見ると、そう思ってしまいます。
これからもぜひお楽しみください!
第29話への応援コメント
>おみやげが入った袋をたくさん抱えた男の人がいた。輝帆さんがとっさに僕の手を引いて
この話に輝帆さんは居ないので舞子先輩の誤字かな……?
ここ数話、奏太がもともと内向的なのが体の変化で更に拗れてる感じ。
身体の外見変化とともにホルモンバランスの変化とかもやっぱりあって、その影響も受けている感じでしょうか。舞子先輩いい人過ぎて普通なら惚れてまうやろって感じありますね。
作者からの返信
ありがとうございます!
誤字です! 直しました!
ですね…。もう少ししたら、いろいろ落ち着くのを、経験者である舞子先輩はわかってる感じです。助けてる理由も後ほど明かされます。
これからも読んでいただければ幸いです。
よろしくお願いします!
第20話への応援コメント
保健室ってなんだか安心しますよね。
静かで、清潔で、時間の流れが違うようでそんなことないところが。
やっぱり生き方の話になっていくんですね、変わっていく自分との折り合いの付け方というか。
今を生きるのに必死だから未来がまだ見えない、幸せになってくれえ
作者からの返信
ありがとうございます!
小学校の頃でしたが、私は保健室が安住の地でした(笑)。友達もちゃんといたんですが、消毒液の匂い、大きな棚と雑然とした机に陽射しが差し込む姿が好きで、入り浸ってました。先生もおばちゃん先生で、こっそりお茶をくれたりしてました。あのときの私の味方は図工と保健の先生でしたね…。担任のおじいちゃん先生も。
ただ大人なので、どうしても正しいことを言われるときがあります。その雰囲気を描写してみました。未来が見えず暗闇しか見えないあの日のことも。
これからもぜひお楽しみください!