第3話 チートスキル?

 男神のチートスキル?のリストだった。

・魔法は使用不可能。

・聖具・魔具との相性は最悪で、それを介して力を行使することは不可能。

・他人が魔法、魔力を与えることは不可能

・強い存在が憑依することは不可能

・精霊が力を貸し与えることは不可能

・使い魔の召喚は不可能

・精霊の力を借りることはできない

・言葉で神聖魔法を行使することは不可能

・肉体的痛みは通常の10倍

・精神的痛みも通常の10倍

・肉体の傷を回復魔法で直すことはできない。回復魔法は受けつけない

・精神的傷を癒すことはできない、癒しの魔法は受け付けない。

・苦しい記憶は忘れない。

・苦しい記憶の精神的痛みは通常の10倍

・肉体的な打撃では死んだり、廃人にはならない。死んでしまって終わりにはできない。

・精神的苦痛で死んだり、廃人にはならない。死で終わりにはしてやらない。

・言葉や文字は理解。その方が精神的な痛みがますからね。

・性的欲望はいっぱい感じるようにしよう。苦痛を与えるために。

・性的欲望を強引は果たすことはできない。助勢を不幸にしたくないからね。

・病気にはかからない。病気で死んでは償いにならないからね。

・全ての存在は第一印象で嫌うんだ。

・みんな直ぐ裏切る。裏切ることに躊躇しんい。

・餓死やのどの渇きでも死なない。そのくらいで死んでは困るんだよ。

・夢は悪夢しか見ないという事にしておくよ。眠っている時は幸せ、幸不幸は半分ずつ、どちらが夢か、現実かはわからないということにはならないようにね。え、知っている、中国の古典だった?そういう誰でも知っていることを自慢する、奢り高ぶりも重罰なんだよ。屑だね、つくづく。


 まあ、このくらいでいいかな?ああ、それから克也君は異世界にも時々行ってね、かれにはチートでど~んと強くしているからね、ほら見た前?」


 そこには、全裸だが、やっぱり悩ましいほどの魅力的な銀髪の女が、美しい装身具をつけている、四つん這いになって彼に後ろから彼のイチモツを突きまくられ、

「ひいー、死ぬ―。いいー。だめー。やめてー、これ以上されたら壊れるー。もっとー、お願いー。い、いっちゃうー。だめー。中はー。孕ませてー。中に出してー。」

と哀れな声で、支離滅裂なことを言ってめちゃくちゃに腰を動かし、髪を蟻乱していたが、よく見ると耳が細く長く横にでていた。

「エルフの王女様だよ。彼、異世界でも無双して、大活躍して、モテモテなんだよ。羨ましいだろう。くやしがりな。そして、ずっと苦しめ。自業自得なんだからね。あ

、邪神が君にチートを与えたり、罪を書き換えたりしたら困るから、神ですら、変更不可能ということも追加するね。じゃあ、苦しい異世界、長ーく楽しんでねー。」

と足蹴にされた彼は、一瞬記憶がなくなった。気が付いた時には異世界だったが、救いはなかった。


「最高度に不幸な状態にしておいたわよ。アフターフォロー?冗談じゃないわよ。私だって色々と忙しいんだからね。あんたの言うだけ設定したんだからね、あいつの境遇もスキル、能力も、大変だったんだから。もうこれ以上はお断りよ。」

と女神、金髪の巨乳美人だった、の悪態を背に受けながら、男神は別の世界に消えていった。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る