貯金術おしえて……

第1話 過去は頑張っていた……

著者は、毎日お金のことを考えている。

この間若い男の子と話したら投資をしているというではないか。

しかし、著者は投資をする前にまず浪費家！　になってしまったので。手元にまずお金が残らないのである。

投資するお金もなければ、借金は抱えてるは親バレするはでちーん、という感じである。

そんな著者が若い頃していた貯金術は一日千円生活。一ヶ月で三万円使う。それ以外は親に渡すか貯金。

ろくにものも食べられず謎の立ちくらみでメンヘラになった。お勧めしない。

次は一週間一万円生活。

これは余裕があった。

食費にだけ割けばよかった。

実家に住んでいるので色々な面で助けられているし縛られている。無駄遣いも宅配も全てチェックされている。

持病がなかったら家をもう一度でるか？　と問われれば。

もう何十万もかけて家電揃えて親の期待の眼差し感じながら外に出るのは嫌だ。三十万返して欲しい。一人暮らしなんてしたくなかった。

金がなくなるじゃないか。

金がなければ持病が悪化する。

家に誰もいないと悪化に気づいてもらえるのが遅くなる……。

人生詰んでる。

カクヨムを始めてからお金の貯め方の書かれた作品を勧めてくれた人がいたのでいそいそと読みに行ったらページが開けなかった。ショック。

返済も応援してくれた。

でも、今のところ返しては借りてをしてしまい、いわゆる「自転車操業」という状態らしい。

心療内科の先生にも念のため相談してみた。

最終的な手段は、

「預けること」

たとえばお金が下ろせないように、

「親にあずける」とか。

親も困窮していて人の金をどうするか怖くて預けられないのに無理でしょ。

この間父の車がタイヤ🛞パンクして六万円かかったが、今度はバイクのタイヤ交換で二万円かかるらしい。

私の借金の比ではないが、ちょこちょこかかっている。

食費は月一万、お米代として入れている。

それ以外は自分で好きなものを買ってまかなう。

とりあえず「人生を楽しんでいる」という錯覚はしている。

漫画の展覧会とか行くし、記念グッズも喜んで買い漁るし。お金がもったいないとは思わない。

ただ老後をまったく考えてない。

考えすぎて病気になったことがあるので、母にこのような言葉を言われた時は怒り狂う。

誰のせいだ！　と。

お前が私や私の中のいろんな私を追い詰めたんだ、と。自分が分裂してそれぞれが話し始める精神状態だった。

生涯、父と母も弟を許すことはない。

多分お金が貯まる一番な方法はまずは断捨離だと思うけれど、勿体無いとか手放そうという気が起きない以上、物は減らないし増え続ける。

来年は「返済の年」にしたい。