第9話 そこに居ないのに
そこに居ないのに
そこに居ないのに
温もりがあった
どおしたって
分からないのに
笑っている君を 感じたんだ
きっと君は こう言うんだって
分かるから 同じこと
言ってしまう
どおして僕を 待てないの
どおして過ぎた 人を待つの
帰ってこないのは
君のせいじゃない
ここに居る僕より
そこに居ない人を
君は見てしまう
見える筈 なんて無いのに
そこに居ないのに
優しさを感じた
どおしたって
届かないのに
涙堪える君に 触れたいんだ
きっと君は こうするんだって
分かるから 同じこと
してしまう
どおして君を 追いかけるの
どおして時を やり過ごすの
止まれなかったのは
僕のせいじゃ無い
そこに居ない人より
ここに居る君を
僕は見ているよ
分かるはず なんて無いのに
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます