この飲み会の面白みを伝える言葉を残念ながら私は持っていません。
だからどうか、2話と3話を読んでみてください。
そうしたら、4話、5話と、自動的に最後まで読み進めてしまいます。
直喩、隠喩、ともにかなり過剰で、「そんなに!?」と一旦思うのですが、その過剰さを受け入れる個性を登場人物が持ち合わせており、変な笑いが出て来ます。
飲み会の参加者一人一人のバックグラウンドにちゃんと焦点が当てられており、それがまた魅力的です。どうでも良いディテールへのこだわりが半端ない。私は笑いと同時に涙も出てきました。
本筋をもたつかせないバランス感覚にも優れています。
そして衝撃のラスト。
おもしろいです。
この飲み会、私は参加したくありません笑
けれど小説という形で作者から語られるこの飲み会の様子は大好物です。
ありがとうございました。