第0.3話
貯金 3万円
一月に一回6万7千円もらえる。
親がいなくて就学しているからもらえるらしい。ラッキー。
家賃3万円、スマホ代5千円。水道ガス光熱費7千円。食費1万5千円。
残り一万円。
プロテクターは支給品だからもらえないのでそのまま使用する。
金属バットは買えるから金属バットは買おう。
「よし、ゴブ吉行くぞ!」
「ギィ!」
ゴブ吉と共に一回層を進む。
と狼1匹がいる。
「一匹なら行けるか。」
この一回層にて最強に敵が狼だ。
「ゴブ吉は守っておいてくれ。」
「ギィ。」
流石にゴブリンに狼は荷が重いだろう。
「ガぅ!!」
狼もこちらに気づいたようでこちらに襲いかかってきた。
狼の倒し方はまず
ガキン!!
噛んでくるのを金属バットで止めて
そのままバットをひねる
「ガァ!」
体制が崩れたところを
ガン!
思いっきりふむ
「キャン。」
弱っているところにバットで追撃。
最後に
「ゴブ吉、攻撃してくれ。」
ゴブ吉にトドめをささせる。
戦闘に参加すると魔物のレベルは上がっていく。
ゴブ吉の魔物カードには
ゴブリン(G)
レベル1
装備 木の盾 棍棒
スキル 無し
何も変化はなかった。
まあ、まだ1匹殺しただけだし。
「それじゃあ、どんどん行ってみようか。」
今日一日中、ゴブ吉にとどめを譲ってレベルが1上がった。
レベルが上がっても、別に強くなるわけじゃない。
スキルを覚えるかもしれないだけだ。
ちなみに、スキルは覚えなかった。
ーーーーーーーーーー
ゴブ吉のレベルを上げているうちに中間テストがきた。
久しぶりに制服を着ての登校。少し緊張する。
緊張するけど、似たような奴らばかりなのでまあ、気楽に行こう。
「試験開始。」
中間テストは、うん。
まあ、うん。うんうん。
ーーーーーーーーーーーーーーー
田中さんに呼び出されて、説教された。
赤点が3つもあったからだ。かといって、僕はダンジョン探索をやめない。
それは、田中さんもわかっているようで、いかに勉強する時間を作るかと納得の話を聞いた。
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