地下ダンジョンの宝箱

ヤッキムン

ロボットの女の子

うちはロボットの女の子。パップちゃん。


うちのお仕事は銀河鉄道の展望レストランでのピアノの演奏。

レストランの窓から青くて丸い地球も見える。

めっちゃきれい。


ちっちゃい子たち、うちのまわりでピアノ聞いてくれてる。



今日のお仕事は終わり。


銀河鉄道は惑星ポップコーンに到着。



惑星ポップコーンには、お友達のユッコちゃん住んでる。

ユッコちゃんは一角獣の女の子。

ユッコちゃん、地下迷路とか大好き。

だから今日はふたりで地下迷路に行ってくる。


¥200払って、ダンジョンへ。


「あ、矢印」

ユッコちゃん、さっそく矢印を見つける。


いろんな色の矢印あるけど、うちらはピンクの矢印を進んで行く。



「あ、宝箱」

ユッコちゃん、宝箱を見つけた。


「ユッコちゃん開けてみて」


「いいよ」

ギギギーッ

ユッコちゃん宝箱を開ける。


「あ、おそばだ!」


「おそば?」


「今日は大晦日だ!」


「あ、それでか...」


ふたりで年越しそば、いただく。


☆☆☆おわり☆☆☆

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