第6章 苦労の始まり
寝返りの次は、ハイハイの練習である。
実家のゴザの上で1、2とハイハイさせると、一生懸命前に進もうとするRUKI。
頭の重みでゴツんと顎を打って、泣き出した。
別の日に、私の旦那が抱っこ紐で、抱っこさせて泣き出すRUKIを落ち着かせた。
すると、何が原因か分からないが、手の指の甲の第一関節が赤く傷ついていたらしい。
はたまた、何故か謎なのであるが、抱っこ紐の何処かで擦ったか、それとも、先日のゴザで擦ったか….
妹ばあばに言われ、凹む旦那。
一気にやる気を損ねてしまった。
全くの赤の他人の子供をお世話しているのに、
随分可愛がってくれている。
なのに、妹ばあばは人の気持ちも考えず、やんややんやと文句ばかり言ってくれる。
だったら自分で面倒見ろや!って思う。
格好付けばかり一人前で、いざ子守となると、ギャン泣きばかりさせて、赤ん坊の気持ちを理解していない。
私に対しても、旦那に対しても然程、ギャン泣きする事はなく、寧ろニコニコ笑ってくれる事が多いし、あ〜あ〜とお喋りしてくれる。
赤ちゃんって動物と一緒で、大人の心が読み取れるんだと思う。
今のところ人見知りはしないが、嬉しい気持ちを露骨に表してくれる。
まるで、YOSHIKIも赤ちゃんと一緒で、喜怒哀楽が激しいのである。
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