第6章 苦労の始まり

RUKIも3ヶ月が過ぎ、4ヶ月目に入ると、

「あ〜あ〜」とおしゃべりするようになった。


意思表示が出来るようになり「おっぱい?」と言うとニコリと笑い「あ〜え〜」と嬉しそうな表情をし「オムツ換えるの?」というと「あ〜

〜」と答え、足をバタバタさせるようになった。


「抱っこ?」と言うとニヤリと笑い、腕を上げるようになった。


日々、成長しているのが良く分かる。


泣きそうになった時は、スマホで童謡のYouTube動画を見せると、泣き止んで、スマホに夢中になる。


何としても、音楽というものに興味を持たせてあげたい。


方向性は如何なるものか分からないが、ありとあらゆる事を経験させて、本人が一番興味を示す事を見極めなければならない。


YOSHIKIもきっと、お父様がタップダンサーという事もあり、クラシック音楽を聴かせたり、

数々の楽器を買い与えた事が、功を奏したのであろう。


RUKIには早々にドラムを買ってあげようと思う。


勿論ピアノも弾けるようにしてあげたい。


ボーカルもカラオケボックスに足を運び、歌を歌わせてあげたい。


ギターも興味を示せば、出来るようにしておかないと。


オールマイティで何でも出来るようにしておきたい。


そうすれば、ソロでパフォーマンス出来る。


YOSHIKIになろうと思うと並大抵の努力では出来ないと思う。


身を削って命懸けでやらないと、人には愛が伝わらない。


YOSHIKIの努力はスゴイ。

何事も素直で一生懸命。


RUKIも褒めてあげると一生懸命。

男の子だから、頑張って生きて欲しい。

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