愚才な武人と天才少女たちの魂の伝承 九章東側の国でチヅルとの任務
不自由な新自由主義の反乱児
愚才な武人と天才少女たちの魂の伝承第十章、東側の国でチヅルとの任務
東京に帰ることが決まった時にヒトミが慰労をかねてお疲れ会をすると行って来た。ヒロはヒトミに遠慮しとくよ、と言う。
悪い予感がして断ろうとしたが娘たちを巻き込んで強引に進められた。
日本に 着いたのが早朝だ。
ユニオンの運輸便で通常の半分の時間で到着するが、それでも十二時間飛行機の中で、疲れた状態で家に到着して、ヒロは遠慮したかったが娘たちは若さなのか、元気なものである。
高級なイタリア料理店と言う触れ込みで大喜びしている。
ヒロは正統なイタリア料理は面倒でその料理の種類の多さに壁壁する。
だからアラカルトで食べたい物だけ食べたいのだが、ヒトミは娘たちに
経験させるためコース料理に拘る、ヒロはこれが面倒臭いのだ。
食前酒(シャンパン、から始まり)ストゥッツィーノ(食前酒のつまみ)
アンティパストと呼ばれる、前菜、(生ハムやソーセージ等)
プリモピアット(パスタ等麵料理)セコンドピアットに魚料理(今回はロブスター)更にメインに子牛の肉料理チーズと野菜のほうれん草、フォルマッジィ(チーズ)
エスプレッソ、デザート。
それぞれの量は少なく調節されているが、こんなに食えるかとヒロは思った。
しかし娘達は美味しいと食べてしまった。
ヒロはウエイターに言って肉料理を遠慮し、食後酒のグラッパ
(ワインを絞った後のブドウで造る蒸留酒)を飲みながらヒトミに
【どうせ何か話が有るんだろ?】と聞くと。
ヒトミは【マナー悪いわよ、皆が食べ終わって話すわ】とごまかす。
娘たちは初めての高級なイタリア料理に、ご満悦で美味しいと喜んでいるがヒロは
後の事が気になり味が良く判らない。
美樹が【先生、なんか不機嫌なんですか?】と聞くので。
【お前たちが楽しめれば良いよ】と当たり障りの無いことを言う。
食事が終わるとヒトミが【急で悪いんだけど、明日早々に東側の首都に
飛んで欲しいのよ】と言う。
ヒロが【いくらエージェント契約としても急すぎるだろ、普通準備期間が必要だろ】と言うと。
ヒトミが【緊急事案なの、それにアンタの教え子が危機に陥るかも知れない】
と言う。ヒロが【まさかチヅルに、危険な仕事をさせているのか?約束が違う
チヅルの上司は何しているんだ】と聞く。
ヒトミが【ちょっと言いにくいんだけど、実はその上司が少し前ケガを
負って彼女が中心で任務を続行しているの】と言う。
ヒロは【聞いてないぞ、俺に知らせると言う約束だろ、ユニオンの調査部は
エージェントとの信頼関係が命綱だろ】と言う。
ヒトミが【違うのよ、チヅルちゃんが立っての希望でヒロに秘密にして
との事案なのよ】答える。
ヒロは目の前が暗くなり、酒の酔いも一気にさめた。
【それでどんな状況なんだ】とヒロが聞くとヒトミは【ユニオンが護衛しているのは
東側と西側のパイプとして、動いていた要人なのだけど、少し前にその娘が誘拐されてしまって、その要人が娘を盾に脅されているのよ】と言う。
千鶴の上司はその襲撃で大きな負傷を負ったらしい。
ヒロが【ヤバい連中かもな、明日一番で飛び立つように手配してくれ】と言うと
アリサが【私も行きます。チヅルちゃんを助けたい】と言う。
美樹とエリカも【私たちも出来ることをしたい】と言う。
五月に成ろうとしてもまだ寒いはずの地域だが、アフリカから東側は自律神経の調節もままならない、しかしことは急を要した。
正直、西側だ東側だと言う任務に、千鶴を関わらせたことをヒロは後悔した。
ただの要人の護衛で長年任務に関与した、エージェントの元でのサポートぐらいに
思っていた自分の甘さを責めた。
当然任務の詳しい内容は、守秘義務に当たるが、何か困って居るなら自分に相談しろといつもメールしていた、チヅルは弱音を相談するタイプでは無いことを
解っていたのに、安心した自分の馬鹿さを責めた。
輸送機の中で娘たちの前では暗い顔は見せる事は出来ない、自分に絶望しながら
移動する中、アリサが心配そうな顔で【チーちゃんなら大丈夫ですよね】と
ヒロに聞く。
ヒロが【必ず何が有っても助ける、今の所、悪いニュースは入ってきてない】
と答える。
現地まで旅客機なら十時間程度かかるがユニオンの輸送機だと5時間程度で
行ける。
その国の国連大使の手回しにより空港に到着するとチヅルが迎えに来ていた。
それを見てアリサがチヅルに抱きついて【良かった無事でいて】と言う。
ヒロも一旦ほっとして【大丈夫だったか、一人で大変だったろう】と
チヅルをねぎらう。
チヅルは【一人じゃ無いよ、現地の人も沢山サポーターがいるけど、まだ解決に至る情報が足りないし、どうも東側の反対勢力だけじゃなく、西側の諜報部や裏組織が
東側の対勢力や裏の組織と絡んでいる気配があるので手こずっているの】と言う。
ヒロは【当の要人はどんな様子だ】と聞くと、チヅルは【今ユニオンが隠れ屋で かくまっている、怯えて娘の事ばかり心配しているわ】と言う。
ヒロは【なるほど、二人とも表面的に行方不明、神隠し状態ってことだな
この国では要人が暗殺されるとか海外に亡命するのは良くある話だ、亡命した先で
暗殺されるケースとか普通に考えて、両者による共謀も、有り得る話だ】と言う。、
要人本人に合うと実際にすっかり怯えている、平安時代の呪詛に合っている
状態である。
戦前、隣国の独立運動に関わった要人を、日本が匿っていて第三国に輸送中に
暗殺された話もある。
隠れ屋でヒロは【チヅルなにか考えていることが有るんだろ?】と聞くと
【有るけどこの人の娘を見つけないと】と答える。
ヒロが【呪詛返しを考えているのか】と聞くと【先生、言い方】と言う。
呪詛返しとはこの計画に関わった連中に、災いを返すことでその術式(やり方)は
様々である、チヅルの一族は古くからその術式を家伝で受け継ぐ家であった。
彼女の頭脳の明晰はそこから来ている。
ヒロはマリアに連絡して、要人の身代わりに成るエージェントの派遣を要請した。
変装のプロである。
特殊メイクをさせてあえて目立たせ、彼を狙う連中をあぶりだす。
その前に情報を集め目星をつけて置く事も寛容で、そこに傀儡、つまり言いなりに
なる人間を作る作業も必要だ。
その前に重要なのは、誘拐された娘の安否確認と居場所の特定だが、現状表に
出せない、この国の警察には犯人側の息のかかった人間も上層部に居る
可能性が高い。
そこで実行犯を、おびき寄せるのに身代わりのエージェントを使うのだ。
その国のネットを通じて、色んな場所で身代わりを発見した写真を出させる。
その場所にユニオンの、超小型の昆虫型のドローンを仕掛け実行犯を特定していく。
勿論、はずれや直接犯人では無く調査員として調査に来た場合も多い。
その情報の中で実行犯と娘の所在に繋がる者達が、数日で見つかった。
これぞユニオンの科学の力である。
ここからはヒロ達が表立って暴れるターンである。
チヅルは表立って顔を晒せない。
ヒロとエリカ、アリサと美樹のツーバディーに分かれ行動する。
その建物の構造はあらかじめ虫型ドローンで解っているので作戦は簡単だ。
相手は二十人ほど。相手の武器は小銃や拳銃。
まずヒロとエリカが正面から入って相手の多くを引き付ける
同時にアリサと美樹が娘がいる部屋に近い所に忍び寄り娘を救助する。
こちらはミツバチ型のドローンと発光弾、催涙弾、小型の麻酔銃、折鶴型手裏剣、
流星錘(りゅうせいすい)(中国武術のロープの先に錘が付いた武器)である。
まずヒロが表玄関を小型の爆弾で壊して堂々と入る。
その音を合図に、アリサと美樹は裏からこっそり忍び寄るがドローンで人数を確認
して、ミツバチ型の針で相手を眠らせて娘が居る部屋に近付く。
ヒロは流星鐘で暴れまわり後ろからエリカが麻酔銃で援護していく。
娘の救出には十五分も掛からなかった。
相手を拘束して他のエージェントが連中を別の場所に運び、得る事の出来る情報を
尋問して取り調べる。
ユニオンは警察でも無ければ正式な調査機関でもない。
そして相手は違法と言うより裏で暗躍する連中である。
法に乗っ取り取り調べはしない、様々な方法で情報を得る。
時には体に影響の少ない自白剤を使ったり、相手によりそのまま開放したり、
相手が寝ている間に超小型GPSを体の中に仕込んだり入手が出来る情報を全て
手に入れて今後に生かす。
ヒロは連中を闇の調査機関と呼んでいる、マリアに連絡を取り、今後の打ち合わせをしてヒロの考えを伝えた。
ヒロは要人の入れ替わりに、記者会見を開かせ引退を宣言させ、密かに西側と東の
仲介をしている国に本人を亡命させ、そこで秘密裏に活動させ、両国が極端な行動に
出ないように裏でパイプになってもらう事だ。
当然今までと同じ活動は出来ないが、彼の影響下に有る人間との仲介は
可能である、そしてこの国での護衛よりは第三国の方が負担は少ない。
身代わりには当分この国で本人として隠居をしてもらい影武者で
いてもらい敵に油断をさせる役割を担ってもらう。
そして何よりチヅルを一旦日本に返すことを要求した。
マリアはヒロに【チヅルを日本に帰すことは、今は難しいわ】と答えた。
ヒロは【何故だ、チヅルの代わりのエージェントを派遣すれば良いだろ】と少し
切れ気味に言うと【その国での情報ネットワークの殆どをチヅルが構築したの、
今、チヅルがその国を離れたら全てが水の泡と化すわ】と答える。
ヒロは更に切れ気味に【チヅルはまだ二十歳にも満たない娘だぞ、
そんな娘にそんな重責を負わせていたのか】と食いつくと。
【貴方が思っているよりチヅルは大人よ、自らその重責を進んで行う
一流のエージェント、流石、ユキちゃんの娘ね】と言う。
ヒロは【都合の良いときだけユキ姉の名前を使うな、ユキ姉に重責を
負わせ病気にさせたのはきっと俺たちだ、俺はチヅルをユキ姉みたいに
させたくない】と言うとマリアが【解っているわ、彼女は必ずユニオンが
守る、そのため貴方にも協力して動いて欲しいの】と言う
ヒロはまたマリアに嵌められたと言う思いがした。
そしてチヅルを助けたいと言う思いが交錯し、この世界に憤った。
そもそもヒロにとっては西側だ東側だ、なんか両方滅びれば良いくらいの
気持ちでこのような任務には関わりたくない、これはマリアにすれば序章に
過ぎないのだろう、しかしどんどんマリアの蜘蛛の巣にかかって行く
自分を認識した。
勿論マリアが悪行を行っているとは思っていない、きぅと共存のための道筋を
将棋や囲碁のように、先の先まで読んで手を打っているのはヒロでも理解しているが、余りにも気の遠い道だ、一つ間違えたら全てやり直しだ。
それどころか自分の身内に、とんでもない悲劇も有り得る仕事だ。
ヒロは誘拐された娘を、要人の所に護衛して帰りながら暗い思いだった。
アリサが【先生、任務が成功したのに元気が無いね】と聞く
美樹が【アフリカの疲れがまだ残っているの?それ更年期って言うらしいよ】と
ヒロが気にしていることを発言する。
ヒロが美樹の頬っぺたをつねりながら【まだそんな年齢じゃない今度言ったら
イスラムの国に売り飛ばすぞ】と言うと。
美樹が【アラブの王族の奥さんなら良いよ】と言う。
エリカが【美樹ちゃんお酒禁止の国だよ】と突っ込む。
要人の娘は言葉が解らないので、不安そうに見ているとエリカが英語と
ロシア語の片言でコミ二ケーションをとって、安心させようとしている。
エリカらしい優しい行動だ。
隠れ屋に着き、要人と娘を再会させ、娘のメディカルチャックを行い
食事を取って朝までそこで過ごす。
任務中の食事の多くは、携帯できる缶詰やパン、バター等が多い、アフリカ等の
キャンプ地ではシェフが多くのメンバーの食事を作ったりするが、ケースbyケースで有る。
そんな時いつも諜報するのがプロテインやオートミール、ビタミン、ミクロ栄養素のサプリなどだ、疲れて眠り付けない時などはアユルベーダーのサプリ、
アシュワガンダなどは疲労を取るのに役に立つ。
そんなヒロを見て美樹は再度禁句である年齢の壁の発言をする。
【先生は最近サプリに頼ることが増えているのは、やっぱり更年期の特徴だ
お酒飲んだあとシリマリンとか言うサプリを、必ず飲んでいるし】と言う。
ヒロが【お前みたいなバカ弟子を置いて早死に出来ないから、ケアは必要なんだよ】と言うと、チヅルが【私も先生を見習ってサプリは色々飲んでいるのよ】と美樹に
言う、美樹が【だからチヅル姉様はこんな綺麗なんだ、私も飲もうかな】と言う。
アリサは【アンタは先ずその性格から綺麗にしなさいよ】と言うと美樹は
【私は性格も容姿も綺麗だもん】と言い返す。
チヅルが【美樹ちゃんって面白い存在よね、アリサちゃんが、いつもメールで書いて居るからどんな子か興味が有ったけど】と笑うと。
【なんか悪口書かれてそうで怖い】と美樹が言う。
ヒロは【良いことを書けるように努力しろ、良い事書く事案が今のとこ見つからん】と突っ込むと【ちゃんと先生が見てないんです、今日だって頑張ったもんね】と美樹は主張するのだ。
隠れ屋は前もって結界をはり、ドローンで見張っているが、ヒロとアリサが交代で
見張り、朝を迎え早朝に中立国の大使館に向かった。
大使館に着けばとにかく安心出来る、そこで皆ゆっくり休んで翌日密かにユニオンのチャーター機で中立国に、ヒロ達と要人と娘は、向かうことに成った。
大使館に着き、ヒロ達は久しぶりに、夕方まで休んで夕食を取ることにした。
丁度その頃ユニオンの身代わりのエージェントが、テレビで引退を発表している。
それも安全のセーフティーネットで有る。
大使館の一室ではヒロ達と要人と娘にささやかな夕餉がシェフにより振舞われた。
食前酒にシャンパンのクリュグ、基本ヒロはシャンパンは好んで飲まないが
クリュグとなれば話は別だ。
娘たちも久しぶりの食事らしい食事に喜んでいる。
アリサはチヅルからディナーのマナーを学んでいるようだ。
その知識もさることながら、何よりいつの間にかディナーにふさわしい
カクテルドレスに着替えている。
ヒロ達も一応着替えているが、簡単なカジュアルスーツだ、目の前のキャビアを
食べながらヒロが【大人っぽく綺麗に成ったな】と褒めると、チヅルは
【先生、私もう大人ですよ、大人の女として見てください】と意味深な発言をする。
ヒロは何故か少し赤面してしまい、【そうだな立派に大人に成長した】と返す。
アリサが【チーちゃん自分だけドレス着てずるい】と言うと、
チヅルはにっこり笑い余裕を見せる、二十歳そこそこで大人の色香さえ見せる。
ヒロはチヅルの母の面影をはっきり思い浮かべるのであった。
その後、食後酒にシェフからルイ13世を勧められ飲んだ。
未開封のバカラのボトルを、そのまま持って帰り売れば、結構な値段で売れると
思ったが、大使館で持って帰るのは止め、せっかくなので皆で味わうことにした。
アリサとエリカは美味しいか不味いか、度数が強くて解らないと言い、美樹はパンチが足りないとか言う、ヒロは黙って味わうが正直タダだから飲むが自分の金で
買おうと思わない、先ほど思ったように、売り買い目的なら有りだが、コニャックならポールジローが好みである、ヒロはだいたいがモルト派なのだ。
チヅルがルイ13世を飲みながら、【先生、来てくれてありがとう】と言う。
ヒロは【いいか困ったら必ず連絡しろよ、どこに居ても飛んで来るか】)と言う。
チヅルはアリサにも【アリサちゃんありがとう】と言うと 【私達、親友でライバルでしょ】とアリサが答える。
美樹はそれを聞き【私とエリカちゃんも親友でライバルだもんね】と言いエリカを
見るとエリカはニッコリ美樹に笑顔を見せる。
要人とその娘も二人で無事を喜んでいるようだ。
ヒロはチヅルに【しかし、ここまで経費と人材を使って両国のパイプが繋げなければ
無駄な労力だな、関わった以上助ける必要は信用上、有るのだろうけど、国連から出る金は知れているだろ】と言うと。
チヅルは【それ以上に経済的メリットも有るみたい、彼は世界中で飲食ビジネス
やホテルビジネスを展開している、まあ結局、彼がパイプ役をしている
理由もそこなのだけど、ユニオンの経済的メリットも大きいの。
それに今回は先生のおかげで、揉め事で金儲けしてる連中をあぶり出せそう
だから、棚から牡丹餅に成りそう、彼もユニオンには借りが大きく成ったから
ユニオンとのビジネス展開に協力せざる、得ないでしょう】と言う。
ヒロは【結局金か、まあその金で俺たちも飯を食べているから
何とも言えないがその金で共存しあえる人間が増えれば良いな】と話す。
チヅルが【先生、投資や経済の本を沢山持っているでしょ、私も経済分析や
チャート分析の勉強をしたいから本や資料を送って】と言う。
ヒロが【何だ、俺みたいに、こずかい稼ぎするのか】と言うと
【それもいいけど、その知識が人と近づくのに役に立つの】とチヅルが答える。
ヒロが【本や資料で解らない事が有ればメールで送れ】と答えた。
翌日チャーター便で、要人親子を第三国に送る飛行機の中でマリアから
電話が入った、ヒロとアリサ、美樹、エリカは要人を第三国に送り
その後日本に帰る予定だった。
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