信じるべきは何か、読む側にも問われる物語

発明の女神として孤高に生きていたエリカ。
派閥争いに巻き込まれ、無実の罪を着せられる。

記憶を失っている彼女が手段を選ばず強くなりたい理由は何か?
誰も彼女を庇わぬ審判の場で、彼女を救ったのは?
彼女に罪を着せた犯人の思惑とは——

誰の助けも要らないと思っていた彼女の“助け”は、案外身近にあったのかも知れなくて。

失った記憶と偽りの記憶。
信じるべきは何か、考えさせられるお話です。

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