漫才仕立て・三斎市

DA☆

漫才仕立て・三斎市

「その昔の日本には、三斎市いうもんがあってやな」『ほぅ』「月に三日、決まった数字のつく日に市が立ったんや。四のつく日に立てば四日市、八のつく日なら八日市、今でも地名に残っとる」『ほなテンのつく日やったら天下一』「テンのつく日てなんや。武道会すんのか。悟空来ぉへんぞ」『神戸にあるんは新開地、モジモジしてたらもじのイチ』「開催おめでとさん、って、おべんちゃらはえぇねん!」


「ともかくその三斎市が、平安末期ゆぅから千年前からあって、国の経済回してたわけやな」『ほー、千年前から』「そや」『天下一武道会が』「違うわ! 悟空来ぉへん言うてるやろ! もうえぇわ!」


「『どうも、ありがとうございましたー』」

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