超人

 江波幹也の通う学校では、春になると必ず体力測定をする。毎学年、同じ時期に行い、そのデーターを学校側は取り残す。データーを集め、統計を取るのが好きな学校だった。


 幹也が何が嫌いかって、言うまでも無く運動が大嫌いだった。

 100メートル走測定では、とにかくビリにはなりたくない。クラスには女性も居る。ビリ人間と陰口されるのはとても嫌だし、耐えられない。


 測定は、クラス内の陸上部員と担当教師が協力して行う。4人づつのグループに分かれ、100メートルを全力疾走である。

 スタート順番を待つ幹也の胸は、ドキドキと高鳴る。



 幹也の順番が来てスタート位置に立つ。合図と同時にスタートする。幹也はスタート地点から既に最下位。

「くそっ」

 藻掻き走る幹也。彼は半分ほどの距離に到達した時点でも、見事に最下位。

 しかし、他のグループで走った中には、幹也とどっこいどっこいの生徒が居る。其奴だけには負けたくない。

 すると、

『速く走りたいのか?』

 ビクの声が聞こえた。

 ハーハー言いながらも、幹也は反応する。

「当たり前だよ」

『よし、ワシが力を貸そう。どの位速くすれば良いんだ?』

「2着でいい」

 すると、途端に幹也の身体が軽くなり、走る速度が一気に増した。 

 結果、彼の要望通り、幹也は2着でゴールした。


 この様子を見ていた体育教師は驚きの表情を浮かべる。

 先生の脳には、鈍足幹也とインプットされていたらしく、中間地点での最後尾から一気に、1着生徒を追い抜かんばかりのスピードで走った幹也に、驚かない筈が無い。

 

 教師ばかりでは無い。その様子を見ていた他の生徒達も唖然とした様子だった。だが、先生も生徒達も、幹也の走りに誰も何も言わない。

 CGでも見ている感覚だったのだ。


 幹也と言えば、唯々最下位にならなかった安堵感で一杯だった。

「ビク、ありがとう」

『この程度の事なんて、簡単だ』


 数日が過ぎた頃、幹也はサーカーの顧問に呼ばれた。

「江波。少しお前の力を貸して欲しい」

「ええっ、僕、運動全然駄目ですよ」

「謙遜するな。陸上の先生から聞いたぞ。真剣に走ればかなり速いらしいではないか」

「いや、あれはちょっと」

「実はな、サッカーの予選がもうすぐ始まる。江波も知っている通り、ウチの学校は一回戦で負けてばかりだ。先生は一応顧問だ。だから、情けなくてな。一度でいいから一回戦ぐらいは勝ちたいんだ。協力してくれ」

「でもー、・・・」

『面白いじゃ無いか。ワシが力を貸すから協力してやれ』

 ビクが嗾(けしか)ける。

 ビクの言葉に勇気づけられ、また、先生に良い顔を見せようと、幹也は顧問の要請に応える。


 サッカー顧問からは、一週間に2日程練習に出るように言われた。

「やっぱり、断れば良かったな。運動なんて大嫌いだ」

『心配するな。上手になって喝采を浴びれば、大好きになる』

「でもさ、受験勉強はどうするのよ。練習で疲れて、勉強なんて出来ないよ」

『特別に勉強する必要は無い。教科書と参考書を開いておけば、ワシが記憶する。チョロもんよ』

「本当に?」

 幹也の気持ちが快晴の如く晴れやかになった。


『ワシに掛かれば、東大とかいう所も、満点の点数が取れるぞ。カプセルさえ忘れなければな』

「でもさ、それって卑怯じゃないかな」

『あっ、そう。落ちてもいいんだ。最も、今や行く気があれば、何処かの大学には入れる様だからな』

「いや、ビクには是非手伝って貰いたい。志望大学校に一発で入りたいから。両親も喜ぶ」

『是非にというなら、お手伝いしよう。幹也の身体を借りているのだからな』

 幹也は、嬉しさの余り、天にも昇る気持ちになった。


 江波幹也に大隅道久から電話が掛かる。

「受験勉強は進んでいるか? どうだ、息抜きにドライブするか?」

「そうだね。僕も叔父さんに伝えたい事があったんだ」

「例の、デブリビクの事か?」

「叔父さん、ビクにも聞こえているんだからね」

 道久は、幹也の忠告など眼中に無い。


 ドライブが好きな幹也。見知らぬ土地を車で走るのは大好きだ。

「何処に行くの?」

「海に行こうと思ってな。夏休みに海水浴に行きたいから、その予行演習」

 地元埼玉県には海が無い。道久は茨城の海岸を目指すと言った。


「大洗海岸? ここからだと随分遠いんじゃない?」

「なーに、無理そうだったら引き返すさ」

「だったら、日帰りでも帰れる所にしない?」

「何処に行きたいんだ?」

「どうせなら、東京に行こうよ。交通の便も良いんでしょ。僕、行ってみたい所がある」

「何処?」

「叔母さんの家。父さんの妹さん」

「俺にとっても親戚に当たるな。何処に住んでいるんだ?」

「東京ディズニーランドの近く。小さい頃、叔母さんの家から連れて行って貰った」

「ディズニーランド行きたいのか?」

「中に入りたいわけでは無いけど、都会の雰囲気を嗅いでみたい。確か、直ぐ側には海もあったと思う」

「確かにあるな。よし、そこにしよう」

 車は一路、千葉県浦安市を目指す。

 幹也は、将来彼女が出来たらデート先の一つにディズニーランドを考えていた。なので、下見しておきたい気持ちがあった。


「あのさ、ビクは凄い能力を持っているんだよ」

 幹也が道久に話し掛ける。

「どんな?」

 幹也は、学校で起きた出来事を話した。


「成る程。ビクはスポーツ系のデブリだったっけな。だからか?」

「そうでは無いみたい。人間には秘めた力があって、その能力のフルパワーは使ってないんだって。それで、余裕ある能力パワーを適度に利用したんだって」

「そう言えば、そんな話を何処かで聞いたな」

「それでね、ビクが言うには、僕は普段の動きの5倍ぐらい速い動きが出来るんだって」

「5倍? オリンピックの100メートル走選手が1秒間に10メートルとする。5倍だから1秒間に50メートル。まてよ、時速に直すと・・・」

 道久は、頭の中で計算を始めた。どうやら、道久は時速に直すとスピード感を掴み易い様だ。

 普通なら、百メートル走に例えればメートル単位でも十分なのだが。


 助手席に乗っていた幹也が、携帯電話で素早く計算する。

「時速、約180キロメートル」

「何だ、新幹線より遅いな。俺はまた、音速を超えるのかと思ったよ」

「まさかでしょ。その他にも・・・」

「何だよ。途中で言うのを止めるなよ」

「叔父さん、このことは内緒だよ。勉強の方も凄いんだ。若しかしたら、受験勉強しなくても東大受かっちゃうかも」

「幹也の頭で?」

「ビクが全てを記憶してくれて、試験問題解いてくれる」

「ほー、そりゃ良いな。まあ、幹也は身体を貸しているんだ。宿代としてそのくらい当然だな」

「ただ、常にカプセルを持っていないと駄目なんだって。試験官が承知してくれるかな?」

「両親からの合格祈願のお守りだとか言って、誤魔化せば良いさ。少々大きいが。それより、そのカプセル、今も持っているのか?」

「うん。肌身離さず持ち歩けと言われた」

「ちょっと、俺に貸せ」

「どうするの?」

「デブリビクと話したい。カプセルに触ればビクと直接話せるんだろ?」

 幹也は道久にカプセルを手渡たす。


 幹久は運転手。カプセルに手を触れ続けるわけにはいかない。カプセルを受け取った道久は、肩に乗せTシャツで押さえて安定させる。

『おい、止めてくれ。加齢臭で堪らん』

 ビクの声が響いて来た。

「臭いも分かるのか? しかし、加齢臭なんて言葉、いつ覚えた?」

『テレビで遣ってたぞ。堪らない臭いだって。確かに臭いわ』

「放っとけや。このカプセルは、地球では作れない頑丈さだって言ってたろ。俺の臭いや汗ぐらいで錆びやしないだろ」

『まあ、そうだな。所で、聞きたいことは何だ?』


「偉そうに、腹立つな。まあいいや。それはそうとして、あんたはスポーツ競技用として作られたんだろ。どの位の速さで動けるんだ?」

『聞いて驚くな。一秒間に200メートルだ。マックスな』

「嘘だ! えーと、時速に直すと・・・」

『時速720キロメートルだ。道久、お前は暗算下手くそだな』

「お前って言うな! しかしだ、二本脚でそんなにスピード出せるのか?」

『何故脚が二本って決めつける? ワシの脚は6本だ。体型もスピードが出せるように作られている』

「そうだったな。ビクはマシンだった。所でだ、そのマシンを、ビクの惑星人が作ったのか? 娯楽の為だけに」

 道久はビクを、人間社会が作るロボットの様なイメージを浮かべていた。


『惑星人って、地球生物みたいなのを差しているのか?』

「そうだよ。鉄やその他の金属の塊が、ロボットを作れるわけが無いだろ」


 道久の問いに、ビクは意外な反論をする。

『いや、原型を創るのは我が惑星のマザーコンピューターだ。それに、地球で言う親となる希望者が、各自の好きなように改良やパーツを付け足す。地球生物は個体が成長し大人になるが、ワシ等は、親がパーツ交換などして成長させていく育て方だ』

「成る程。そうやってロボットが増えていく訳か。所で、そのマザーコンピューターを創ったのは、人間みたいな生命体だろ。でなければあり得ない」


『確かにそうだな。ワシの惑星にも高度な文明を持った生命体が居た。でも、それら我が惑星生命体の殆どが滅亡した。地下深くにマザーコンピューターマシンを残してな』

 ビクは、自身の住んでいた惑星の衰亡の歴史を語り始めた。


 ビクは歴史を語るに当たり、ビクの故郷である母惑星を、仮としてビク惑星と名付けた。


 ビク惑星には、地球に似た生物が繁栄していた。

 ある日、文明を持った生物が天空に輝く一つの星に注目する。ビク惑星を引き連れる恒星系に比較的近い別の恒星。その恒星が異常な動きを示した。

 光度が不規則に変化したのだ。それは数ヶ月で終了し、明るさが減衰する。


 超新星爆発が起きたと判明し、念入りな観測が行われた結果、ビク惑星にも影響が及ぶとの結論が出た。そして数十年後、衝撃波なのかビク星は大きな影響を受け、大量の宇宙線を浴びて殆どの生物が死滅する。


 ビク星生物の脱出は少数なら可能だったが、しかし、衝撃波のスピードから逃げ切る速さの宇宙船を造るのは不可能。

 そこでビク惑星の高等生物は、地中深くにシェルターを、そして、技術の粋を集めたコンピューターを造る方法を採った。

 そのコンピューターに、必要な生物たちの細胞を採取し保存、管理させ、数百年後、或いは数千年後に、自分たちのコピー生物を復活させる計画だった。


 時間が無い中、宇宙線などの超微細粒子にも耐えうるような防御を施し、コンピューターを稼働させる。

 しかし、その防御壁さえも貫通する破壊宇宙線により、生物細胞は全滅されられた。


 ビク星の、マザーコンピューターと呼ぶコンピューターは、一部破壊ぐらいなら自己修復出来るように造られていた。

 マザーコンピューターもかなりの損傷を受けたが、長い時間を掛け自己修復により元通りの機能に回復する。

 その過程で、生物細胞の一部がコンピューターと合体したのか、または偶然だったのか、コンピューターは意識という物を収得する。


 意識を持ったマザーコンピューターは自分の分身を創り始めた。そして、やはり長い年月をかけ、所謂意識を持ったロボットが活動する惑星にしたのだった。

 しかし、ビク星の運命は消滅から逃れられなかった。


 およそ千年前後で、中心にある恒星に落ちる、吸収されるとの計算結果。

幾波にも渡る衝撃波はビク星の公転速度を変えていたのだ。

 現在は殆ど変化が無いように見えるが何れ加速度的に中心恒星に近付き吸収される。それを知らされたビク星住民に激しい議論が巻き起きる。


 ビク星脱出に異論は全く無い。しかし、脱出宇宙船の大きさには限りがあるし、数もそうそう量産できない。

 現体型そのままで宇宙船に乗り込むとなると、期限までに全住人を脱出させられない。

 ロボット体と言えども劣化から逃れられない。


 そこでもう一つの案が浮上。

 各自の総ての情報、そしてビク惑星の情報をカプセルに詰め込む。辿り着いた惑星で、その惑星の生物の力を借り。自分たちを者とのロボット体に復元させる。

 ビクは、後者を選びカプセルに閉じ籠もる。



「お前はどの位旅して来たのだ?」

『一億年は越えているかな?』

「何故、地球を選んだ」

『そろそろ宇宙船の中に閉じ籠もっているのが飽きたからだ』

「成る程。地球に落っこちたのはお前一人か? いや、一体と言うべきかな」

『落ちたのと違う。降りたのだ』

「あんな大きな穴が出来るほど衝突したのにか?」

『だから言ったろう。カプセルは地球にあるどんな物質より堅いと』

「分かった分かった。で、幾つ落とした?」

『4体』

「ビクと同じ場所にか? 気が付かなかったな」

『実はな、人間の多い中国に降りる予定だったが、二番目の奴が一瞬躊躇った。

それで、一番目は予定通り中国だが、二番目からは日本に降りることになってしまったんだ』

「成る程。宇宙船から投げ出されるに、時間差があったという事か」

『何か、お前の言い方にはトゲがあるな。ワシ等はしょうもない惑星だと思ったが、降りて遣ったんだぞ』

「ビクこそ、生意気な口の利き方など学習するな。気分が悪くなる」


 そこに幹也が割入る。

「またー。喧嘩するならもう終わり!」

 幹也は道久からカプセルを取り外す。


 この時点では、ビク等宇宙人が地球で何をしようとしているか分からなかった。

 更に、彼等の真の能力も未だ知らなかった。




 野良犬


 車は浦安に到着する。

「叔母さんの家に寄るんだろ?」

「いや、止めとく。突然行ったら悪いし」

「叔母さん夫婦には子供が居ないのか?」

「確か、僕より二歳したの女の子が居る筈」

「一人っ子か?」

「僕は暫くおばさん達家族と会ってないので、詳しくは知らないんだ」

「じゃあ、寄って確かめるか? その子も夏休みだろ。家に居るかも知れないぞ」

「別にいいよ。早くディズニーランドに行こう」

 ナビの案内で海端のディズニーリゾートに向かう。


 湾岸道路高架下を抜け、車を左折。駅前をゆっくりと走り抜け、左側のイクスピアリを眺める。

「何か、魔法の世界に出てきそうな建物だね」

「さすが、夢の世界と豪語するだけあって、異世界をイメージしちゃうな」

「此処はディズニーリゾートじゃなくて、商店街だって叔母さんが言ってたよ」

「そうなんだ」

「来たこと無いの?」

「無い」

 車は右回りでディズニーリゾートをぐるりと回る。


 大規模駐車場。ディズニーランドと併設するように立つホテル群。街路樹は南国をイメージするヤシの木だ。


「何か、凄く良いね。明るい太陽の光。僅かに顔を出しているディズニーシー風景」

 感激して幹也が叫ぶ。

「行きたくなったか?」

「いや。来るとしたら彼女と来たい」

「幹也に彼女なんか居ないだろ」

「うん。出会いがね」

「男女共学だろ?」

「だからって、だれでもペアになれる訳では無いよ。気軽に声なんて掛けられないし」

「そりゃそうだ。やはり、モテる要素が無いと無視されるか、格好の噂対象にされる。そうだ、幹也はビクの力を借りてサッカーで大活躍する予定だろ? サッカー選手はモテるらしいぞ」

「でもそれって、自分じゃないでしょ。ビクの力を借りて有名になってもな」

「良いじゃ無いか。利用できる物はドンドン利用しろ。幹也は宇宙物質に身体を貸しているんだ。その位当たり前だ。なー、ビク。聞いてるか? 俺の言う通りだろ」

「うん。ビクもそうだと言ってくれた」


 車はディズニーリゾートの廻りを一周し終わる。

「序でだ。浦安の海も見ていこうぜ」

 この当時、浦安市の高州辺りには未だ空き地が広がっていた。道路の突き当たりに広い公園もある。

 

 二人は車を駐めて海に向かって歩く。海辺は波消しブロックなどで囲まれた広い散策路がある。釣りをしている人達も見受けられる。

 鉄柵の向こう側は東京湾が広がっている。滅多に嗅ぐ事の無い潮の香り。

 大隅道久にはそれが心地良い。

 

「叔父さん。暑いからソロソロ帰ろうよ」

 幹也は道久に促す。


 駐車場に向かって広場の中を歩いている時だった。どこからともなく一匹の犬があらわれ、二人に纏わり付く。

「何だこの犬。俺たちに噛みつく積りなのか」

「首輪が付いてないから野良犬なのかな?」

 幹也が目敏く言う。

「ちょっと、あっちへ行けよ」

 道久は、体を犬から逃れるように移動する。


「叔父さん。この犬は攻撃する積りは無いって。ビクが言ってる」

「何故そんなことが分かる? 何故俺たちに付きまとう?」

「僕たちに飼って貰いたいんだって」

「ビクは犬の気持ちまで読めるのか?」

「ビクは犬の行動を学んでいるんだって」


「嘘吐け! だったら、その知識で犬をサッサと追い払え」

「この犬は大人しく人なつこいから、飼ってやろうとビクは言ってるよ。どうする?」

「野良犬が人懐っこいだと? デタラメ言うな。幹也。そんな犬など放って置いて、車に乗ろう」

 二人は急ぎ足で車に向かう。


 車に辿り着くと素早く乗り込みドアを閉める。しかし、炎天下に駐車した車の車内はかなり暑い。

 エンジン始動と同時に、二人は高温になってる車内の空気を入れ換える為にドアのウィンドウを開ける。その瞬間だった。ガラスを下げ終わった瞬間、野良犬が後部座席に勢いよく飛び込んで来た。


「マジかよ。追い出せ」

「ビクが無理だから止めておけと言ってる。それに僕、触るのが怖い」

 道久は身体を捻って犬を睨み付ける。野良犬は目を閉じコソっと可愛く頭を下げた。

 少なくとも道久の目にはそう見えた。


「ま、いいか。出て行けと言っても出て行かんだろうし。それにしても、狭い隙間からよく飛び込めたな?」

 後部座席のガラス窓は全開しない仕組み。犬が入れる隙間は有るにはあるが、実に上手く飛び込めた物だと、道久は感心する。

 道久は犬を追い出すのを諦め、車を発進する。

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