【赤い糸・運命への階段】

雅翔(がう)

第1話~出逢い~

僕はアダム、よろしくね

出逢いから話して行こう

とある配信アプリとある配信者の配信でイヴと出逢った

言わゆるネグレクトに近い事をされている

そういった相談がその配信では、されていた

親がキツくて、ご飯も、お小遣いも少なく

甘え方が分からない、そう言った彼女がイヴ

僕も当時、同配信アプリで配信する底辺配信者だった

僕は個人的に相談に乗る胸を伝え話を聞く事にした

イヴの一人称は俺、しかし僕には女の子だって事はすぐにわかった

【イヴ】アダムさん優しいですね、こうやって話聞いてくれて優しくしてくれる

【アダム】そんな事、普通じゃないか?悩んでるんだから。僕で力になれる事があるなら力になるよ?話してごらん?

【イヴ】俺は親の道具でしかないんです。

【アダム】それはどうゆう?

【イヴ】薬塗ってとか、家事手伝ってとか、買い物行って来てって

俺は勉強も家事もなんて全部は出来ないです。遊びたいも出来てないのに。

【アダム】それなら甘えられてないって事かい?

【イヴ】はい……甘え方分からないです……

【アダム】じゃあ僕の事を、お兄ちゃんでも親でも良いそう思えばいいよ

甘えていいからね?

【イヴ】じゃあお兄ちゃんが、いい、です!


と、こんな出逢いだった。

そのうちに毎日チャットで話す様になり、仲良くなって行った

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