第2.5話『※注意! この話を読むとサプライズ感が薄れます!』



ぼくらに部屋を譲ってくれたカップル。

その時は、天使のカップルって思ってた。

でも、真相は違った。

「ねぇ、本当のこと言ってあげたら良かったかな?」

色っぽいお姉さんが言った。

「でも、あの2人、メッチャやりたそうだったから」

お兄さんが申し訳なさそうに言った。

「確かに、初々しいけど、やる気はMAXだったよね」

「だよな、おれ、あんなやりたそうな2人に言えなかったよ。

あの部屋、 出る って噂があるから空室なんだよって」

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