第7話 "変わらない日常"
今日も私はスマホのアラームと共に起きる。昨日の今日なので寝ても疲れがたまっている目が覚めてからスマホの時間を確認するとまた佳奈から電話が来た。電話に出ると「もしもし、朝からどうしたの?」と私が聞くと「昨日の流星群朝になっても流れてるよ。」と変なことを言うので「佳奈、朝だから寝ぼけてるんじゃない?」と私が言うと「寝ぼけてなんかいないよ。私は制服にも着替えたし学校に行く準備できているんだから。」と佳奈は言うので私はパジャマのまま外に出るとそこには昨日見た奇麗な流星群が流れていた。「まさか朝になっても流れているなんて。」と言葉を零すと「ね、言ったでしょ。凪そろそろ支度しなよ。」と佳奈が言うので「そうだね。じゃあまた学校で。」と言い電話を切り支度をしに部屋に向かった。
支度が終わり私は誰も居ない家に「行ってきます。」と言ってバス停に向かった。
いつも通りバス停に着くとそこには一人の男の子とお爺さんが居た。今日は男の子の様子が変だった。少し怯えてるよな顔をしている。お爺さんがそれに気が付いたのか「坊や、何か怖い事が在ったのかい?」とお爺さんは優し気な声で聞くと「うん、この流れ星がなんだか怖くて。最初は奇麗に感じたんだけど、だんだん怖くなっちゃって。」とその男の子は答えた。すると「こんな事は今までなかった。だけどな坊や、年老いた老人にはこの流星は何処か温かく感じる。だから坊や、いつも通りに生活をすれば良い。」と言いながらそのお爺さんはバスに乗った。そおして私もバスに乗りいつも通りの場所に座った。バスはいつも通りにバス停に停まり今日もその元気な人がやって来る。その人はこちらに来て「おはよう、話題の流星群見た?」と一輝が私に話しかけてきたので「ええ、見たわよ。佳奈が電話をかけてきたから何回も見たわよ。」と言うと「そうか。なあ今日学校が終わったら流星群を見に行かなか?」と言ってきたので「暇なので良いですよ。私で良いのですか?」と質問をすると力強く「ああ、二人でが良い。」と言うのでちょうどバスが停まり私は「それじゃあまた放課後に。」と言いながらバスを降りて学校に向かった。
そおして朝のHRが始まり、そこから一限目から四時限目の退屈な授業が始まった。いつも通り適当に過ごしていると時が経つのが早く昼休みになった。昼休みになり佳奈がいつも通り私の前の席に座り、私の机にお弁当を置き「そうそう、今日学校の噂で夜に流星群を見ると願いが叶うって言う噂なんだけど知ってる?」と変なことを言うので「なにそれ、胡散臭い。それでどうしたの?」と私が聞くと「今日の夜一緒に流星群を見に行かない?」と私は悩みながら「ごめん、今日ちょうど先約が居たから行けない。」と言うと佳奈頬を少し膨らませながら「それって男?」と思わぬことを聞いてきたので少し驚いていると「男なんだ。まあ良いよ、そんなことで嫉妬しないし。」と佳奈は先ほどよりも頬を膨らませたので私は佳奈のほっぺをツンツンしながら「ごめんて、でも一番は佳奈だよ。」と言うと佳奈は照れたのか少し頬を赤くしたので私は「かわいいかよ。」とつい心の声を漏らすと「うっさいわね!」とそんないつも通りの会話して五時限目の授業が始まるのだった。
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