第4話 "友達"Ⅲ
学校の正門が見えたので「それじゃあ私はこれで、職員室は正門から入って右横にあるからそこに行けば先生に会えると思うよ。」と言い私は玄関に行きながら言うと「おう、ありがとな。」とその人と私は違う道を行くのだった。教室に着いてから私は鞄を机に掛けてスマホを取り出して時間を確認する。そおして朝のHRが始まる。担任の先生が来て今日の日程を話し退屈な授業が始まった。
やっと昼休みになり私はお弁当を開きスマホを取り出し昼飯を食べる。すると知人が私の席の前に来て「お、早いじゃん。」と弁当を私の机に置き弁当を開くので「いや、早くはないでしょ。今日は知らない人と会って疲れたから余計にお腹がすいたの。」と言うと「へぇ、知らない人ね。凪って知らない人と喋れるんだ。」と何故かほっとした顔で佳奈が言った。感情がなくなってから"友達"が良く分からなくなりそれ以来私は佳奈のことを知人と言ってしまう。とそんなことを思っていると「そう言えば知ってる?今日この学校に転校生が来たの。」と何故か嬉しそうに佳奈が言うので「うん、知ってるよ。今日の朝偶然その転校生に会ったから。」と言うと「良いな~、どうだった?イケメンだったでしょ。」と食いついてきたので「ごめん、良く顔は見なかった。」と私が言うと「えぇ、なんか勿体ないね。凪はさあ可愛いのに、人に興味がないからね~。」と佳奈はほっぺを急にツンツンしながら言うので「佳奈、私のほっぺをツンツンしないでご飯食べなさい。」と言うと佳奈は「は~い。」と言いながらお弁当を食べるのだった。昼休みも終わり五時限目の授業が始まった。
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