12/29 日光浴

おはよう。

陽の光が眩しい。


今日は何をしようかと、思ったけど多分。

ああ、私の木に登っても意味なんかないよ。

手には逆剥けができるだけ。

叫んでいかないと、どこかに飛んでしまう。

指向性を狭めて叫ぼう。

ノイズとともに空気に溶けていく。

この瞬間が好き。

生きていて良かったと思えるのだ。

私はその人生への充足感を撒き散らしながら種の成長を待つ。

いつ始まったのか、いつ終わったのかも認識されることのない物の中で過ごす。

体に共鳴するビートを足裏で打つ。

変で、意味のない、興奮状態、文脈がよくわからない文章を頭の中で思い浮かびは出ていく。

そして、空気に溶けていく。

溶けていく。


おやすみなさい。

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