第8話 龍神

「はい…龍の血筋です…」


「本当か!?…」


「あーもー、確認うざいです。まーでも、能力の発現がだいぶ遅いから...もしかしたら以上…」


「あ"?」


「なーんちゃって、♡ それでは〜」


神楽は部屋を出る。


数日間の訓練を乗り切り、ある日突然神楽に持ちかけられる。


「ねぇ守…実践出てみる?」


「はっ!?」


突然の突拍子もない提案に思わず声を荒げて驚く。

何を言い出すんだ神楽は!…


「やっぱりさ、実践に出るか、実践形式の訓練で戦いってものを知らないと覚醒できないと思うんだよね〜。どぉ?」


「…わかった。」


、、、ということで実践開始!


「相手は新人霊媒師の天僧てんそうくんだよ!」


「おなしゃっす!新人っす!中学生とのことで、少しやりづらいですが...本気でいかせていただきます!」


「えっ!ちょっ!いきなrッ!!!」


龍双・天割瓦りゅうそう・あまがわら!!!」


霊媒術によって長い爪を手から出し、天から飛び降りてくる。


「ちょわっ!」


ズドオォォォォオン!

ものすごく大きな地響きが鳴り、なんとか避けられたが体制を崩す。


(ほんとにこれで新人かよ!…)


そう思うのも束の間、次の手が迫る。

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