第十七話『宴会!! 三角Δロース』
ミ「サンタ・オブ・ブレイキングぅ、改めまして……よく帰ってきたわネェ! おかえりめりくリィ!」
サ「だな。無事で、本当によかったよ」
ブ「ああ。二人とも、心配をかけて、すまなかった。そして、目覚めさせてくれて、ありがとう」
窓の外の
ブ「ゲッ! ミニスカー・サンタ、なんか下半身がべっとりしてるぞ?」
ミ「エッ!? あらほんとだワァ、ヤダ〜」
サ「なんだ、それ? 赤いが……血か? サタンか
それは、確かに、粘性の、赤黒い、悪魔族の血のようだった。
ミ「サイアクぅー! まぁいいや、お部屋あったかいし、脱いじゃえッ! ポイっ!」
ミニスカー・サンタは、
丈が長めに設計されている
ちょうど
サ「おい、ミニスカー・サンタ。ミニスカサンタみたく、なってるぞ?」
サ&ブ「「ガハハハ!!」」
ミ「うるさいッ! 気にしな〜い。にしても、最後のパンチ、『
ブ「ああ、脅威は去った…………
ふと、部屋の隅に捨てられてクシャッとなっている、悪魔族の血のついた
ん!? いや、待て! 奴は子供たちの血液を使ってパワーアップした。その上注射は、144本も。つまり……犠牲になってしまった子供が数多くいるということだよな?? 俺たちは……全員を守ることはできなかったんだ!! まるでダメじゃあないかッ!! クソゥッ!!!」
「ふふ……それはどうかな?」
ちょっと離れたところで遠慮がちに座る、
ミ「ま、マスター、どういうことなノッ??」
マ「あれ、血じゃないだろう」
サ「血じゃない? どういうことだ? あんな赤い液体、他にないだろう?」
マ「ありゃ、どう見ても、
ブ「じゃあどうして……サタンは巨大化したんだ?」
マ「こんな言い伝えがある。大魔神サタンは
ミ「なるほどねェン……でもォ〜、見た目もゾンビみたいに赤黒ぉ〜かったし、あんなに変わるものかしらァ?」
マ「レッドアイ注射の副反応のせいで
サ「そうかわかったぞッ! サタンは
ブ「おうよ、俺はトマト嫌いの
(※普通の
マ「まぁ、済んだ話だ、そろそろ
ミサブ「「「マスター!!! さっすがぁ!!!」」」
🍅🍺🐓🥩
赤身の中に、適度に
ブ「この
マ「それは、
サ「ロースも忘れずになッ! 積もる話を肩ロース、なんつって!」
ミ「鶏唐揚げもネッ! カラアゲテンション
ミサブ&マ「「「「がははは!!!」」」」
サ「改めて破壊王、レッドアイを打たれた気分はッ?」
ブ「最悪だったね。だから俺は今日も、トマトNG!
マ「わーってるよ。レッツドルゥァイ!」
サ「俺たちはいつも通り、度数低めの
マ「おう。さっき納品、来たぜ」
ブ「おいお前ら、怪しい赤い液体で、暴走するんじゃねえぞ?」
ミ&サ「「お前に言われたくないわッ!」」
ブ「あっはっは! 悪い冗談だよなぁ! ブラックジョーク!
マスターによって、酒のグラスが
よし、じゃあ行こうか……せーのッ!」
「「「「🍅かんぱーい🍺」」」」
付け髭が外された──仕事終わり──の
(※一気飲みはやめましょう)
ブ「くーッ! うめぇッ! 今日は、朝まで飲むからなッ! 皆んな、付き合えよ〜ッ?」
マ「いや、朝まで、は無理だろう……ほら、外見ろよ。もう……お
皆して、
そして……
忘れ去られた、白いサテン生地の
「あァーッ!!! いっけな〜いッ!!! あそこにプレゼント一つ、届けるの忘れてるわァン! アタイ、行ってくるッ!」
ミニスカー・サンタは、そう叫ぶと
下半身をほとんど露出した状態で、
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