第十六話『和解!? 停戦協定《アーミスティス》』

 サタンとの激闘が集結した

 すぐさま停戦協定アーミスティスが結ばれた

 大魔神サタン並びに赤い悪魔レッド・アクーマーたちは

「そうだ、大掃除まだだったな。あいつらにやらせよう」

 という大元帥だいげんすいサンタの提案によって……


 地獄及び煉獄れんごくの清掃業務に従事することを強制された(永遠にフォエバ)。



 🎄🎄🎄🎄🎄🎄

 🟫🟫🟫🟫🟫🟫

 😈💦👹💦😈💦

 🧹🔥🧹🔥🧹🔥

 🔥🔥🔥🔥🔥🔥



 針葉樹モミの森の雪上に降り立った、三角Δロースサンタ・デルタΔフォースご一行。


「あっ! そういえば、俺たちの雪車ソリに積んでいた風呂敷包ふろしきづつみは? 黒き三太ブラック・サンタ……じゃなくて、破壊王の三太サンタ・オブ・ブレイキングのパンチのせいで、落っことしちまったよな?」

 サンタクが思い出す。


「それにアタイ、電撃バチバチの備長炭、回収できなかったけど……森で火事、起きなかったわよネッ!? どうしてなノッ?」

 ミニスカーは、思い返して不思議がる。


 すると、彼らの後方から……


「あっはっはっは! 心配無用! ワシが全て解決しておいたんでな」


 ええ感じの渋い声。



「「「茶店マゼンタのマスター!!!」」」



「ま、頑張ったのは、ワシと言うよりも、野生の宇宙鹿トナカイたちだな」


 針葉樹モミの後ろから、ひょっこりと顔を出す、宇宙鹿トナカイたち。


 🌲🫎🌲🫎🌲🫎🌲


 かわいいゾ。


「マスター、恩に着るッ!」

 サンタクは、クイズ本(初級)をふところにしまって、そう感謝した。


「備長炭電池の方は、ウチで利用させてもらうよ。しばらく電気代がタダになりそうだ」

 マスターがちょいと上の方へ目線をやると……


 浮遊するバチバチ備長炭。

 その下には、宇宙鹿トナカイが数十頭集まって、反重力アンタイグラヴィティ作用が働いている。


「いやぁンマスターッ! さっすがァーッ! そこに痺れる憧れ──」

 ミニスカー、マスターに抱き付き

   🎅👴

/⚡️バチィッ!\

「いやン! 注意散漫静電気三万ボルトぉ〜ン」

 電気走り。

 

 そのままミニスカー・サンタは、ブチュっと、マスターのほほに口付けする。


 唇を離すと……


 紅いキスマークサンタグロス


「おっ、俺の知らない間に、お二人、お似合いじゃねぇか」

 ブレイキングが冗談ぽくイジる。


「おいおい、やめろって! ミニスカーとのはごめんだ!」

「えー! アタイはいいのにィ……性夜セイヤっセイヤっ!」

 嫌がるマスター。

 腰振るミニスカー。


「「「「あはははハハハハハッ!」」」」


 ⭐️────・・・ ・ ・ ・


 星振る夜。

 和気藹々わきあいあい



 その後すぐ、ノルマを終えたサンタクロースたちがようやく応援にけつけた。

 彼らは、戦闘のせいで届けられていないプレゼントを、子供たちが起きる夜明けまでに届ける手伝いをしてくれることになった。



 ~♪ WHITE BRE◯TH的凍えそうな曲 ♪~

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