第七話『破壊!! サタン◯す』 

「いや〜ダァ。こうなったら……もぅ……ネェ?」

「ああッ、あれを使うしかないなッ!」


 ミニスカー・サンタとサンタク・サンタは、互いにうなずき合い……


 天高く叫んだ!


「「三太絶唱サンタゼッショウ!! クロスギアッ!!」」



~♪ 処刑用BGM『WE HISSHI O MAE KOROSHIMAS』 ♪~



 二機の反重力雪車アンタイグラヴィティ・ソリが……


 爆速で夜空を駆け、X交差……X交差X交差!!!




       Xクロス


 🎅✨           🎅✨

   \         /

     \     /

       \ /

       / \

     /     \

   /         \

 🎄            🎄


       描く。




「なッ! 何だ、この聖なる十字は!?!?」

 サタンは、目にも止まらぬ輝くXクロスを前に、激しく動揺する。



「「WEウィ HISSHI必至 O MAE Koroshimasコロシマス!」」


「「WEウィ HISSHI必至 O MAE Koroshimasコロシマス!」」


「「WEウィ HISSHI必至 O MAE Koroshimasコロシマス!」」


「「UNHAPPYアンハッピー YOUユー AREアー!」」


ミニスカー🎅「UNHAPPYアンハッピーを! 」

サンタク🎅「YOU ARE貴様へ!」 



「「喰らえッ!」」



ミニスカ-🎅「三太の電撃サンター・ボルトッ!!!」

 ༄⚡︎༄⚡︎༄⚡︎༄⚡︎༄⚡︎༄⚡︎༄⚡︎༄⚡︎༄⚡︎༄⚡︎༄⚡︎🌪️👿🧛👿⚡️

サンタク🎅「三太の魂喰らいサンター・スクイーズッ!!!」



「「貴様にめでたい新年は来ねェッ!」」



「ぐァアアアーッ!!! サンタクロースどもよ覚えていろーッ!!!」

 サタンは、真っ黒な裂け目の中へ、吹っ飛び帰っていった。



 〈第八話『早い!! 茶店クローズ』へ続く〉

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る