第16話
連れて来られたのは、使われていない
物置きのような倉庫。
「おろ、、して、くださっ、、い。」
暴れる熱を抑えながら南さんの胸を押すがビクともない。
熱に侵された身体は少しの刺激でも
感じてしまう程に強く。
抵抗すればするほど頭が回らなくなっていった。
「はぁ、はぁ。んっ。くっ。」
吐息と共に漏れる声に手をやり押さえる、が、
逆効果にしかならない。
数秒でも熱はどんどん酷くなっていく。
「声抑えなくていいですよ。可愛い声だ。」
と言いながら、倉庫の中にある机の上に乗せてくれた。
熱い。苦しい。アソコが疼いてしまう。
嫌だ。呑まれる。
ーーーーーー
快楽に抗えない身体の俺にはもうイく以外の事を考えられなくなっていった。
「皆川さん。ごめん。俺、限界。」と優しくしてくれた南さんの表情が歪む。
自分の事を僕と読んでいた南さんが俺と言うほど、自我がなくなっている事に俺は気づかなかった。
南さんが俺を押し倒すと首筋を舐め始める。
「っああ。んっ。やっ。」
嫌なのに、嫌じゃない。
気持ち良くなりたい。
俺の身体はもう、俺の意思とは別に
快楽に負けるよう、良く躾けられていた。
そして、俺は南さんにしがみ付きながら
恥ずかしい言葉をつなげる。
「もう、辛い。おち○こ辛くて出したい。」
そう、はしたなく初めて会う南さんにしがみ付き懇願する。
そこにあるのは快楽だけ。
気持ちなんて要らない。
今はただ、辛くて出したい。
頭はそれで支配されていた。
「じゃぁ、舐めて。」と南さんは自分のナニを
取り出して俺の鼻を押さえて口を開かせ喉まで一気に入れさせられた。
「上手に咥えられてるね。これなら動かせそうだ」と言って前後に激しく出し入れされる。
「んんっ。んがっ。」と息が苦しくなる。
「このままイく。」と南さんは言うと
俺の口の最奥で果てた。
上手く飲み込んで舌を出して見せると
少し驚かれた。
自分で墓穴を掘った事に気がつかない俺は
首を傾ける。
「ふふ、どこで覚えたのかな。上手に出来ていい子。」と頭を撫でられ、初めてそこで俺が何気なくした行動に気付いて、どうしようも無く
自分が嫌になる。
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