プロットを作る
1ヶ月も設定資料集ばかり書いていた私ですが、さすがにそろそろ小説本体を書かないといけないという焦燥感が募ってきます。
ですが、執筆未経験者の私にとってそれはとても高いハードルでした。そこで作り始めたのがプロットでした。
もっとも当時の私はプロットという単語は知っていましたが、具体的にどんなものか把握してなかったので、ビジネス文書でよくある箇条書きのメモを作る感覚で作り始めたのが正直なところです。
主人公は聖剣を拾う
↓
勇者爆誕
↓
すごい聖剣のおかげでどんどんつよつよモンスターを倒していく
↓
ボス戦へ……
これに毛が生えたようなものから作っていきました。当初は小学生の夏休みの日記みたいな文章でしたが、ここで1ヶ月も作り続けた設定資料集が生きてきます。
練りに練ったはずの設定を盛り込もうとプロットへ手を入れていきます。するとどうでしょう!なんの脈絡もない文章の集合体が出来上がりました。
軽い絶望に襲われますが、まだ心折れるわけには行きません。なんせ小説本体はまだゼロ文字なのです。これでは「作家を目指していたが挫折しました」という実績すら解除できません。
焦った私は、プロットと設定資料集の反復横跳びを始めます。
設定と設定を繋げるプロットに変更
↓↑
後付けの設定を追加
ちなみにこの時点で、キャラクターの設定は一切定まってません。あ、女性主人公にしようとはしてたな……
ふわふわの世界観と主人公らしきキャラクターの視点で進行するストーリーが作成されていきます。このストーリーをあえて分類するなら、異世界ファンタジーの戦記物に該当すると思います。
この作業が10月いっぱい、つまりまたも1ヶ月つぎ込んでいたこととなります。
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