2013年 神奈川男子児童アルソック事件(未解決)
この事件は、2013年6月10日の深夜3時、警備会社であるアルソックが小学校の人感センサーからの警報を受けて出動すると、男児がガラス製のドアを傘で内側から破壊しようとしていた所を発見したという事件である。場所は神奈川県の川崎市立桜見小学校で、男児はそこに通っていた児童である。
男児をA君とする。A君は事件の前の晩、自宅でいつも通り就寝していた。子供部屋はなく、いつも通り夜10時にリビングの床に布団を敷いて寝たのを、母親も確認している。A君の証言によると、彼はその晩、夢の中で深夜の小学校を1人で歩いていて、ふとトイレに行きたくなったが、でも夜の小学校のトイレは怖いので行けなかったのだという。そこで「あっ、これは夢だから、起きればいいんだ」ということに気づき、自力で起きると、そこは自宅ではなく夜の小学校だったのだという。Aくんは恐怖で失禁しながら玄関まで走るも、鍵がないと開けられないタイプのドアだったので、ガラス製のドアを傘で破壊しようとした。そこにアルソックが出動して発見、保護された。
この事件にはいくつか不可解な点がある。まず、事件発生時、Aくんの靴は自宅にあった。Aくんが素足で学校まで歩いたと考えると足が汚れているはずだが、Aくんの足は汚れていなかった。また、愉快犯によってAくんが連れ去られ、小学校に置き去りにされたとも考えづらい。なぜなら当該の小学校は人感センサー、開閉センサー、赤外線センサー、ガラス破壊センサーを設置しており、深夜に校内に侵入しようとするといずれかには引っかかるためである。
この事件はいまだに科学的な説明がされていない。なお、事件によるA君の健康被害は特になく、健康体である。
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