じつは全てが

釣ール

やがてまぼろし そのうちほろぼし

 けやきがないから おちばがあるぞ


 あのこがなくから このこがおこる


 ひとりふたりとそこにおちる


 おちたあのこは なくのをやめた


 ひろったおちばをかけてやる


 かぜがつめたい ひともつめたい


 やがてまぼろし そのうちほろぼし



 今日も送られた動画をチェックし、カンタンなフレンチトーストにコーヒーをそえて自室じしつで朝から眠気をがまんしつつ寒い冬を過ごす。

 省エネの時代で暖房だんぼうもあまりきいてない自室じしつで映像制作スタッフの美那八みなぐもいちるは意味不明な童謡どうようらしき歌を解析かいせきしていた。


 はるか昔の動画に見えるかもしれない。

 そのわりには歌の不気味ぶきみさが新しすぎる。


 今のインターネットでこの手の恐怖をさそって承認欲求しょうにんよっきゅうをみたそうとする人間はいない。


 ただしゼロではないから美那八みなぐもが調べているのだが。


 何十年も映像制作スタッフ……ましてやホラーをあつかっていると人間が普段ふだんかくしている晴れない願いと希望がゆがんだ景色を作ってトラブルを起こしてきた歴史に直面ちょくめんする。


 調べを進めると某県の町にかつて山村さんそんだった名残なごりなのか、先祖代々せんぞだいだい伝わる今回の動画とにた内容ないようの歌があると他スタッフから情報を得た。


 他スタッフの聞き込みによると、町のお年寄としよりすら知らない歌がとつぜん子供たちの間で流行りだしたらしい。

 しかもこの町出身の動画クリエイターが表向きは町興まちおこしのつもりだとか。


 町の人たちも動画クリエイターの善意ぜんいを信じたかったらしいが歌が広まった瞬間に全国各地で子供たちの体調不良がおこり、原因が分からないため聞き込みをしたスタッフが町のたのみで真相をあばいてほしいとたのまれたと。


 もともとこの歌について調べていたし、許可も結果的に撮れたので美那八みなぐもたちは町へとむかってこの歌について知っているかもしれない動画クリエイターを探すことになった。




────おはらいファイター




「今日死ぬのは誰か? さあみんなで当ててみようか」


 だから物騒ぶっそうだって。

 口も性格も悪い友達のひとりだよお前は。


「もしこれでみんなが誰しも考えてる嫌いな誰かを消せる効果があったらもうかるかもしれないね」


 そんな友達の彼女も十八歳超えた成人なんだから変なイチャつき方しないでくれよ。


皇書のうと。お前も『俺たちは二十一歳なんだからもう少しまともになってくれよ』とかしけたこと言わないで誰かの悪口いいまくって責任転嫁せきにんてんかしろよ。格闘家のくせに」


 意味が分からないんだけど?

 職業とか肩書きで決める時代だったとしてもマジで意味が分からない。


 そういえばいいのに長いつきあいでもあまり二人に指摘してきできない。


 ムエタイファイター・谷地琉皇書やちるのうとは3ヶ月ぶりに友達のカップルと会っていた。


 こんな民度みんどの悪いカップルでも保育士ほいくしを目指して研修中らしい。


 世も末じゃないかと空をけりとばしてやりたい人間社会への不満と昔からそうだったじゃないかと説得するもう一人の自分がいてなんとか気持ちを落ちつける。


皇書のうとってさ。子供たちにも格闘技教えてるならこんなウワサ知ってるか?」


 憎い相手を消す方法を話していた人の口から出る言葉じゃない。

 でも保育士見習いだから仕方ないか。

 とりあえず聞いてみた。


「なんか動画クリエイターが意味不明な童謡どうよう町興まちおこしだなんだとか言って拡散かくさんしているらしい」


「で、体調不良者続出たいちょうふりょうしゃぞくしゅつ! 私たちもその動画を見たんだけどなんともならなくて子供たちだけダウン。怖くて保育士たちも困ってる」


 え?

 そんなヤバい動画があるの?

 でも皇書のうとの周りではひとこともそんな話は聞いていない。


 それなのに単なる迷信めいしんだとは考えられなかった。

 皇書のうとは動画クリエイターに原因があるんじゃないか?と二人に聞いてみた。


「動画クリエイターはあくまで町興まちおこしのために行動したに過ぎないって。あんまり人をうたがいすぎるのもどうかなってみんな考えてて、その動画クリエイターも原因をさぐってるらしいんだけど……なんか体調不良になった動画を消してくれないんだって。再生数欲しいのかな」


 ツッコミどころしかない。

 あれ?これってよくホラーで経験する感覚?

 〇な家とかそういう。


皇書のうとってムエタイプロファイターなんだろ? そして子供たちを指導している俺たちの仲間だ。それにひとあたりのいい皇書のうとなら動画クリエイターがなんかしたときに止められると思ってさ」


 二人は体調不良になった子供たちの親御おやごさんに今回の事件の解決をたのまれていたらしい。

 なんでもウソで子供たちに『怖い話ができるのはホラー関係の仕事をしていたからだ』と言ってしまってそのスキルを親御おやごさん達から買われたらしい。


「前払いで報酬ほうしゅう受け取っちゃって引くに引けなくてさ。皇書のうとなら昔、俺たちが心霊スポットでクマとか怪現象かいげんしょうにおそわれて死にかけた時に助けてくれたからたよろうと思って。俺たちが受け取った全ての報酬ほうしゅう皇書のうとに全部渡すからさ。お願い!」


 口と性格は悪いが子供たちのことを考えている。

 そこにウソはない。


「わかった。で、心霊? か分からないけど俺は動画クリエイターの場所まで行って他にやることは? でまかせとはいえホラーについてくわしいなら全部教えてほしい」


 そして二人からホラードキュメンタリーのやり方を視聴者目線しちょうしゃめせんから教わる。


 参考になるか分からないが皇書のうとは子供たちが体調不良となった動画の原因となった町へ車を走らせている。


「聞き込み、張り込み、廃墟探索はいきょたんさくか。急に試合が組まれても減量げんりょうしなきゃいけない格闘家になんてことを頼むんだ」


 一応ジムには伝えられる範囲はんいで今回の活動を報告していた。


 万が一ジムの子供たちに何かあったらおそかれはやかれ真相を知りたくなって行動していたかもしれない。

 今、皇書のうとが冷静でいられるのも口と性格の悪い仲間のおかげだ。

 小規模しょうきぼとはいえインターネット社会だ。

 いつ間違って拡散かくさんされてもおかしくない。


 町興まちおこしの動画クリエイター……か。


 なんか引っかかるんだよなあ。

 素人でもできることはやろう。

 皇書のうと高級菓子こうきゅうがしをかじって町へたどりついた。



────戦いはすでに始まっている



 美那八みなぐもいちるはたどりついた町で聞き込みを何度もやった。


 情報化社会でみなが神経質になっているからか、マスコミ関係には冷たい視線と親切な方との差に何度もめげそうになった。


 昔は若手と共に心霊番組スタッフとして慣れていた仕事もフリーランスになって一人でやっていくうちに限界を感じるようになった。


 聞き込みももう少し負担ふたんを減らせないだろうか。


 エナジードリンクを飲みながら聞き込みを続け、動画クリエイターの居場所をつきとめた。


 言い方は悪いが町にづらくなって引越ひっこしたかと思っていたが。


「初めまして。心霊番組スタッフの美那八みなぐもいちると申します。今お時間いただけないでしょうか?」


 動画クリエイターは少し間をおいて考えながらもアパートに美那八みなぐもをまねいた。


「ちょっと待ってください!」


 え?

 ものすごい力と速さでせまってきた身体は小さいがおそらく十代終わりか二十代前半の男性がやってきた。


「その人と同じ仕事をしています。ですので僕もいれてください!」


 そのわりには全く心霊番組には手慣てなれていないのがバレバレ。


 動画クリエイターに警戒けいかいされると思ったら彼は「マスコミのふり? それともファンですか? まあせっかくですしお話しますよ」と美那八みなぐもと彼を中にいれてくれた。


「そのパワー。うちに欲しいよ君」


「あれ? あまり驚いてない? ま、まあ後でくわしくお話しますよ」


 よく見ると彼の身体は無駄な脂肪も筋肉もなかった。

 最近格闘技がはやってるらしいけどおそらく彼は小さい頃から鍛えつづけているのかもしれない。


 これは美那八みなぐも憶測おくそくでしかない。

 でも力がある人が急にやってきたうえ話も通じそうなので運が良かった。

 もし動画クリエイターがあばれたら彼にまかせよう。


 美那八みなぐもと彼は動画クリエイターからインタビューを聞くことにした。



*



 なぜ皇書のうと美那八みなぐもと出会ったか。



 午後十三時過ぎ。

 皇書のうとは町についてからいきなり聞き込みはせずに飲食店をまわって情報を集めていた。


 店員に話をした方がはやいと考えた皇書のうとはこの町の道が分からないことを利用してさりげなくこの町の子供たちが体調不良になるうわさを聞いてしまった設定で話を聞いていた。


 誰に話を聞いたら真相にたどりつけるか。

 動画クリエイターの住んでいる場所をつきとめた方がいい。

 でも少しだけ動画の影響えいきょうが広まっている町にいつまでも住むだろうか?

 収益しゅうえきもあるなら引越ひっこしていそうだったが……。


 それから町にも慣れて子供たちの体調不良に関して話を知っていそうな人物からなんとかヒントをいただいた。


「いやあ今日は聞き込みが多いねえ。でもお兄さんは単純に子供たちのことが心配なのかあ。なら、伝えておかないといけないね」


 一人のおじいさんが話をしてくれた。


 ある動画クリエイターがやってきてから、町の子供たちが娯楽ごらくのない町で誰にも頼まれていないのにテーマパークで聞くようなトークやアトラクションを安全に配慮はいりょしながら作ってくれたり、近所のお年寄にも積極的に話しかけてきてもう古い文化となってしまった町興まちおこしをおこなおうとした。


 動画クリエイターが子供たちと関わるにはもうひとつ理由があった。


 ヤングケアラーの女子中学生がいて、不登校になっている男子中学生がインターネットや町のじゅくから集めた教材を使って勉強を教えていた。

 不登校の男子中学生も古い学校の体制に文句があり、ヤングケアラーの女子中学生を助けてくれない現実を町の大人たちにうったえていたらしい。


 それでもなにも出来ない町の大人たちは自分たちの責任だと感じつつも子供たちの手伝いまではできず、さらになにもしてくれないマスメディアにたたかれていた。


 動画クリエイターはその二人の中学生のために得た収益を使って一緒に悩みを解決しようと考えて行動してくれているらしい。


「話だけ聞くと良いことなんだけどねえ」


 問題はここから。

 今まで動画クリエイターが二人の中学生以外の子供たちにもはげまし、悩みを聞くだけでなく行動して日本各地の口だけでなにも行動しない支援機関を否定しながら身体をはって助けていた。


 その行動は過激になり、不気味な動画をつくりはじめて町のめぐまれている子供たち一過去に二人の中学生をいじめていたお金持ちのこども一を体調不良にさせ、それから無関係な子供たちや大人たちまで伝染でんせんしてしまった。


 居場所がなくなったはずの動画クリエイターはそれでも二人の中学生を心配し、町興まちおこしのためにやってきたはずが町を利用し子供たちのために復讐ふくしゅうすることが目的になり、動画作成や拡散かくさんを続けてしまうことになった。


「自分たちもあの人を責めるつもりはないんだ。子供たちに罪はない。動画クリエイターっちゅうお兄さんも子供たち以外に恨みをかかえながらもあいさつはしてくれたし、困ったことがあったら金目当てではなく助けてくれた。ただ、自分たちは無視したくなくてもなにも出来ないまま過ごすしかなくて困っておった」


 皇書のうとはおじいさんに知らない若者の自分に話してくれたお礼を言った。


 それから町で動画クリエイターの居場所を聞こうとするとあきらかにこの町の人ではない女性が聞き込みをしながら歩いていたのを知る。


 ここはファイターとしてのかんを働かせ、女性のあとを追っていく。


 やはり。

 プロのマスコミなのか分からないが女性は動画クリエイターの家をつきとめていた。

 そこへ急いで皇書のうとは割って入ったのだった。



────童謡どうよう真相しんそう



 動画クリエイター。

 仮の名を木村さんとして美那八みなぐもと若い男性は聞き込みを開始した。


 何か抵抗ていこうするかと思っていたら木村さん(仮)は泣きだし、全てを話してくれた。


「私はもともと児童施設の職員だった。人間関係でやめて、転職をくりかえしているうちにどうしても地方の子供たちの力になりたいと考えていた。フリーランスなんて私には無理だと思っていた中で児童施設でウケていたネタを動画にしていたら収益化に成功した。それでも長く売れ続けるのは不可能で自分の暮らしばかり考えてもいいことがないとさとった。そこでふらっと出かけたこの町で二人の中学生と出会った」


 二人の中学生はある童謡どうようを口ずさんでいたらしい。



 けやきがないから おちばがあるぞ


 あのこがなくから このこがおこる


 ひとりふたりとそこにおちる


 おちたあのこは なくのをやめた


 ひろったおちばをかけてやる


 かぜがつめたい ひともつめたい


 やがてまぼろし そのうちほろぼし



 美那八みなぐもはデータとして残っていた同じ童謡どうようを木村さん(仮)に聞かせた。

 若い男性は同じ番組のスタッフという設定を忘れて驚いていたがすぐに演技をする。


「木村さん(仮)はヤングケアラーの女子中学生とおそらく彼女のため不登校になった男子中学生のために町興まちおこしを考えていた。でも二人に肩入かたいれしていくうちにこの童謡どうようを使って全国の人たちを呪おうとしたんですか?」


 木村さん(仮)はその話を聞いたとたん若い男性に台所へむかっていって持ち出した包丁ほうちょうをむけた。


「仕事が出来る人間は嫌いじゃないですよ」


 美那八みなぐもは若い男性に「何刺激しげきしてんの!」としかり、木村さん(仮)怒りをしずめるために説得をこころみた。


「うちのスタッフが未熟みじゅくで申し訳ありません。私たちもマスコミの一人かもしれません。でも私たちがこの町であなたに取材をしているのは決して面白半分のネタをつくるためではなく、子供たちと町と木村さん(仮)たちの悩みを解決するためです」


 ここまでなら綺麗事きれいごとに聞こえるかもしれない。


 木村さん(仮)は包丁を持ったまま二人に近づいた。


 若い男性は護身術ごしんじゅつの使い手なのか木村さん(仮)の死角しかくにまわって包丁ほうちょうを落とす。


「いくら事情があっても一人の女性へ武器をむけることは許しません」


 若い男性が落とした包丁ほうちょう美那八みなぐもはどかすと「もうやめてほしい」と声変わりした子供の声がした。


 部屋の奥から二人の中学生らしき子供が現れた。


「その童謡どうようは俺たちがお兄さんに頼んで作らせた呪いの動画。お兄さんとずっと話していたんだ。誰も助けてくれない世界へ一矢報いっしむくいるために」


 女子中学生は古い箱をあけてもやがかかった四足歩行よんそくほこうの動物にみえるなにかを呼び出した。


 木村さん(仮)は「やっと完成したのか」と半笑いで見とれていた。


「いったん引きましょう!」


 若い男性は美那八みなぐもをつれて木村さん(仮)の部屋から出ていった。


「あなた、何者?」


 若い男性は自己紹介をしながら、追ってくるケモノへ飛び膝蹴ひざげりをくり出して美那八みなぐもを助ける。


谷地琉皇書やちるのうと。ムエタイファ……は一般的じゃないかもしれないので格闘家って覚えていただけると幸いです」


 理由はどうあれ別の仕事をしている人が手助けしてくれるとは。

 ならば。

 美那八みなぐもは昔霊術師れいじゅつしからもらったアイテムを彼に渡し、おはらいになるか分からないけをする。


「そのアイテムなら効きめがあるかもしれない! 死角しかくからの不意打ふいうちは全て無効むこうになるからあとはプロの技術でうちたおせ!」


 谷地琉皇書やちるのうとは今まで人間がやる動作とは思えない格闘わざで得体の知れないケモノと戦いはらうことに成功した。


 ケモノが消えて二人の中学生がなきくずれる。

 そんな二人の背中を木村さん(仮)がさすってなぐさめる姿を見ながら。



*


 二人の中学生は大人しく動画とケモノを出した箱を渡しくてくれた。


 谷地琉やちるはあのあと二人の中学生を説得していた。


「信じてもらえなくていい。でも話す。俺も昔はいじめられていたし、格闘技で救われたわけじゃなかった。社会から受ける理不尽りふじんは長い戦いになるかもしれない。もし困ったら、俺たちも二人……いや木村さん(仮)もふくめて何か手伝えないかな。大人を信用しなさすぎてもこの先、足元をすくわれてしまう。だからせめて俺も弱いものとして君たちの力になりたい」


 美那八みなぐもさんは彼がなぜこの町に来たのか想像していた。


「木村さん(仮)。今回の件はドキュメンタリーとして記録させていただきます。今は数ある問題提起もんだいていきでしかなくても、今後も協力しますから」


 木村さん(仮)は涙が止まらず、社会への不満をここでは書けないぐらいさけび続けた。


 美那八みなぐも谷地琉やちるへ話しかける。


「年末で見る格闘技イベントでは見られなかった動きをありがとう。それは置いておいてあなたも何か目的があってこの町に聞き込みをしていたんだ。くわしくは聞かないけど私では解決できなかった。まだ問題はやまずみだけど副業がいいなら一緒に仕事をしない?」


 断られる前提で頼んでみた。

 谷地琉やちるは少し照れながら間を置いて返事をした。


「子供たちに約束しちゃいましたからよろこんで。それにジムの子供たちやインターネットを見てる子供たちを守るためにも……あと貴女あなたを守るために俺も頑張がんばりますよ」


 よく見ると彼は親しみやすい顔のととのい方をしている男性とは思えないくらい気は優しくて力持ちな人だった。


 まだ若いのに。

 美那八みなぐもは感心していた。


 こうして一つの事件は解決した。

 もちろん問題提起もんだいていきとして課題は残る。


 二人の中学生と一人の青年が現実でかかえる生きづらさ。


 だからこそ美那八みなぐもたちはドキュメンタリーを続ける。


 決してこの世界は美しくもなく、綺麗事きれいごとは通用しない。


 それでもうったえ続けていく。

 怪奇現象かいきげんしょうもすっかり人間の武器として定着ていちゃくしてしまった以上は。



【了】

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