女体化転生したら流れでVTuber初めた！～今になってモテるとか罰ゲームでしょ～（仮）

目指せ銀の盾！

第6話 課金をすればガチャ確率は下がる、だが課金しなければ引くことすら出来

「こんちくわー。よぉ！吸血鬼の女王の妹にして異世界の魔王の…とにかくナキちゃんだぞ！今日は色んなことを決めていくぜ！」

　コメント

【相変わらず自由】

【ああ、もっと栄養ちょうだい】

【挨拶何とかしろよ！】

「そこの君！優秀だね！今日は挨拶、お兄ちゃん様達の呼び方etc.…を決めて次の配信の内容を決めてくぜ！」

　コメント

【俺ら任せ】

【頼ってくれる妹かわちい】

【応援してくれなきゃ頑張れない】

「頑張ってね…お兄ちゃん」

　コメント

【頑張ろ】

【幸せ】

【エロい】

「エロいだって～えっちぃお兄ちゃんだねぇ。妹に発情しないでよ」

　コメント

【理性が】

【頑張れ俺ら】

【えっっっっっ！】

「ふんじゃあまぁ決めていくか！」

　コメント

【急に( ˙-˙ )ｽﾝｯってしないで！】

【読めねぇな】

【俺らは一生振り回されるんだろうか】

「一生推してくれるってこと？ありがと！」

　コメント

【一生推します】

【一生推します】

【一生推します】

「まぁとにかく挨拶か決めてくぜ！何がいい？」

　コメント

【こんしづき】

【こんきゅう】

【こんちくわ】

「だいたい、こんしづきかこんきゅうかこんちくわ、だな。こんちくわでいいの？」

　コメント

【これはこれで個性】

【ある意味個性】

【ある意味可愛い】

「じゃあ終わりの挨拶は、左様ならサヨウナラか、サヨウナラの作用なら知っています、にしよう」

　コメント

【一瞬で思いつく才能に驚愕】

【二個目長ない？】

【おれ左様派】

「んー。パッと見ぃー左様派がおおいからそれで！」

　コメント

【どんどん決まってく】

【最高よ】

【いちいちなんでこんなに可愛いんや】

「え？こんなに早く決まると思ってなかった！天才かも！仕事できる子かも！お兄！褒めて！」

　コメント

【偉い偉い！】

【スパチャ大量で草】

【撫で回したい】

　元男なんですけどね？

「じゃあお兄ちゃん様達の呼び方決めていこう！無難にナキちゃん親衛隊とか？」

　コメント

【お兄ちゃん様でいいだろ！】

【おい！私はお姉ちゃんだぞ！】

【お姉ちゃんは別の意味になるからさ…私らは…】

「そっか…どうしよ？お姉ちゃん様達もいるもんな…てかお兄ちゃん様達よりそっちの方が大事よな…」

　コメント

【なんだと！？】

【お兄ちゃんどもめ！私のこと大事だってさぁ！】

【クソ！】

「こんなに難しいとは…」

　コメント

【シスコン家来とかは？】

【シスコン野郎とか？】

【変態豚さんとか？】

「なんか変なの混じってたぞ？変態豚さんたち？」

　コメント

【ちゃんと乗ってくれるとこ好き】

【何故それを選んだ！】

【ドゥフフ】

「冗談はさておきシスコン家来とかいいかもな、魔王…設定だけど…だし」

　コメント

【なんかボソッと聞こえたぞ】

【シスコン隊でどうや！】

「そこの君！採用！シスコン隊でけってーーい！」

　コメント

【急に騒がしい】

【ある意味耳が幸せ】

【鼓膜敗れるかと思った】

「次はぁぁぁ！ﾄﾞｩﾙﾙﾙﾙﾙﾙ！デン！チャンネル名！！！！」

　コメント

【そこまで決めんの？】

【確かに今ナキちゃん寝るとか言う名前だもんな】

【ナキちゃん寝るって…ダジャレやん】

「このままでもいいかな？」

　コメント

【ある意味個性】

【ある意味可愛い】

【なんか見たことあるコメント…】

「じゃあナキちゃん寝るで決定！」

　コメント

【この質問した意味】

【初めから決定してやがった】

【知略？かだなぁ】

「自論だが親父どもは親父ギャグが好き、つまりダジャレが好き！という事でダジャレ頑張ります」

　コメント

【そんままで草】

【お願いしてない】

【マジで自論and暴論すぎる】

「最後に次の配信の予定！何がいい？」

　コメント

【ゲームかなぁ】

【ホラゲとかは？】

【ホラゲいいやん】

「ホラゲはちょっと…やめとこか」

　実はあんまり得意じゃないんです…

　コメント

【お？】

【ホラゲやれ】

【悲鳴聞かせろ】

「それはさすがに、ね？」

　コメント

【金で殴る】

【いくか】

【今月は金なしだな】

　飛んでくるのは大量のスパチャ。

「やるよ！やればいいんでしょ！」

　コメント

【金で殴られるのは苦手と見た】

【案外な】

【殴り続けるか？】

「もうHPはゼロです！ちくしょー！覚えてろよー！」

　コメント

【負け犬で草】

【負け犬】

【ざぁこ】

「はいはい！次はホラゲです。左様ならサヨウナラ！！！これ寒くない？」

　コメント

【やっと気づいた】

【ばいばーい】

【さよおなら】

「お疲れ様です」

「ねぇ怖くないホラゲ教えてくれない？」

「承知致しました」

　メイドなの？君。

　というか、部屋にまで呼んでしまったが大丈夫だろうか？

　マネージャー使いが荒いかな？

　でも2回目の配信だが、今回までだ。

　もう機材の扱い方とか分かったからね。

　でもお茶でも誘うか！

　～月下視点

「ねぇ怖くないホラゲ教えてくれない？」

　可愛い！めちゃめちゃ可愛い。

　抱きしめたい。

　スリスリしたい。

　だが私は無表情で答える。

「承知致しました」

　さっきの配信でシスコン隊達とスパチャを投げていたのは私だ。

　同士たちのスパチャは無駄にしない。

　絶対怖いの選ぶ。

「ねぇ、月下さん。家にまで呼んで迷惑だった？」

　上目遣い…やばい尊死しそう。

　初対面から吐血しそうだったがどんどん可愛くなっていきやがる。

「いえ、そんなことはありません」

「スケジュールとか大丈夫だった？」

　もて！私の体！

「私は社長からナキちゃんのことだけに集中しろ、他の仕事はしなくていい！あの子はヒットする！と命令されてますので」

　事務所からかなり家は近いし問題はない。

「えぇー嬉しいなぁ」

　やばい足に力が入らなくなってきた。

「ねぇねぇ、この後カフェでも行かない？」

　上目遣い。

「はぅ」

　遂にK.Oされてしまった。

　倒れてしまう。

「え？大丈夫？ごめんね？キモかった？別に嫌なら…」

「いえ、ただの貧血です。行きます！行かせてください！」

「貧血？大丈夫？」

　か、可愛い…

　おい！さんざん惚気けやがって！

　月下さんの心の内を知ることなく、夜月は彼女とカフェに行く。

　連続でVTuber系だったので次は多分日常系か来るな…

　え？考察いらないって？すみません！どうかクビだけは！