第2話精神障がい者

僕は29歳で統合失調症を発症させて、障がい者となった。一番嫌われる精神障がい者。

差別的目で見られて、苦労している。

障がい者枠雇用でも、馬鹿にされ罵られ、イジメられた。

上司は、

「お前は、お疲れ様と言って帰るな。今日も働かせてもらいありがとう御座いました。と言って帰れ」

と言う。

来年、南日本新聞社に送ろうと思う。


そろそろ、鉄槌を下さねば。だから、イジメが絶えないのだ。

障がい者を見下す精神が。

あれが35,6歳の時の話しだからもう10年も昔の話しなのか。


転職活動をしている。障がい者枠雇用で探している。

僕は精神安定剤で太り、肥満治療をしているが太っていることも、イジメの原因になるだろう。

はぁ〜、一番やりたいライターの仕事はダメだし、工場勤務しかない。

歳下の人間から、指示されて怒る人間では無い。会社では僕が後輩だが、プライベートでは先輩だから、メリハリがしてないと僕はキレる。


11時に寝て、起きたのは2時半。

こんな身体で8時間労働出来るのか?

春には、転職したい。

ライターでも、車の運転が必要な会社があり難儀している。僕は免許は持っているのだが、運転は禁止されているのだ。

取材が出来ない。

必須だから、運転は避けられない。もう、障がい者枠雇用以外は無理だろう。

多分、そこでもイジメられるだろう。

僕はそれでも、転職したい。

自分の為であり、家族の為だ。

僕は母親の面倒を見なくてはいけない。息子の為にも働かなくてはいけない。


嫁さんも僕の障がいを理解していない。息子が一番理解している。

今度、食事をする時告白しようと思う。高校受験が終わり、進学が決まれば。

パパは、精神障がい者なんだよ!と。

息子は脳の病気までしか知らない。実際、脳の病気なのだが。

障がい者になり、仕事も家族も奪っていく。


少しでも僕と同じ道を読者の方が進まないように伝えたい。

眠れなくなった時、酒の酔い方が変わった方は一度心療内科を受診して下さい。

決して精神障がい者になってはいけません。

精神障がい者の方は、それ以上酷くなりませんように。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

眠れない夜の告白記 羽弦トリス @September-0919

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ