第11話

「頂きます」の合唱から始まった時雨邸の夕餉は、地獄の雰囲気に包まれていた。

しかし不思議と立ち直りも速かった。

食の場でも先陣を切るのは時雨だ。

彼は、我一番にと箸を握ると、茶碗を持ち上げ筍ご飯を一口、様子見とばかりに丁寧に嚥下した。

「美っ味!」

そこからは爆速だ。茶碗を抱え、犬のように掻き込んでゆく。

その豪快な食べっぷりは──彼の少女のような容姿も助長して──気を抜けば見惚れてしまいそうである。

それから各々は食事に手をつけ始めた。

一通り食事の感想や伝達事項を伝え終えると、それぞれが自由に世間話に花を咲かせ始めた。

食事を掻き込みつつくっちゃべる時雨と、ふんふんと相槌を繰り返す月美。呆れ顔の夜見に、行儀が悪いと叱るアザミ。

一家団欒の情景であった。

平素散々時雨に噛みついておいてなんだが百道は口数が多い方ではない。

寧ろ、寡黙と評される部類ではなかろうか。

だから黙々と嚥下しながら、彼らの団らんを静聴していた。

月美は普段通りの温厚篤実で、夜見も変わりは見えない。

アザミは鬼親の仮面を外すつもりはないらしい。

時雨を愚息と評し、なるべく厳格な態度を取っている。しかしそれは愛情の裏返しのようにも思える。と言うのも、挙動の要所要所に、こうあって欲しい、こう育って欲しいと方向性が見えるのだ。愛の鞭とは言い得て妙だと思う。

話を聞く限り、アザミは誠司と面識があるようだ。星祓隊の任務についても一定の理解があるように見える。

そして時雨なのだが、百道の目には少しだけ、彼の表情が普段と違って見えた。

周囲を拒絶するような刺々しさが音を潜めている。

穏やかとまでは言えないにしろ、一見すれば痛烈なアザミの説教をへいへい、はいはいと聞き流している。

時雨にとってアザミはどこまでも唯一の存在なのだろう。月並みだが良い親子だと思った。

ふと話題が今日一日という方向に転がり、月美が口を滑らせた。

「聞いてくださいアザミお母さん。なんと今日は雨君、大手柄だったんです‥‥非常に!」

月美の爆弾発言を聞いて、百道の思考が唐突に現実に引き戻される。

「な!?」

「月美ちゃん、お手柄?とは何の話でしょう」

「はい。実は今日、たいへん危険な星禍と遭遇しまして、けど雨くんがやっつけてくれたんです。大活躍でした」

うっとりと微睡んだ表情で、まるで自分事かのように胸を張る月美。未だかつてこれ程、えっへん、という擬音が似合う女性を知らない。

だがしかし、それは内密だったのではなかっただろうか。

「口軽にも程がある」とボソリ、夜見が一人天井を見仰ぎ見た。

アザミが不思議そうに頬に手を当てる。

「今日?おかしいわね。任務の予定だったかしら?」

「あっ」と遅れて自らの過ちに気がついた月美が、口をあわわとする。

が、既に後の祭りだ。

月美は品行方正で儚く、保護欲を燻る癒し系だが、どこか抜けているようだ。

小声で平謝りを続ける月美に、夜見が溜息を吐いた。

誠司隠居野郎だよ」

会話を取り次いだのは時雨だ。

「奴の勅令で動いてた。今回も表沙汰に出来ねぇ任務だからな、内密らしい。んでこき使われたって訳だよ。相変わらず腹の奥がよめねぇ」

「極めて秘匿性の高い任務でしたので連絡は控えました」と夜見が補足する。

「できれば聞かなかったことにしていただけると助かります」

もちろん嘘である。それも、聞くものが聞けば卒倒しそうなほどの、無理ある嘘である。

通常、星祓隊の任務は巡回任務と偵察任務の二つに分類されるのだが、こと南都において、一般隊士に割り振られる任務の殆どは巡回任務である。

表沙汰にできない、極めて秘匿性の高い。あるはずもない。

そういう意味では、二人の一糸乱れぬ華麗な誤魔化しには、ある種の感服さえ覚えそうである。

しかし一般人を言いくるめる分には問題ないようだ。

アザミは「分かりました」と頷き、それから時雨らに厳かな眼差しを向けた。

「時雨、よくやりました。しかしあなただけの力ではなりません。いつもお力を貸してくださるお二人に、ちゃんと感謝するのですよ」

時雨は偉そうに鼻を鳴らした。

「まあたいしたことは無かったがな。へそ茶だ、へそ茶」

百道の眉がピクリと吊り上がる。

不死鳥の星霊は確実に百道の手に余った。

しかし、この男にとって奴は詮無き存在だったのだ。胸中が真っ黒に染まりそうになる。

「余裕過ぎて?」と夜見がほくそ笑んだ。

「あん?んだよ、何か言いたそうだな」

「いやね。もしかして、私らが戦闘している間に、私らが早起きして拵えたお弁当を食べながら傍観できてしまうくらいにかしら?、と思っただけよ」

やや芝居がかった口調の夜見。皮肉としては満点だ。

僅かだが心が晴れた気がする。

だが、それと同時に別の情感が湧き上がってきた。

「弁当だと?あれはその場の戯言だと思っていたのだが、まさか貴様はあの戦場で、俺たちが戦っている間に、本当に弁当を貪っていたというのか?」

時雨は「テメェは戦ってねぇだろうが」と悪態をつく。

間違いない。

星霊の不意打ちを受け昏倒したものだと思っていたが、どうやらそうではなかったらしい。

が、信じられない。というかあり得ない、主に人として。

「あはは」と月美の乾いた冷笑。

月美はぽんっと手鼓を打つ。

「なるほど。さっきお弁当洗おうとしいたら箱空っぽだったから、どうして?って疑問ではあったんです。いつの間に食べたんだろうって。謎が解けました」

柔和な笑みを貼り付ける月美。しかしその空色の瞳の奥は据わっており、視線は氷点下、声は砂漠のように乾いていた。

「お弁当は美味しかったですか?」

時雨は親指を立てる。

「めっちゃ美味かったぜ」

「それならよかった」

「よくはありません」

会話を取付いたのはアザミだった。

「んだよ。んな真面目な顔して」

彼女は透徹した眼差しで絞り出すように「‥‥責任は」と切り出す。

「それは貴方にとってはお巫山戯だったのかもしれません。けど、そのお巫山戯が原因で万が一お二人に怪我でもあったら、貴方は一体どう責任を取るつもりだったのですか?」

その声は低く、言葉の隅々には憤怒。所々に哀愁が散りばんでいた。

「大丈夫だよ。怪我しないかちゃんと見てたし、それに確かに弁当も食ったけど、周囲の星禍の浄化が殆どだったし」

その弁解で、百道の中の疑問の一つが解消された。

「そうかお前が周囲の星禍を浄化していたのか‥‥」

セイサイとは、星霊という巨大な星禍に触発された瘴気が、玉突きに黒化現象を引き起こす呪的災害である。

こと星霊戦においては、星霊本体とは別に、断続的に沸く星禍伏兵にも気を配らなければならないのだ。

しかし不死鳥メズスとの戦闘時、付随するはずの星禍の発生はなかった。

百道らが星霊との戦いに集中できていたのは、それこそこの男が周囲の星禍を星祓してくれていたからなのだろう。

しかしアザミは「関係ありません」と切り捨てる。

「例えどれだけ星禍を浄化しよう、とそこに差して意味はないのです。力を笠に着た人には誰も従いません。貴方が真に目指すべきはそんな場所ではなく、弱きを助け強きを挫く、温かい場所です。別に結果なんて出さなくても良い。特別な存在でなくたって良い。ただ力を振る翳すだけの人間にならないで欲しい。時雨。それが私の願いです」

時雨は静かに、「分かってる」と頷いて見せた。


「時雨、百道さんを送って差し上げなさい」

アザミが片眸を送る。視線の先には頬杖をついた時雨がいた。

「やだよ。んで俺がそんなことをしなきゃなんねぇんだよ」

拗ねたようにそっぽむく時雨に、もはやアザミは目すら合わせない。

代わりに百道に頭を下げる。

「愚息ですいません、本当に。あとでキツく言っておいます」

「いえ、お気遣いありがとうございます。けど俺は大丈夫です」

「しかし夜道は何かと危険です」

「それこそ大丈夫ですよ、俺だって、星祓隊の端くれですから」

「ですが。そうだ、なら私が」

「それは一番大丈夫です‥‥!」

思わず語気が強くなった。しかしアザミさんも悪い気がする。

「そうですよね。そう言えば、百道さんのお宅はどちらに」

「学び舎の学生寮です」

「学生寮。そうですか。確かあそこは門限もなかったですよね。百道さん、明日何か予定はありますか?」

予定と言えば、れんか関連くらいか。

チラリと時雨を見るが、この男といえば、食卓に肘をついてそっぽ向いたままでいる。

窓の奥に座る月でも見ているのだろうか。

「いえ、とくにはありません」

「なら、今日は泊まっていってください」

「いえ、これ以上お世話になるわけには」

「いえ、いいのですよ。是非‥‥!」

アザミが獲物を狙う虎のような眼で百道を見る。

百道は小首を縦に振るしかなかった。

「愚息の部屋で申し訳ないのですが、せっかくの機会ですし」

頬杖をつく時雨が夜気にぼやく。

「‥‥俺は猛獣か何かかい」

すると部屋の前を通りすがった夜見が冷ややかな冷笑を浮かべ、

「大体あってるでしょ。私らが命がけで戦っている中、手助けもせず傍観を決め込み、挙げ句の果てには手製の弁当を貪り食っていたアンタを、果たして人と呼んでいいのかしら?」

「チッ‥‥」

時雨の舌打ちが無情に響く。

反論の余地はなさそうだった。


コツコツと石板を踏み抜く小気味いい足音が二つ、コロコロと鳴く夏虫の合唱に割り込む。

肩まで伸びた黒髪を揺らす少年と、坊主頭の少年。

百道は大きな敷き布団を抱きかかえ、前を闊歩する時雨を追うように時雨邸の庭園を歩いていた。

庭と言っても完全に野外という訳ではない。頭上には木造りの屋根が設けられている。

ここは時雨邸の母屋と離れを繋ぐ渡り廊下。

時雨邸には母屋と離れ、それと道場があり、渡り廊下が敷かれている。

百道らは離れを目指して進んでいた。

というのも、時雨の部屋は離れにあるらしい。

昼間の月美との会話を思い出す。

男女が同じ屋根の下云々と指摘した折、月美は「同じ屋根の下ではない」と否定していた。その意味が今ようやく分かった。確かに。同じ屋根の下ではない。

だが、結局は同じ屋敷に住んでいるのだからあまり違いは無いと思う。月美は不服そうだったが。

それで言えば、前方を足早に歩く時雨も、かなり不服そうである。

アザミの提案で半ば強制的に百道を泊める羽目になったからだろう。

刺々しい雰囲気が総身から漏れ出ている。

時折呟く「ウゼェ」と言うセリフに、百道も申し訳なさを覚えなくもない。

そうこうするうちに時雨邸の離れにたどり着いた。

渡り廊下を隔てた離れの家屋は、何というか古びた倉庫、或いは蔵のような外観をしていた。

時雨が肩越しに振り返る。

「で、もう一度確認するが、なんでテメェが俺の部屋で寝ることになってんだぁ?客間使えよ。客間をよぉ」

「いや、俺もそう言ったんだ。だがアザミさんが『是非時雨の部屋で』と言って聞いてくれないんだ」

最初こそ奥ゆかしい雰囲気を纏っていたアザミだが、もはや見る影もない。

時雨の我の強い性格も母親譲りなのだろう。

「んなもん、いくらでも断れただろ」

「無理を言うな。アザミさんはなかなか引いてくれないし、そこに夜見の『母屋は男子禁制』という文言だ。敵うはずがないだろう」

「チッ」

流石の時雨も同情を覚えたのだろう。

時雨は不機嫌そうに舌打ちした。

「つーかテメェ、さりげなく人の親を名前で呼んでんじゃねぇ」

「それもアザミさんが‥‥」

「チッ!」

時雨は頭を数回掻きむしった後、諦めたように引き戸に手をかけた。

「まぁいい。別に追い出してやってもいいが、バレたら後々面倒だ」

立て付けの悪い音がして、部屋が開かれる。

時雨の部屋もまた畳張りの和室だった。部屋は大雑把に大体十~十二畳ほどあり、ゆとりがある。家具はタンスと押し入れ、勉強机と背の低めな本棚とベッドのみ。生活感は感じられず、どこか殺伐としている。だが妙に清潔感の漂う空間が広がっていた。

百道は平素の横暴な時雨を思い出しつつ呟く。

「綺麗だな。正直ゴミ溜めのような部屋を想像していた」

「世辞もコメントもいらねぇ、黙って入って寝ろ」

「はっ、まさかお前、部屋の掃除まであの二人に‥‥」

百道の呟きに、部屋主は忌々しそうに一睨み。

「阿呆か。アイツらはそこまで多干渉じゃねぇよ。つーか普通嫌だろう、他人に部屋の隅々まで把握されんの」

思い返せばこの男、普段は無礼傲慢な野生児の癖に、しかし時折気品のようなものを零す。

隠しきれない育ちの良さ、とでも言えばいいのだろうか。

例えば、制服の裾だったり、食べ方だったりと、気を抜けばその片鱗が垣間見えたりする。

「つーかいつまで突っ立ってんだ。いいから適当に座れよ」

「あ、あぁ。すまない」

「ってテメェ、普通椅子に座るかよ」

「貴様が適当に座れと言ったんだ。どこでもいいだろう」

机も整頓が行き届いている。本棚にはノートと文献が並んでいて、綺麗なものだ。

しかし形跡がある。時雨が勉強している姿など想像もしていなかった。意外というか、驚きだ。どうやら時雨に対する認識を改める必要があるのかもしれない。

それから──形式上一応──時雨に断りを入れてから、部屋に敷き布団を敷き就寝に備えた。

「雨君、起きてる?」

就寝間際に、月美と夜見が離れに訪れた。

夏場とは言え、夜はそれなりに冷える。二人ともやや大きめの羽織を、小袖の上に肩がけしている。

二人の要件はトランプのお誘いだった。

時雨は「おう」と予想していたかのような反応で気怠げに立ち上がる。

聞けば、時雨邸では定期的に『夜の遊戯』なるものが催されるらしい。しかし普段の参加人数は四人で、白熱さとゲーム性に欠けるらしい。そこにやってきた百道は格好の餌というわけだ。予定を前倒しにして開催されることになったらしい。またしてもアザミの提案で。

今宵はババ抜きとのことなので、話を聞き興が乗った百道は参加を快諾した。

母屋に戻り、リビングと呼ばれる十畳ほどの広間に赴けば、そこには既にアザミの姿があった。

「百道さん!ささ、どうぞおかけになって」

アザミの片顔は相変わらず兜巾に隠れているが、しかし張り切った様子までは隠しきれていない。卓に茶菓子を広げ、準備は万端のようだ。

「ババ抜きのルールはわかりますか?」

「はい。昔姉に鍛えられましたから。おかげで、トランプの類は比較的得意です」

だが、迂闊だった、としか言い様がない。

開始三十分、百道は冷つくような異質な緊張に耐えていた。

気安く参加するべきではなかったと後悔の念に駈られるが、もはや後の祭り。

実際に体験すれば分かる。

今目の前で繰り広げられているこれは遊戯に非ず、ある意味で狩りに近い。百道は成獣討伐の任務と同等か、それ以上の心積りで参加すべきだった。

既に百道の戦意は払底しているのだが、円卓では血に飢えた面々が鋭利な眼で虎視眈々と勝利を狙っている。

引き札を見定める瞳は獰猛な獣、或いは冷酷な刺客であり、札を引き抜く折は言わば龍の逆鱗に接触する行為だ。

まるで命のやり取りを強要されたような臨場感に、百道は身悶えするのだった。


「はい。あがり」

ワンゲームに丸々一時間を要したトランプは夜見の勝利に終わった。

勝手な偏見だが夜見はこの手の駆け引きに滅法強そうだ。無論、百道は最下位だ。

「つ、疲れた」

百道はげっそりとした表情で机に突っ伏した。

正直、負けた云々よりも、ワンゲーム制で良かったという安堵が勝った。そんな終幕だった。

そうして百道らは離れへと戻った。

ところが、

「寝る前にあの女に声かけて来いよ」

帰路の渡り廊下で、時雨が突然そんなことを言い出した。

百道は、貴様は馬鹿かと首を振る。

「もう夜も遅いぞ」

「テメェが拾った女だろ。だったらテメェが面倒見るのが筋だ」

「それはそうだが、今何時だと思っている?夜分に女性の部屋に行くのは非常識だ。それが嫁入り前娘なら尚更だ」

「分かってねぇな、お前。時間なんて関係ねぇんだよ」

時雨がニヤリと得意げに口角を歪めた。

何を語るのかと思ったが、飛び出したのは彼に似合わぬ可愛らしい言葉だった。

「おやすみなさいって言ったか?何よりも大事な夜の挨拶だ」

「言っていないが?」

「どうせそんなところだろうと思ったぜ。そんなことも分かんねぇからテメェはダメなんだよ」

「なんだと!?」

「はっ、女ってのは、何故だろうな、そういうマメな事に心動かされんだとよ」

と、時雨は対して益体もない情報を、自慢げに垂れ流す。

「は、はぁ‥‥?」

小馬鹿にしたような表情の時雨は、肩越しに振り返り、

「いいから行ってこい」

それから百道は、母屋の方へ蹴っ飛ばされてしまった。

仕方なく彼女の部屋の前に行く。

四角い窓から月明かりの差し込む角部屋前の廊下は、近寄りがたい威容な空気を放っていた。

幸い、『来るな』の張り紙はない。いや、もしかすれば紙がないのかも知れない。

ならば明日、補充せねば。

百道は唾を飲み込み、

「も、百道だ。きょ、今日は、成り行きでこの屋敷に泊まることになった。だから、挨拶に来た。また明日も来る!‥‥お前さえ迷惑でなければ、だが」

そう言い残し、百道は逃げるように離れへ戻った。

部屋に戻った頃、部屋の主は既に夢の国へと旅立った後だった。

五分とかからなかったはずなのだが、傍若無人な彼は、たいそう寝付きがいいようである。

油断すると一夜を明かしてしまう百道としてはどこか釈然としない。

「巫山戯るなよ‥‥」

そんな百道の呟きは、夜の風に攫われて霧散していった。

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