第9章 「闇を砕く拳の閃光」
1.神戸山中、決戦の夜
時刻は深夜0時。
神戸市の北方に連なる六甲山系。その麓(ふもと)付近に、何台かの車がひっそりと停まっていた。そこは観光登山道から外れた細道で、街灯もなく真っ暗な山陰が広がっている。
「よし……全員揃ったわね。今から山道を進んで北側ルートへ入りましょう。合図のタイミングで一斉に仕掛けます。」
レジスタンスまとめ役の宮木(みやき)が懐中電灯の光を落とし気味にしながら、集まった10人ほどの面々を見渡す。そこには佐伯(さえき)ライチ、藤浪(ふじなみ)卓矢(たくや)、春口(はるぐち)幸奈(ゆきな)の三人や、汐崎(しおざき)祐真(ゆうま)の姿もある。
「いよいよだな……ここに来るまで本当に誰にも見られなかったのか?」
汐崎が険しい顔で問いかけると、宮木は「ええ、他のルートで陽動を兼ねたチームも動いてるし、神戸県の監視が南側に集中しているはず。今がチャンスよ」と低く答える。
三人(佐伯・藤浪・春口)は手早く装備を点検する。
佐伯は拳を中心に闘うため、厚手のグローブと軽い防具。
藤浪は脚技に特化しているが、スタンや銃に対抗するため腕ガードも追加。
春口は柔術スタイルのため、投げ技・締め技を駆使しやすい道着を着こなし、最小限の防具にとどめる。
一方の汐崎は相変わらず金属バットを背負い、不敵な笑みを浮かべている。
「さて……先生は間に合うのか?」
春口が周囲を見回すが、そこに峯岸(みねぎし)光雲(こううん)の姿はない。怪我の回復が思わしくないのだろうか。無理を押して来るとは言っていたが――。
「くそ……来られねえなら仕方ねえ。俺たちだけでやるぞ。」
佐伯が下唇を噛む。いつも後ろにいてくれる師匠がいないのは心細いが、それでもやるしかない。
「よし、行こう。森の中は足元が悪いから気をつけて。騒ぐと犬みたいな警備ロボットが巡回しているかもしれないわ。」
宮木が小声で全体に伝える。彼自身は銃火器こそ持っていないが、スタンガンと通信機を携えているようだ。
こうして10名ほどの“突入組”は闇夜の森林へと踏み込む。道場塔があるという地点は、この先2~3キロメートルほど奥。その間には未整備の山道や崖、そして神戸県の警戒線があると推測される。
小雨が降り出し、木々の葉からぽつぽつと滴(しずく)が落ちる。空には雲がかかり、月明かりすらほとんどない。一行は懐中電灯を極力使わず、足音を殺しながら前進を続ける。
2.突然の爆音
30分ほど進んだ頃だろうか。
道なき道を抜け、樹木がまばらになってきたあたりで、突然、遠くから「ドオォォン……!」と重低音の爆発音が響いてきた。地面が軽く揺れ、上空では鳥が飛び立つ羽ばたき音がする。
「な、なんだ!? もうバレたのか?」
春口が息を呑むと、宮木が通信機に声を潜めて話しかける。
「こちら突入組、何かあったのか? 攪乱チームが動いたのかもしれない……。」
通信機の雑音が一瞬続き、やがて別班の声が返ってくる。
「こっちはまだ仕掛けてない! しかし、あっち(神戸県)側が何か実験でも始めたかもしれない……注意しろ!」
「くそ、先に何か動きがあったか。警戒を最大にしろ。」
汐崎が低く言い放つ。 すると藤浪が木の隙間から遠くを見やる。稜線(りょうせん)にわずかながら巨大な建造物らしきシルエットが浮かび、そこに何やら光が瞬いている。
「……あれが、道場塔?」
佐伯がひそやかな声で言う。夜闇の中でも分かる。何かしらの高層建築が山肌を切り開くようにそびえ立っている。上部にはクレーンのような形状が見え、中段あたりでライトが動いているようだ。
「先を急ごう。下手したら、あれが‘警戒態勢’に入った合図かもしれない。」
宮木に率いられ、一行はさらに奥へ進む。自然の森の匂いと雨の冷たさが肌に染み込み、皆の心臓は高鳴っている。
3.師匠、山道に現る
10人ほどの隊列が暗がりを慎重に進む中――誰かが背後の茂みで何か動く気配を感じ取った。
「ん……今、誰かいる……?」
春口が小声で警戒する。みなが身構えると、茂みの奥からしわがれた声が聞こえてきた。
「……おい、待て……俺だ……!」
その声は聞き覚えがある。佐伯と藤浪は一斉に顔を見合わせ、ハッとする。
「先生……!」
茂みから姿を現したのは、脇腹に包帯を巻きながらも意地で立ち続ける男、峯岸光雲その人だった。もちろんスーツ姿ではなく、古びた道着に上着を羽織っている。呼吸は荒く、顔には汗がにじんでいるが、瞳の奥に力が宿っている。
「先生……っ! 大丈夫なんですか!? 病院はどうしたんです……。」
佐伯が走り寄って肩を支えると、峯岸は苦笑しながら、「勝手に抜け出してきた。医者には怒られたが、弟子を見殺しにはできん……」と息を整える。
「まったく無茶を……。」
藤浪や春口も呆れつつ、しかしその姿に安堵の表情を浮かべる。やはり師匠が来てくれたとなると心強い。同時に、怪我の具合も心配だ。
汐崎が口元を歪めて近づく。
「へっ、来たのかよ、じいさん。あんたの体、もたねえんじゃねえか?」
「うるせえ。これでも峯岸光雲だ……お前らだけに危険を背負わせられるか。」
峯岸は一瞬、脇腹を押さえて顔をゆがめるが、すぐに平静を取り戻す。
「だが無理はしない。俺が足手まといになるようなら置いていけ。それでいい。」
その言葉を聞き、佐伯たちは師匠の頑固さを痛感しながらも覚悟を決める。「先生が来てくれた以上、必ず一緒に生還しましょう」とだけ告げて、峯岸を隊列に加える。
宮木も「まさか来てくださるとは……大歓迎ですよ。あなたの武術の腕は聞き及んでいます」と歓迎の意を示す。
こうして峯岸を加えた一行は、再び闇夜の山道を進行する。雨は相変わらず小降りで、時折雷の音も遠くで鳴り始めている。嵐の前触れかもしれない。
【第9章・パートB】
4.神戸県の第一防衛線
更に1キロほど進んだだろうか。山肌が急に開け、大きな土砂を運び出したような開拓地が目の前に広がった。そこには数メートルのフェンスと鉄条網が張り巡らされ、重機やコンクリート壁が見える。
「どうやら第一防衛ラインだな……。道場塔へ入る“開発エリア”の入口か。」
汐崎が金属バットを握り直し、唾を飲む。
「ここで一気に突破するしかない。静かにやればいいが、下手に敵がいれば交戦は避けられない……。」
宮木が目で合図すると、複数のレジスタンスメンバーが隙間や入り口を探すため散開する。通信機を通じて「こちら側は扉が固く閉ざされてる」「こっちは監視カメラがありそう」など報告が飛ぶ。
やがて一人が「向こうに二人の警備員がいる!」と囁く。フェンスの裏手に懐中電灯の光がちらつき、人影が動いているのが分かった。
「よし……ここは俺が行こう。」
藤浪が手を上げる。蹴り技で不意打ちするのが得意なのだ。
「ちょっと待って……俺たちも行く。」
佐伯と春口も隣に並ぶ。峯岸は体を庇いながら一瞬迷うが、「お前らだけで大丈夫か?」と小声で聞く。
「先生は隠れていてください。もし奴らに気付かれたら、すぐ援護を。」
春口がそう伝えると、峯岸は仕方なくうなずく。
三人は身を低くしてフェンスの外周を回る。警備員の二人はヘルメットに簡易防弾ベストのような装備を着けている。腰には銃らしきものが見える。
「今がチャンス……!」
藤浪がサインを送り、素早く足音を殺して突撃する。警備員の真後ろに回り込んだ瞬間、両足で飛びあがり、頭上から踵落としを落とす。
「ぐあっ……!」
一人が悲鳴を上げる前に気絶し、もう一人は驚いて振り返るも――そこに佐伯の右ストレートがクリーンヒットし、あっという間に沈む。
「ふう……まだバレてないな。」
春口が周囲を見回すが、どうやら他に見張りはいないようだ。
宮木らレジスタンスメンバーが一気に駆け寄り、「OK、やるね! フェンスを切り開く器具があるから、少し待って」と電動カッターの準備を始める。モーター音が高く唸りそうだが、小型で消音機能付きの道具らしい。
「このまま行けば、奥に進める……でも、敵がいないとは思えないな。」
汐崎があたりを睨みながらバットを立てる。佐伯はうなずきつつ、「まあ、ここまでは想定内だ。迅速に突破しよう。」と言葉をかける。
峯岸は脇腹を痛そうに押さえ、息を整えている。
「先生……大丈夫ですか?」
春口が声を潜めて尋ねると、峯岸は顔をしかめながら「大丈夫だ……これくらいは気合でどうにか……」と苦笑する。冷や汗がにじむのが痛々しいが、その目の奥にまだ闘志が燃えている。
やがてフェンスに大きな穴が開き、「さあ、急げ!」の合図で全員が一気に中へなだれ込む。コンクリート壁や工事用クレーンが立ち並ぶエリアに足を踏み入れた途端、耳を突くような警報音が鳴り響いた。
キイイイイイイ……!
鋭いサイレンが闇夜に轟き、赤色灯が点滅し始める。
「バレたか……!」
佐伯が構えを取り、周囲を警戒する。すると建設資材の陰から複数の人影が現れ、ライトをこちらに向けて叫ぶ。
「侵入者だ! 撃て、撃てぇ!」
けたたましい声とともに、警備服や私服の神戸県兵が次々と銃を構える。レジスタンスメンバーもそれを見て「隠れろ!」と叫びつつ物陰へ散開し、スタンガンや拳銃を手に応戦しようとする。
「どうする!? 一斉突入は厳しいか?」
宮木が佐伯に視線を送るが、汐崎が先に飛び出した。
「はっ、まとめてやってやる……金属バットで殴り殺してやる!」
「待て、無茶するな!」
藤浪が止める間もなく、汐崎は弾丸をかいくぐるようにダッシュ。鉄パイプの陰にいた警備員をバットの一撃でぶっ飛ばし、さらに反転して別の敵を殴り倒す。圧倒的な腕力だが、銃口を向けられれば危ない。
「やべえ、あんな無茶……! よし、カバーしに行くぞ!」
佐伯と藤浪、春口が慌てて追いかけ、建設資材を盾に動きながら敵を次々と制圧していく。峯岸も脇腹を押さえつつ、近寄る警備員の銃を払って顔面に正拳突きを叩き込む。
「グオッ……!」
気絶する警備員。師匠の一撃はさすがに重いが、脇腹から血が滲むのが気にかかる。
「先生、危ない……!」
春口が背後の敵に気づいて叫ぶと、峯岸は咄嗟に身を翻して肘打ちを放ち、ギリギリで撃たれる前に仕留める。くぐもった声が響き、相手は崩れ落ちる。
レジスタンスメンバーも銃撃を応酬し、ある程度の押し返しに成功。とはいえ“第一防衛線”とは思えないほど手強い抵抗に、みな息が上がり始めていた。
「敵はまだいるのか……!? 急げ、こっちだ、奥へ進むぞ!」
宮木が叫び、一行は警備兵を蹴散らしつつ、更に奥の暗がりへ駆け出す。今度はアスファルト舗装がまだ中途半端な道が続いており、その先には巨大なコンクリ壁がそびえ立っている。
「くそ、ジャングルジムみたいだな……。上に登れそうか?」
藤浪が上部を見上げる。高さは数メートル、鉄筋と足場が組まれている。
「ここを越えれば……塔へのルートがあるはず……!」
佐伯が気合を入れ直す。この先はまさに死地への扉。止まるか進むか――。答えは一つだ。
【第9章・パートC】
5.激闘、AIガントレット部隊
アスファルトの道をさらに進むと、眼前に近未来的なゲートらしき施設が姿を現した。金属製の門が左右に広がり、上部には監視カメラとセンサーと思しき装置。門扉は半開きになっているが、中からは光が漏れている。
「そこが道場塔の地上エントランスか……?」
汐崎が肩で息をしながらバットを構える。周囲には警報音や赤色灯が鳴り響いており、もはやステルス行動は不可能だ。
「急げ、一気に突入……!」
宮木の号令とともに駆け寄ったその瞬間、門の奥から数人の兵士が姿を現した。いや、兵士というより、“AIガントレット”を装備したサイボーグのような隊員だろうか。左腕に金属の義手を装着し、赤いセンサーが光っている。
「……来たな。実験の成果を見せてやろうじゃないか……。」
その中の一人が機械的な声でつぶやく。おそらく主任・吉良が配備した新型のAI連動義手だ。ジャッカルと似たような技術だが、さらに改良されているのだろう。
「こいつら、ただの警備員じゃない……気をつけろ!」
佐伯が構えを取り、峯岸も苦しそうに立ち上がる。血がにじんでいるが拳を収めるつもりはない。
「ふん、面白い。今度は複数のジャッカルみたいな連中かよ……。」
汐崎が唸るや否や、敵が一斉にこちらへ突進。金属製の義手から火花を散らしながら、凄まじいパワーで殴りかかってくる。パンチの軌道が異様に鋭く、空を斬る音が轟く。
「っ……速い!」
藤浪が反射神経でかわすが、その軌道を読んでいたかのように逆腕のガントレットが振り下ろされ、彼の肩にガツンと衝撃が走る。「うあっ……!」と転倒しかけるが、辛うじて後ろ受け身を取って距離を取る。
「こいつら、連携してるのか……!?」
春口が別の一人と組み合い、関節技を狙おうとするも、義手のパワーでそれを引き剥がし、逆に背中を地面へ投げつけられそうになる。「ぐっ……!」必死で体を捻り、足を掛けてバランスを崩させる。
レジスタンスメンバーも銃で応戦するが、義手の盾が弾丸を弾いているのか、なかなか効果がない。
「防弾性能まであるのか……厄介すぎる!」
宮木が叫ぶと、その声に気づいた敵の一人が突撃。咄嗟に汐崎が割り込み、金属バットを振り下ろす。「オラァァ……!」ガチンという衝撃音。金属と金属がぶつかり合い、火花が散る。
「くそ……バットが弾かれる!」
汐崎の筋力でも、ガントレットに阻まれて大きく衝撃を受ける。体勢を崩しかけたところで、佐伯が横からフォローに入り、敵の顔面へ強烈な右アッパーを叩き込む。
「悪いが、突っ込むのはこっちだ……!」
ドゴッ……!
敵の首が仰け反り、そのまま倒れ込む。AIによる自動補正も人間が放つ意表をついた攻撃には対応しきれなかったか。
しかし、まだ複数が残っている。
「はぁ……はぁ……先生、後ろ!」
春口が峯岸の危機を察知し、声を上げる。峯岸は体を反転させながら肘打ちを狙うが、相手の義手の衝撃が脇腹を直撃しそうになる。峯岸はギリギリで後ろに飛びのき、一瞬で間合いを取る。
「くっ……さすがに体がついてこねえ……!」
脇腹が疼(うず)き、痛みで顔が歪む。だが敵は止まらない。再度飛び込んできて、金属の拳を振りかぶる。峯岸は必死に踏み込み、カウンターの正拳突きを伸ばした。
「死ねえっ!」
敵の声とともに義手がうなる。スローモーションのように見える一瞬、峯岸は自らの攻撃を強行し、正拳が相手の顔面にヒットする。しかし義手のパンチも峯岸の肩付近をかすめ、激痛が走る。
「がっ……!」
硬い感触。敵は顔を殴られて後方に倒れ、峯岸も肩を押さえて崩れそうになる。
「先生っ……!」
佐伯がすかさず駆け寄り、彼の体を支える。峯岸はうなり声を上げながら「大丈夫……まだやれる」と呟く。
宮木やレジスタンスメンバーも必死に銃やスタンガンで応戦し、AIガントレット部隊を辛うじて制圧していく。最終的に4~5人いた敵はすべて倒れ込み、動かなくなっていた。
息を切らす一行。身体中に痛みや打撲が走るが、ここで止まるわけにはいかない。
6.ついに道場塔へ
AIガントレット部隊を倒した後、ようやく門の向こうに見える巨大なコンクリート壁の先に、高いタワー状の建物が覗いている。ライトが点滅し、上部にはまだ工事用の足場が組まれているが、その威容ははっきりと確認できる。
「…あれが“道場塔”……!」
春口が息を呑む。まるで近未来の刑務所のような無機質な外観。周囲には建設途中のクレーンや足場が絡み合い、塔の上層部はまだ完成していないのかもしれない。
「気を抜くな。中にはもっと大量の兵士や兵器が待ってるかもしれない……!」
宮木が声を張り上げる。ここで悲鳴を上げたくなるほど、すでに多くの血と汗が流れた。だが戦いはまだ始まったばかりだ。
峯岸は体の痛みに耐えながら塔を睨む。
(こんなものを野放しにすれば、神戸県は本当に無敵になるだろう。弟子たち、絶対に生きて帰るぞ……!)
レジスタンスメンバーは10名程度から既に2名が負傷離脱、残る8名ほどで強行突破を図らなくてはならない。汐崎はバットを叩き直し、息を荒げつつ、ニヤリと笑う。
「これが道場塔か……今度こそ、あの偉そうな連中をぶちのめしてやる……!」
佐伯は峯岸の肩を支えながら「先生、一緒に行きましょう。もう引き返すなら今のうちですよ……!」と確認する。だが峯岸は不敵に微笑む。
「馬鹿言え。ここまで来て引き返せるか……。行くぞ、死ぬつもりはない。必ず勝つんだ!」
藤浪と春口も意を決して頷く。彼らの視線の先、タワーの巨大な入り口が薄い電気照明に照らされている。そこに何かの影が動いているが、まだ遠目には分からない。
おそらく主任・吉良(きら)が仕掛けた次の刺客か、さらなるAI兵器か。夜の闇と嵐の予感の下、ここからが本当の死闘になるだろう。
「……行くぞ!!」
レジスタンス一同は声を合わせ、駆け出す。道場破りの極限を越えた“道場塔破り”が、いま始まろうとしていた。
――第9章、幕。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます