国王から 正月ですね

 テツがいった。「わが国を代表して本項はアラバキ小説家の沼津平成氏に書いてもらうこととする」

 こりどうがこたえた。「まあ理由はめんどくさがり屋だから、やけどね」

 ハルが、いった。「それ——。メタってない……のか、ギリギリ」

「そや、ギリギリ、やけど」こりどうが笑った。

「ちょ……。みんなからかうのやめて」

「まぁ、泣き声になっちゃった……」

「やめてぇや」

「お二方は罪悪感を感じているそうです」

「感じなきゃよかった……のかな?」

「感じた方がええで」

「そうだろうな」

「そうだそうだー!」

「子供みたいな声を出すな!」

「ちぇ、ハルに叱られちゃった」


 会場はどっと笑い声に包まれた。

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テツとこりどうのいつもの掛け合い 沼津平成 @Numadu-StickmanNovel

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